中世ヨーロッパ風の世界が舞台。
異世界なのでファンタジー要素もある。
少女が主人公なので敬遠してたが、読書メーターで面白いとのコメントが多かったので読んでみた。
たしかに面白い。
あと、アニメ化もしている。
話的には5話から10話くらいかな?
読んだ本のタイトル
#本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘II」
著者: #香月美夜 氏 イラスト: #椎名優 氏
あらすじ・内容
見知らぬ世界で、貧しい家の幼い少女マインに生まれ変わってから一年。彼女は本が大好きにも関わらず、手に入れるどころか、読書さえ難しい中、本作りに追われる毎日だった。何とか文字を書き残すべく奮闘するも失敗続きで前途は多難。おまけに「身食い」に侵されて寝込んでばかり。持ち前の頑張りで、お金を稼ぎつつ、近所に暮らす少年・ルッツの助けもあって、ようやく本格的な「紙作り」が始まるが……さて、一体どうなるやら?
感想
父親の同僚オットーの義理の兄、新進気鋭の商人べノンがスポンサーとして協力してくれることによって本格的に植物紙作りが本格的に動き出した。
そのスポンサーのおかけで、作業小屋と道具、材料を手に入れる事が出来た。
前巻、あれだけ入手に苦労してた材料と道具が容易に手に入るようになる。
そう思ったら既得権益の層からの横槍が入ったがべノンが守ってくれる。
子供だけでやっていた時よりより世の中への影響力が強くなった弊害かもしれない。
さらに、トゥーリのために作った髪飾りで利益を上げて、それがまた街中の子供たちの憧れになり冬の間の内職のネタにもなる。
そんな中、ルッツにはマインが日本の女子大生・麗乃の人格と入れ替わっている事がばれたけど仲直りして、二人の関係はより強固になった。
そしてマインの虚弱体質の原因も分かってきた。
トゥーリのために作った髪飾りを欲した既得権益側の商人ギルドマスターの孫娘のフリーダがマインを気に入り、アイデアの源泉であるマインを強引に自身の陣営に引き入れようとアプローチをかけてくる。
さらに、マインの体質についても教えてくれる。
それはフリーダも同じで、体内に宿る魔力が暴走する事による「身食い」という病気だと判明する。
身食いは貴族の持ってる魔道具が必要であり、魔道具を多額のお金で買うか、魔道具を持っている貴族に隷属するしかないらしい。
ギルドマスターの孫娘であるフリーダですら後者になる。
それでも穏やかな貴族の処に行くらしい。
1巻と比べるとやれることが増えてるが、、
マインは疲労したり、興奮したりするとぶっ倒れる。
でも、何かに夢中であれば、体の内側を蝕む魔力は大人しくなるが、成長と共に魔力も大きくなって来る。
それは寿命が縮んでいるのと同意義、、
どうなるマイン!?
同シリーズ
本好きの下剋上 シリーズ
兵士の娘
神殿の巫女見習い
領主の養女
貴族院の自称図書委
女神の化身
ハンネローレの貴族院五年生
その他フィクション
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