読んだ本のタイトル
#アルマーク 1 魔法学院入学編
著者:#やまだのぼる 氏
イラスト:#出水ぽすか 氏
あらすじ・内容
戦乱の絶えない北の地で、傭兵の息子として生まれたアルマーク。彼は南から来た老人に魔法の才能を見出されるが、傭兵として成長し、幼くして一人前の戦士となる。しかしアルマークの父は、彼に平和な南の地で魔術師となることを望む。父との約束に従い、アルマークは旅に出る。ノルク魔法学院に入学するために。
Amazonより引用
二年の旅を経てたどり着いた南の学院での暮らしは、北の戦場とはすべてが違っていた。平和な南の国々では魔法が発達し、北の傭兵は蛮族と見なされていた。傭兵の出自を隠さざるを得なかったアルマークは、同級生の少女・ウェンディたちの助けを借りながら、魔術師としての一歩を踏み出す。しかしクラスでは、貴族と平民の間に見えない溝が横たわっていた。アルマークは北の傭兵としての力をもって、クラスメイトたちを、そして学院を変えていく――。
彼は、自分が既に闇を巡る長き戦いの渦に巻き込まれていることをまだ知らなかった……。
感想
北で傭兵をしている父親を持つ人見知りの激しい少年アルマークは、北まで来てしまうフットワークの軽い南の学園長に導かれ。
9歳になったら南へ旅立ち、1年半もの移動に費やして3年生から編入。
学習中心の学年制じゃないんだ。
学園なら1年生からじゃないのがちょっと不思議だけど、、
まぁ、そこはお話ですからね。
でも、2学年間の遅れは授業にも影響が出てしまう。
周りの生徒は魔法を発言して安定させる事が出来るのに、アルマークは魔法の発現すら出来てない。
それを快く思わないクラスメイトは、授業に遅れているアルマークにちょっかいをかけるが、アルマークには暖簾に腕押し。
アルマークはマイペースに授業を受けて行く。
森でハンカチを落とした内気な同級生のリルティと共に彼女の大切なハンカチを探したり。
庭園の迷路で噂になっているボルーク卿の像の辺りで聴こえる不思議な声の話。
それをネルソンとウェンディーと確認しに行くとホントに声が聴こえてくる。
その謎をアルマークは暴くのだが、、
なかなかにホッコリする話。
一緒に授業を受けたことのある1年生が魔獣に攫われてしまう事件が起こる。
男の子と女の子2人で遭遇して、男の子が女の子を逃すため囮になったらしい。
それを知らされたアルマークは1年生を助けるために森の奥地へと突入する。
追い付いて1年生が殺される前に魔獣に追い付いて、剣技で魔獣を叩きのめして1年生を救出。
それに同行していた、魔法が使えないアルマークを馬鹿にしていたトルクは、剣技が凄いアルマークを少し見直す。
ほんの少し。
北の傭兵の息子として育ち。
戦場に立っていたアルマークは、長い旅の果て。
南の学園で魔術師になるために、友達と共に勉強する。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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