どんな本?
ゲームのラスボスを倒したら。
別の世界の邪神だったらしく滅ぶなら道連れだと自爆されてしまった。
そのせいで日本中の全ての電源が落ちて大停電が起きてしまう。
そのせいで様々な事情で田舎でスローライフをしていた大迫聡は死亡してしまった。
でも彼が気が付いたら森の中にいた。
そして、操作パネルのようなステータスが見えるので調べていたら、異世界の神からメールが来ていた。
そこには何が起こったのか簡単に説明されており。
オッサンは異世界の神に怨みを抱えながら平穏を求めて街を目指して歩き出す。
読んだ本のタイトル
#アラフォー賢者の異世界生活日記 18
著者:#寿安清 氏
イラスト:#ジョンディー 氏
あらすじ・内容
四神粛清、世界は新時代へ!
四神の二柱であるアクイラータとフレイレスの前に突如現れた邪神ちゃんことアルフィア・メーガス。邪神戦争時を凌駕する能力を身に付けた彼女は、いとも簡単に二柱を倒し、管理権限を回収する。そして完全体となったアルフィアは、世界の再生を図るべく次の行動に入るのだった。
アラフォー賢者の異世界生活日記 18
一方、ルーダ・イルルゥ平原での用事を済ませたゼロスとアドは、ケモ・ブロスと別れ帰途につくのだが、その際に巨大な地震に遭遇する。この世界では地震はとても珍しく、嫌な予感がした二人は急いでサントールの街を目指すが……。
勇者召喚により大量の魔力が失われ魔力枯渇に陥っていた世界を再生するため、魔力循環を行うアルフィア。そのため世界各地で地殻変動が発生し、同時に新たな秩序や法則がもたらされるのだった。新時代へと突入するこの世界で、はたしてゼロスはどう立ち回るのか!?
前巻からのあらすじ
オッサンとアドが獣人族達の武器を直すために転生者仲間のブロスくんの下に行く。
その時にオッサンはアドと造った大砲装備のトラックで訪問。(見せびらかすために)
相手側の聖法神国が嫌がらせに放逐した、餓死寸前の奴隷獣人にオッサンが調理中の芋粥に秘薬を入れるとガリガリで瀕死だった奴隷獣人達がマッチョマンなグラップラーに変貌。
その秘薬とは、、
白の殲滅者のカノン作の栄養剤。
その名もマキシマム・オーバードライブEX!
どんなに痩せた身体も飲んだ瞬間肉体美!
欠点は、、
・曲がれない
・止まれない
・制御できない
実際に城壁を素手で登り、防備をしていた傭兵達を今迄の怨みを込めてブン殴り。
弓矢にハミネズミにされてもチョット刺さって痛い程度に済ませてしまうくらいの無双状態。
ただ、やっぱり彼等に重大な欠点があった。
他人の話を全く聞かない。
ブロスくんの指示を拡大解釈して突っ走ってしまう。
それについてオッサンに、クレームを言うブロスくんだったが、、
オッサンはヘラヘラとして取り合わない。
それに号泣するブロスくんが何気に、、
そして同時刻。
聖法神国の首都では、聖法神国に召喚されて殺された勇者達の魂の塊”ジャバウォック”が暴れていた。
そして、怨みを晴らすために首都を蹂躙。
でも聖法神国は四神のお気に入りの国。
滅亡は許容出来ないと邪神ちゃんに封印されていないニ神が降臨する。
そして、ジャバウォックを殲滅してしまうが、、
それをさらに高みの見物をしている者がいた。
邪神ちゃん降臨。
感想
ケモナーのブロス君への援軍から家に帰るオッサン達だったが。
世界は邪神ちゃんことアルフィア復活におののく元妖精の4神達と彼女達を信仰して好き勝手やっていたメーティス神王国の国民達を中心に変わって行った。
多くの信者の目の前で女神達から管理権限を奪った邪神ちゃん。
それを目撃した者達は後に”四邪神の断罪”と呼ぶようになる。
反対に感涙する世界のシステム維持に忙殺されてる女神達。
そして魂となって輪廻の輪に帰れなかった勇者達の魂も浄化されて行くが、怨念が凄くてなかなか浄化出来ない状態。
それに苦労している邪神ちゃん達。
でも、世界は変わっていく。
世界樹が生成した魔力の奔流が世界中に流れ。
その余波で地震が頻発。
耐震構造なんて全くない一般の家屋の多くが倒壊して各国は大混乱に陥って行く。
そんな世界が混乱している中。
ソラステア公爵家は災害対応に奔走されていた。
デルサシス公爵は転生者のイリスの海外ドラマの知識からトリアージを採用し。
トリアージ(triage)とは、重傷度や治療緊急度に応じた「傷病者の振り分け」を意味します。 災害時においては医療スタッフや医薬品などの医療資源が限られるため、より効果的に傷病者の治療を行うために、治療や搬送の優先順位を決定するものです。
地震の後に都市部で怖いのは火事だと災害国日本出身のイリスが言い。
大きくなりそうな火事をイリスは水魔法のアイテムを使用して鎮火して行く。
そして倒壊した建物の再建は素敵なダンシングをしながら作業をするハンバ土木工業のドワーフ達が大活躍する。
救助でもその辺の騎士や兵士より迅速に行っており判断も早かった。
ただ新人の目はオーバーワークで完全に死んでいるが、、
ちなみにオッサンが彼等に見付かったら拉致されて働かされる事は必定!
公爵領に戻ったオッサンは、彼等の影に怯えることになる。
そんな混乱の中で、絶叫教会の孤児達は美術的な天井を地震を理由に破壊してしまう。
そんな中で、天井にあった箱の中に宝石があるが、、
盗品かもしれないと思い、箱が開いて散らばった宝石を全て拾い収納してからボンドで蓋を固定して、他にも指輪などが落ちていたので全てを回収。
封印した宝石は肉好きなカイがサラッと呪い付きだと言う始末。
呪いの宝石って、次の話の布石だよな、、、
学園では建物には問題は無かったが、中身では問題が多発してしまった。
薬品の入った瓶が地震により落下して割れてしまい以前オッサンが作った性転換薬が蔓延。
そのせいで、学園は阿鼻叫喚となる、、
メーティス神王国はドラゴンの襲撃で首都が壊滅。
その首都で信仰していた神を世界の神に否定され。
行政中枢と信仰が崩壊。
そこに地震が襲って来たので完全に国として終わってしまい、他の国は自国の復興で手一杯のため援助も無い状態。
そんな中で、4女神の使徒として召喚された勇者達も仲間割れを行い中原騒乱と呼ばれる発端となる内戦状態へと移行して行く。
そんな世界情勢なのに、オッサンはルーセリスとジャーニ相手に恋愛症候群を発症させて暴走。
後日、3人とも気まずい状態へとなり、孤児達が”もう、いい加減にくっついちまえよ!”と陰で言われる。
そして、一仕事終えた邪神ちゃんはオッサンの元で現状の報告する。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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アラフォー賢者の異世界生活日記シリーズ
その他フィクション
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