小説「悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。2巻」感想・ネタバレ

陰謀に巻き込まれる貴婦人！？
悪逆を尽くした公爵夫人エレインは、我が子に殺された瞬間、30年前に時間が戻っていた。
20代の貴婦人となったエレインは、過去を悔い改め、人生を再スタートさせる。
魔術学院の院長に功績を見込まれ、特殊魔力を指導する教師となったエレイン。
だが、特殊魔力はあまり認識されてない魔力ゆえに、障害にぶつかることも多々。
教師、研究者、母として忙しい毎日を送るなか、院長から更なる依頼が舞い込んだ。
――聖国の次期聖女の能力を調べてきてほしい。
才能ある教え子を連れ短期留学を装い、聖国に降り立ったエレインの前には更なる苦難が続々と！？
悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。II

前巻からのあらすじ

国家反逆の罪で逃亡した末に追手として来た娘に殺されたエレイン。

次に気が付いたら長男を出産する処だった。そこから次の人生は家族のために生きようと決めたエレインは、領地の村の害獣被害の異変に気が付き調査のために村へ赴き。

堆肥の中で畑を見張っていたら。

ゴブリンが盗難する現場を確認。
そして追跡すると集落を発見する。その集落を攻め滅ぼすも。
盗まれた量とゴブリンの数が合わないので、広範囲に調べてみるとゴブリンの大群がいる事を発見する。
それを裏の仕事をしていた老執事と共にゴブリン相手に無双する。
それをポカーンと見る騎士達。
予知の出来る親友のセリーヌが突然訪問して来てエレインから悪い未来が無くなった言って来た。
そんなセリーヌと再度絆を結び、さらに魔獣と日々戦う騎士達のために盾の魔道具を一般の騎士でも手に入る価格に落とし込むために、魔道具の総元締めの魔塔の塔主と、未来で安価な魔道具を開発する技師を巻き込んで、魔道具開発に勤しむ。

感想

息子ジークが特殊魔法の使い手だっため。
特殊魔法の研究を積極的にしていたエレイン。

そんなエレインの博識を知っていた、特殊魔法研究の同志。
魔塔の塔主はエレイン魔術学園の学園長に推薦し、幼年学校の特殊魔法の生徒を集めたクラスの担任となる。

学院の先生になって長男と一緒に他の特殊魔法を使える子供達も育てて行く。

そんな中で、伯爵家の長男であった少年から、特殊魔法の学生はズルして入学していると怒鳴られてしまう。

そこで、特殊魔法使い達の認識について子供の頃から教えないと思いながら、特殊魔法の子達に魔法を教える。

そして学園教師になって数年経ち。
特殊魔法使いと普通の魔法使いの子供達は普通に混じって学園で授業を受けていた。

そんな時に、学院長から聖都に行って欲しいと言われる。
理由は次期聖女、エレインの姪の能力が浄化では無いのではないかと思われており。
その調査に、特殊魔法の第一人者であるエレインが聖都に派遣される事になる。
だが、それは極秘任務で聖女に知られるわけにもいかないので表向きの理由がいる。

それで聖都の文化芸術学問を学ぶという理由でジーク、イリーナ、ブールドの引率をする事にする。

そして、聖都で特殊魔法の事を講演すると、そこに問題の次期聖者の姪がおり。
彼女自身も自分の能力に疑問を持っていた。

姪の特殊魔法はなかなかに厄介な魔法だったが、親戚のジークが特殊魔法を使えると知ると彼女は学園で学ぶ事を希望する。
さらに。次期聖女を暗殺にしに来た魔族を前の巻に出てきた竜人ジルと共に助け。

まだ発見されていないダンジョンを未来の知識で発見して、一流の冒険者達を率いてダンジョンを踏破してしまう。

そして、まだ産まれてない末娘が使う杖を先取りして終わる。

もうコレで殺されないでって、、

実家の保管庫から盗む方が楽な気がするんですが、、

盗んだ杖で冒険に出ちゃうかもよ？

最後までお読み頂きありがとうございます。

悪役一家の奥方、死に戻りして心を入れ替える。II

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