中世ヨーロッパ風の世界が舞台。
異世界なのでファンタジー要素もある。
貴族社会の常識が凄い。
権力者の立場から見た風景は完全に違う。
賄賂はOK!
孤児売買もOK!
でも、領主所有の建物への攻撃は極刑。
日本の政治家の常識と違う。
それに迷うローゼマイン。
そこは中世ヨーロッパの常識なのかもしれない。
読んだ本のタイトル
#本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第三部「領主の養女Ⅱ」
著者:香月美夜 氏
イラスト:椎名優 氏
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あらすじ・内容
領主の養女となり、神殿長に就任したローゼマインは、慣れない権力者としての立場に翻弄されていた。
収穫祭へ向けた準備、新しい孤児たちの面倒、近隣の町からの不満等、立場を手にしたことで課題が増えていく。おまけに、神官長フェルディナンドは常に厳しい。それでも、ローゼマインは諦めない! 下町の家族や仲間との再会に励まされ、図書室での束の間の読書で元気満タン!
そして、年に一度訪れる「シュツェーリアの夜」に、薬の素材採取へ向かうが……。
過去最大のアクションが待ち受けるビブリア・ファンタジー! 神殿長はつらいよ!?
書き下ろし番外編2本+椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!
感想
ハッセの小神殿の建築で平民と貴族との常識の違いがハッキリと出てくる。
不思議な粉をパラパラして、魔力をバーーンしたら神殿がシュッと建つ。
意味がわからない。
どうして?
どうしてそれで建物が建つの??
これだからファンタジーは、、
その新しい小神殿を建てた町のハッセ。
その町長が前神殿長と繋がりがあったらしく、神殿長に賄賂などを送っていたようで孤児も貴族に売ってたようだった。
そして、売られそうになってた見た目が綺麗な孤児とその兄弟4人引き取ったと思ってたら、孤児は町の資産という扱いで売るのも冬籠りに使う資金の足しにする扱いだったらしい。
それを権力を振りかざして強奪した形になってしまったローゼマイン。
それを武力で取り戻そうと小神殿を襲ってしまった町長一派達が居たから問題がややこしくなった。
本来なら、領主が所有してる小神殿を襲った段階でハッセは、叛逆罪で大魔法で焼き払われて滅ぼされてもおかしく無かった。
そんな状態のハッセをフェルディナンドがローゼマインの領地管理の課題に利用する。
かなり綺麗な笑顔でローゼマインに説明するフェルディナンド。
貴族の母親のエルヴィーラなら大喜びしそうw
でも、ローゼマインにはストレスフルな笑顔だった。
それによってただでさえ虚弱だったのに余計に。。
そして、ハッセの住民をフェルディナンドから守ると考えを変えたらやる気が、、、
何かこの子、単純。。
でも、それが良い。
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同シリーズ
本好きの下剋上 シリーズ
兵士の娘
神殿の巫女見習い
領主の養女
貴族院の自称図書委
女神の化身
ハンネローレの貴族院五年生
その他フィクション
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