どんな本?
『アラフォー賢者の異世界生活日記』は、寿安清 氏によって書かれた日本のライトノベルです。この物語は、40代の男性がオンラインゲームでトッププレイヤーとして活躍していたが、ログイン中の事故により死亡し、異世界にゼロス・マーリンという魔導士として転生するという内容です。転生後、彼は盗賊に襲われている老人を助け、その能力を認められて、魔法が使えない孫娘のセレスティーナ・ヴァン・ソリステアの家庭教師として雇われます。
この作品は、2016年2月から小説家になろうで連載され、その後書籍版がMFブックス(KADOKAWA)から出版されています。また、ComicWalker(KADOKAWA)で888によるコミカライズ版も連載されています。
ガンガンONLINEでは、『アラフォー賢者の異世界生活日記~気ままな異世界教師ライフ~』というタイトルでコミカライズ版が公開されており、人気の異世界転生ファンタジーとして紹介されています。
読んだ本のタイトル
アラフォー賢者の異世界生活日記19巻
著者:寿安清 氏
イラスト:ジョンディー 氏
あらすじ・内容
神の誕生にダンジョンの活性化!? だから異世界生活はやめられない!
アラフォー賢者の異世界生活日記 19
四神教の総本山であるマハ・ルタートが崩壊したため、今後の方針を議論していたメルラーサを始めとするサントールの街の派遣司祭達。そこに突如、アルフィア――神が顕現し、『各地に迷宮が出現するから、種を守るために働け』と神託を伝える。さらに神は、聖約の証に神具を与えると言い残し、まるで幻であったかのように姿を消すのだった。
一方、ゼロス宅に戻ったアルフィアは、早速メルラーサ達との聖約に使うための神具をゼロスに作るよう命じるが、【殲滅者】であり【怪しい行商人】でもあるおっさんが自重できるはずもなく……!?
世界が大きく変革していくなかで、ゼロスはアドを巻き込んだダンジョン探索に出発! 相変わらずマイペースなアラフォーおっさんの異世界ライフ、待望の19巻刊行!!まー
や
感想
四神を僭称する精霊達を封印して世界の管理権限を掌握したアルフィアこと邪神ちゃん。
勇者召喚を乱発して、大量の魔力を消費して魔力枯渇を起こし、世界が崩壊に向かっていたのを歯止め。
魔力を世界各地へ循環させたら地震が頻発。
さらにダンジョンも活性化して構造変化を始めた。
そんな世界が混乱してる時、邪神ちゃんを復活させたオッさんは、、、
ソースを完成させて、お好み焼きを食べようと暴走していた。
ルーセリスのために四神ではない司祭服のデザインを片手間にこなして、、
オッさん、転生者イリスの目はソースにロックオンしていた。
世界は大変なのに平和だなコイツら、、
オッさんの周辺では米の成長が早い程度くらいしか認識はなかった。
それも、コッコ達が対応してくれるのでオッさんの認識は軽かった。
そして、四神封印で「四神教」の教義が完全に崩れ。
元勇者の暴走で半壊していたが、地震で完全崩壊したメーティス聖法神国の首都マハ・ルタート。
その影響で地方の領主達が野心を持ちメーティス聖法神国は散り散りに分裂して群雄割拠して来た。
川村、佐々木など勇者達は、発禁図書を作成した連中と多くの難民を連れて隣国のソリステア魔法王国を目指して移動中。
それ以外では、勇者の子孫で騎士団長だったアーレン・セクマは弱小のモルケー公爵の配下となり武力で領土拡大し。
さらに同じく騎士団長だったフューリー・レ・レバルト伯爵も対話を主体に領土拡大をして行く。
この2人が主体となって群雄割拠している元メーティス聖法神国を再編するが、、
その戦火を逃れ勇者達を筆頭に難民となり隣国へ避難する者もいた。
その難民が多く流れる場所は、隣国のソリステア公爵家の領土だった。
その難民を理由に”自国民を取り戻す”と言ってアーレン、フューリーのどちらかが攻めて来てもおかしく無い。
侵攻されても跳ね返せるようにデルサシス公爵はオッさんから提供された魔導銃の配備を急ぎ。
さらにオッさんがケモブロスくんに見せつけに行った、車両搭載の大砲にも興味を持つが、、
オッさんを刺激しないように気をつけて技術を提供してもらおうと父親のクレストン元公爵と話をする。
さらにオッさんの魔導銃、勇者達が生産した火縄銃で戦争のやり方が変わってしまったと嘆くクレストン元公爵。
それでも変わっていくしか無いと、新技術を積極的に取り入れて行くデルサシス公爵となかなかに時代を見るのに機敏な2人の有能さが際立つ。
その2人の話の中心になったオッさんは、アドの生活を安定させるために変動中で、調査に入った傭兵が1人も帰還しないので立ち入り禁止となったダンジョンへと不法侵入。
ダークファンタジーでクリーチャーな人族を蹂躙しながら、薬草などの素材採取に勤しむ。
そのダンジョンは、邪神ちゃん復権によるエネルギーの充実のせいか、ダンジョンのモンスターの生態が変動しており。
食物連鎖が発生しており、調査に入った傭兵達はモンスターの餌となっているだろうとかなりエゲツない状況になっていた。
そんなダンジョンのモンスターを相手に、オッさんとアドは下らない話をしながら駆逐し。
さらに傭兵ギルドに匿名で報告するため。
焚き火を囲みながらオッさんが報告書。
アドがイラストを描いていた。
一方、セレスティーナ達が居る学園では革新的な魔導を習得した生徒達(ツヴェイト、クロイサス等)に教師が教えを乞うという何のための学園か分からなくなってしまう状況になってしまった。
そのせいで、以前は劣等生として差別されていたが、今は教える側になったセレスティーナは、ストレスを溜めて夜遅くまで執筆活動に勤しんでしまう。
前は腐のエネルギー溢れる話を書いていたセレスティーナだったが、悪役令嬢モノを執筆しており普通に面白い。
だが、それを読むセレスティーナ付きのミスカが腐った成分が足りないとクレームを付けているのが、、、
このメイド、マジで害悪じゃ無いか?w
最後までお読み頂きありがとうございます。
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アラフォー賢者の異世界生活日記シリーズ
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