中世ヨーロッパ風の世界が舞台。
異世界なのでファンタジー要素もある。
神殿と下町の常識の違いに何とか折り合いを付けて、神官長を困らせながらも、、
いや、強制的にお手伝いさせられてるからギブアンドテイクが出来てるな。
年齢一桁の少女を事務仕事をさせる神官長、、
何気に鬼畜。
それに疑問をほとんど持たずにお手伝いをするマイン。
このコンビが何気に面白いw
あと、アニメ化もしている。
話的には20話から27話くらいかな?
読んだ本のタイトル
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部「神殿の巫女見習いⅡ」
著者: #香月美夜 氏 イラスト: #椎名優 氏
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あらすじ・内容
青色巫女見習いとして、忙しい毎日を送るマインに朗報が届く。母親が妊娠したのだ。生まれてくる赤ん坊への贈り物として、絵本作りを開始する。一方、神殿内では慣れないことばかりで、自由に動けない。巫女としての教養を身につけさせられたり、新しい側仕えの管理に追われたり……。孤児院長としての仕事も山積みだ。相変わらずの虚弱な体も何のその、本への愛情を武器に全力疾走を続けるマインが、念願の一冊を手にする時、貴族世界への扉が開き、物語は急展開へ突入してゆく!
感想
アニメ版の最初のシーンはこの巻のエピローグだったか。
マインの過去がフェルディナンドにバレる。
それはもう赤裸々に。
というか、マイン自身が隠す気が皆無で、むしろ過去を振り返る事が出来て喜ぶ始末。
でも、過去の家族が出て来てマインの心がグチャグチャになる。
それをケアする、家族関係が壊滅的なフェルディナンド。
そして、彼がマインの貴族界での最大の理解者となる。
マインが後々に2年間も昏睡する原因になる、選民意識の塊のような騎士シキコーザもこの巻で登場する。
元青色神官のシキコーザは、神殿長の派閥に属しており神殿長からマインの事を聞いていた。
トロンベ討伐戦でマインの護衛をダームエルと受けるが、神殿長から色々と聞かされており反抗的な平民であるマインを制裁する気満々。
脅しにシュタープを剣に変えてマインに危害を加えた。
その傷から流れた血がトロンベに付着して、トロンベが再発生する。
やっと倒したトロンベ。
護衛対象に怪我を負わせて、トロンベを再発生させた。
しかも、最初は青色神官が灰色巫女に対する態度で任務失敗の責任も感じていない状態。
それにブチギレな神官長。
そしてシキコーザは命令違反で処刑される、、
コレが最後まで後を引くんだよな、、
本の方は、子供向けの絵本の完成する。
先行量産の絵本。
そのイラストを描く男性恐怖症の灰色巫女のヴィルマ。
紙を生産するルッツとギル。
みんなの協力があって初めて出来た紙の本。
紙の生産に孤児院の孤児が労働力になったのが凄くデカい。
その中心がギルというのも、、
あれだけ人の言う事を聞かなかったギルが、、
何とも感慨深い。
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同シリーズ
本好きの下剋上 シリーズ
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神殿の巫女見習い
領主の養女
貴族院の自称図書委
女神の化身
その他フィクション
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