小説「ありふれた職業で世界最強 2」感想・ネタバレ

小説「ありふれた職業で世界最強 2」感想・ネタバレ

どんな本?

中二病罹患者の古傷を再発させて粗塩を塗りたくったような作品。
やめて!
私のSAN値はもう0よ!
アニメで見たら羞恥で死ねる。
文書なら何とか、、

「ありふれた職業で世界最強」は、白米良による異世界ファンタジー小説である。本作は、高校生の南雲ハジメがクラスメイトと共に異世界へ召喚される場面から物語が展開する。ハジメは、戦闘に不向きな錬成師という職業に就いたが、迷宮での過酷な試練を経て最強の力を得るまでの成長を描いた作品である。

本作は「小説家になろう」にて連載され、その後書籍化された。また、アニメ化も実現し、現在第3シーズンが放送されている。

読んだ本のタイトル

ありふれた職業で世界最強2
著者:白米良 氏
イラスト:たかやKi  氏

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あらすじ・内容

ライセン大迷宮を攻略し、いま再び最強を超えろ

異世界にクラスごと召喚された南雲ハジメは、オルクス大迷宮の奈落でユエと出会い、地上に生還した。
久しぶりの地上を満喫するハジメとユエだったが、魔物に追われる兎人族の少女シア・ハウリアから助けを求められてしまう。
未来視の能力で、ハジメが一族の危機を救う未来を見たシアは、ライセン大峡谷で彼を探していたのだという。
断ろうとするハジメだったが、その依頼は元の世界に戻る手がかりとなる七大迷宮踏破に繋がっており――!?
「化け物でよかったです。御蔭で貴方について行けます」
WEBで1億PV超を誇る“最強”異世界ファンタジー、待望の第2巻が登場!

ありふれた職業で世界最強 2

感想

南雲ハジメは、オルクス大迷宮の奈落で出会った吸血姫ユエと共に地上に生還し、新たな冒険を始める。
地上の空気を楽しんでいた二人のもとに、魔物に追われた兎人族の少女シア・ハウリアが助けを求めて現れた。
未来視の能力でハジメが一族を救う姿を見たシアは、ハジメに助力を願い出るが、彼は初めは断ろうとした。
しかし、この依頼が元の世界に戻る手がかりである七大迷宮の攻略に繋がることが判明し、ハジメは迷宮踏破の旅に出ることを決意する。

今巻では、新たな仲間シアの登場が物語にコミカルな要素を加え、1巻の暗い展開から一転して軽妙な空気が漂うようになった。
シアのキャラクターは愛嬌たっぷりで、ユエとハジメにからかわれながらも前向きに奮闘する姿が微笑ましかった。

物語のウリであるバトルは、前巻よりも熱量を増し、特にハジメの武器「パイルバンカー」やハウリア族の新兵訓練(ブートキャンプ)で平和的なハウリア族が殺人兵器へと変貌する場面が印象的であった。
一方で、シアが仲間に加わったことで、1巻でのサバイバル色が薄まったが、その分、物語全体に爽快感が漂い読みやすくなった。
また、兎人族の変貌が描かれる場面は笑いを誘い、軽妙なテンポが物語に新たな魅力を加えている。

次巻では、ハジメがかつてのクラスメイトたちと再会する展開が待っていることが予告されており、彼らがハジメの変貌にどう反応するかが注目される。
さらなる冒険と新たな仲間の登場が予想され、今後の展開にも期待が高まる内容であった。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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ありふれた職業で世界最強 6

その他フィクション

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フィクション(novel)あいうえお順

備忘録

第一章  ボーイミーツ……残念ウサギ

洞窟での出来事

• ハジメとユエは洞窟に転移する魔法陣を使って地上へ脱出しようとしたが、再び洞窟に出たことに落胆した。

• ユエは洞窟の構造について秘密の通路があると推測し、二人はそれを探索することにした。

• オルクスの指輪を使い、封印されていた通路を開けて進むと、遂に地上の光を発見した。

ライセン大峡谷の発見と戦闘

• 地上に出た場所は【ライセン大峡谷】の谷底で、ここでは魔法の効果が著しく制限されることが判明した。

• 谷底の魔物に襲われるも、ハジメとユエは互いに協力して迅速に魔物を殲滅した。

シアとの出会い

• ハジメたちは逃げ回るウサミミ族の少女シアと遭遇し、彼女が双頭のティラノに追われている場面に出くわした。

• シアはハジメたちに助けを求めるも、最初は拒まれる。しかし、ティラノの襲撃に対する戦闘の中でシアを守ることとなった。

ハウリア族の物語

• シアはハウリア族というウサミミ族の一部族で、魔力を持つ異質な存在として家族と共に追われていた。

• 彼らはフェアベルゲンの追放を受け、帝国兵からも逃れようと【ライセン大峡谷】に逃げ込んだが、多くの仲間を失っていた。

• シアの固有魔法である「未来視」により、彼女はハジメに出会うことが自分たちの希望だと信じていた。

シアの説得と協力の決定

• ユエの提案を受け、ハジメはシアとハウリア族を樹海への案内役として雇うことを決めた。

• ハジメたちは協力し、ハウリア族を救出しつつライセン大峡谷からの脱出を目指した。

帝国兵との対峙への備え

• シアの未来視によれば、ハジメは帝国兵と敵対する運命にあることが示唆されていた。

• ハジメは自身の目的のため、敵が誰であれ排除する覚悟を示し、彼らと共に進む決意を固めた。

第二章  革新するウサギ達

1. ハジメの戦闘訓練の開始

• ハジメはフェアベルゲンを追放された後、大樹近くに拠点を構え、ウサミミ族に対して戦闘訓練を実施する決断をする。

• 彼は、戦闘技術を身につけることで一族の生存を確保する必要性を説き、徹底した鍛錬を命じた。

2. ウサミミ族の訓練風景と葛藤

• ハジメの指導の下、ウサミミ族は訓練に励むが、戦闘を拒む本能と花や虫への無駄な配慮が見られた。

• ハジメは彼らの甘さに激怒し、彼らの精神を叩き直すため、厳しい罵倒とゴム弾による制裁を行う。

3. シアの覚醒と決意

• シアは訓練の最中、ユエとの模擬戦を通じて自らの実力を証明する。

• 勝利をもって、彼女はハジメの旅への同行を求め、ハジメはその覚悟に対し渋々ながらも同行を許可する。

4. ウサミミ族の変貌とハジメの訓練の影響

• ハウリア族はハジメの訓練により過度な攻撃性を身に付け、以前の温厚な性格から一変した。

• 訓練の成果として、奇襲と連携戦術を活かして熊人族を撃退する力を得た。

5. 熊人族との戦闘と勝利

• ハウリア族は熊人族の襲撃を逆に利用し、圧倒的な力で彼らを撃破する。

• 彼らの変わり果てた姿にシアは困惑し、家族の変貌を憂慮する。

6. ハジメと熊人族との交渉

• ハジメは生き残った熊人族に対し、「貸一つ」という条件で命を助け、今後の取引に備える。

• 熊人族は屈辱を受けつつも撤退し、ハジメの圧倒的な存在に恐れを抱いた。

7. 訓練の影響とハジメの反省

• ハウリア族の過激な変貌に対し、ハジメは自身の指導が行き過ぎたことを認め、シアに謝罪を行う。

• 最後に、彼らは次の目的地に向けて旅立つ準備を整え、物語は新たな展開を迎える。

第三章  ライセン大迷宮

1. ハジメ達の戦いと準備

• ハジメ達は【ライセン大峡谷】で多くの魔物を撃退し、力を誇示していた。

• ユエは魔力を使った高温の炎で敵を炭化させ、シアは戦槌で強力な打撃を与えた。

• ハジメはシュタイフを駆りながら、ドンナーを用いて魔物を的確に狙撃した。

2. 謎の看板とライセン大迷宮への突入

• 谷底でシアが奇妙な看板を発見し、【ライセン大迷宮】の存在が確認された。

• ミレディ・ライセンの手による挑発的なメッセージが看板に刻まれていた。

3. トラップとの対決

• 迷宮内では、数多くの物理トラップや罠に遭遇した。

• シアはミレディの挑発に苛立ちながらも、トラップの回避を成功させた。

• ハジメは義手を用いた「振動破砕」で巨大な岩を粉砕し、ミレディの仕掛けに対抗した。

4. ゴーレム騎士との戦闘

• ハジメ、ユエ、シアは迷宮の奥でゴーレム騎士の軍勢に遭遇した。

• ゴーレム達は破壊されても再生する能力を持ち、ハジメ達の進行を阻んだ。

• ハジメはレールガンを駆使し、ユエは水系魔法で援護し、シアは力強い打撃で敵を撃破した。

5. チームワークの向上

• ユエはシアの死角を補いながら戦闘を支援した。

• シアはハジメとユエの信頼を得たことに喜び、自らの成長を感じ取った。

• ハジメ達はゴーレム達を連携して攻略し、困難な状況に打ち勝った。

6. 今後の展開

• ハジメ達は更なる奥地への進行を決意し、厳しい環境に立ち向かい続けることを誓った。

• ミレディ・ライセンの挑発がもたらす試練に対して、チームの団結を深めながら進んでいく構えを見せた。

第四章  ミレディ・ライセンェ ~

1. 王宮のサロンの状況

• 異世界から召喚された生徒たちは、王宮の一角にあるサロンで過ごしていたである。侍従たちは生徒たちの希望を即座に汲み取る体制を整え、専用の部屋も用意されていたが、孤独感からサロンに集まる日々を送っていた。

• 生徒たちは「オルクス大迷宮」での経験により、戦場の厳しさを実感し、心が折れて戦いを拒むようになった。死の恐怖から、王都の外に出ることすらできなくなったである。

2. 畑山愛子の帰還と生徒たちの心の変化

• 生徒たちが戦いを拒む一方で、召喚組唯一の大人である畑山愛子が食料問題の解決から帰還した。彼女は生徒たちの状況を目の当たりにし、毅然とした態度で上層部からの戦線復帰の圧力を止めたである。

• これにより、生徒たちは戦いに出る必要がなくなり、王宮での生活を続けることが可能となった。

3. 勇者パーティーとの対比と劣等感

• 勇者パーティーの天之河たちが未踏区域を攻略する様子を知り、生徒たちはその勇気に羨望を抱きながらも、自分たちの無力さを感じていた。

• 玉井淳史をはじめとする生徒たちは、自らの恐怖と劣等感を克服できないことに苦悩し、虚しい会話に逃げ込んでいた。

4. 園部優花の決意と再起

• 優花は心の底に抱えていた恐怖と葛藤を乗り越え、愛子の次の遠征に同行することを決意したである。友人の奈々と妙子もまた、優花に同調し、共に旅立つことを決めた。

• 一時は心折れた生徒たちも、優花の決断に触発され、自らの再起を目指して行動を開始した。

5. 遠征の旅路と仲間の連帯

• 出発前、玉井淳史や他の男子生徒も遠征に参加することを決め、愛子と共に旅立つ準備を整えた。神殿騎士たちとの小さな衝突を経ながら、一行は食料問題の解決を目指して出発したである。

• 道中、愛子を巡る騎士たちとの火花が散り、護衛対象である愛子の胃に負担をかける様子が描かれた。

6. 大迷宮での挑戦と試練

• ハジメたちは「ライセン大迷宮」の攻略中、多くのトラップと戦い、精神的に追い詰められていたが、少しずつ前進していた。

• 巨大なゴーレムとの戦闘では、ハジメたちが力を合わせ、協力しながら戦闘を続けたが、相手の強大さに苦戦したである。

7. ハジメたちの戦術とゴーレム攻略の進展

• ハジメはレールガンやロケットランチャーなどの武器を駆使し、ゴーレムたちを圧倒したが、敵の再構築能力に手を焼いた。

• ミレディ・ゴーレムとの対話を通じて、神代魔法の秘密や彼女の目的が示唆されたが、詳細は最後まで明かされなかった。

8. クライマックスとミレディとの最終戦

• ハジメたちはミレディ・ゴーレムの心臓を狙い、巧妙な連携を見せながら戦闘を続けたである。しかし、敵の防御力に阻まれ、決定打を与えられなかった。

• 最終的に、ハジメは仲間との協力を通じて戦い抜く意志を確認し、再挑戦への決意を新たにした。

エピローグ

1. 勇者への誘い

• 謎の人物は人生の岐路に立ち、内心の葛藤に苦しんでいた。

• 異世界召喚により特別な力を得たにもかかわらず、自分の役割に納得できず、強力な魔物を従えて地位を証明しようとしていた。

• ある男が現れ、「君こそ特別だ」と言い、謎の人物を勧誘した。

• 謎の人物は誘惑に負け、過去を捨て去る覚悟を決め、勧誘に応じて「我等の勇者」として迎え入れられることを選んだ。

番外編  化け物ですが、なにか文句でも?

2. シアの悲しみと母との会話

• シアという幼い莵人族の少女が、霧の深い森を泣きながら走り続けていた。

• 自分が魔物か化け物なのかという疑問に悩むシアは、母親のモナに不安を打ち明けた。

• モナは、「人と違うことは素晴らしいことだ」と優しく諭し、シアを励ました。

• モナはシアの特異な能力を守るため、集落の外への無断外出に注意する一方で、未来に対する希望を語った。

3. モナの願いと予言

• モナは、自分が英雄になりたかったという夢をシアに伝え、シアがその夢を叶える存在になると信じた。

• シアの未来に素晴らしい出会いが待っていると予言し、仲間や運命の人と出会うことを確信した。

4. 過去と現在の交錯

• シアは宿屋で目を覚まし、ハジメと会話を交わした。

• ハジメはシアの母について尋ね、彼女の過去を理解しようとした。

• シアは母との思い出を語り、母が亡くなったことを静かに伝えた。

• ハジメはシアを気遣いつつ、彼女との心の距離を縮めた。

5. シアの成長と決意

• シアはユエとハジメに「化け物で良かった」と笑顔で宣言した。

• ユエとハジメはその言葉に共感し、彼女を受け入れる姿勢を示した。

• シアは母の言葉を胸に抱きながら、未来の自分に期待し、仲間たちと共に歩む決意を固めた。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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