読んだ本のタイトル
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員Ⅵ」
著者:香月美夜 氏
イラスト:椎名優 氏
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これまでのあらすじ
注意:前の巻のをお読みの方は感想からお読み下さい。
中世ヨーロッパ風の世界が舞台。
異世界なのでファンタジー要素もある。
日本で本の虫だった女子大生が、地震で本の下敷きになって死亡。
次に目覚めたらファンタジー世界の門番兵の娘として目覚める。
貧しく、衛生面も最悪。
身体は魔力が大きいせいで貧弱。
さらに彼女の必須アイテム本が高価で手が出ない。
なら創れば良いじゃないかと、、
そんな彼女は幼馴染のルッツと共に紙作りを始める。
でも子供2人ではほとんど何もできない。
そこで、マインが開発した髪を綺麗にするリンシャン。
姉のトゥーリーの為に作った髪飾りの製法を父親の部下のツテから紹介されたべノン商会に売り、それを資金に紙作りの支援を受けて紙の量産体制に入ろうととしたら。
マインの魔力が身体を蝕み瀕死になってしまう。
生き残るためには貴族に隷属するしかない。
それを良しとせず大好きな家族と過ごす事を優先する決意したが、、
初めて神殿に行き、図書館を見付けた瞬間決意を覆して神殿の巫女見習になる事を決意。
でも平民である事がアダとなり、孤児と変わらない灰色巫女見習になる処だったが余りにも高圧的に言う貴族の神殿長にブチギレ、魔力で威圧して昏倒させ灰色巫女見習案は却下。
交代で出て来た神官長と交渉の末、貴族と同じ青色巫女見習として、通いで神殿に入る事が決まる。
第二部「神殿の巫女見習いI 神殿の巫女見習いⅡ 神殿の巫女見習いⅢ 神殿の巫女見習いⅣ」
神官長直属の神殿の青色巫女見習として神殿に通う事になったが、下町との常識が違い過ぎた。
神官長、神殿長から付けられた側仕えとの常識の擦り合わせに苦労する。
さらに神殿に着替える部屋が無いので欲しいと神官長に言ったら、孤児院の院長室を与えられたのだが、、
その孤児院の過酷な飢餓状況を知り、孤児たちに食べ物を自己の力で獲得する事を教え、さらに自身でお金を稼ぐ方法、紙作りを教える。
何気に孤児院の孤児達を本作りに巻き込み、絵を描くのが上手い灰色巫女を側仕えに追加して、遂に絵本を完成させる。
順風満帆と思ったのは束の間、神官長と共に騎士団の要請で赴いたトロンベ討伐の際に、貴族の目の前で貴族達を遥かに超える魔力を持ってる事を知られてしまい、拉致られそうになる。
それを恐れて神殿に籠っていたが、他領の貴族が神殿にまで押し入って来た。
その貴族を手引きしたのは、マインに威圧されて気絶させられた事を恨んでいる神殿長だった。
何とか撃退したのだが、、
平民が貴族を攻撃したと言われて問答無用で拘束されそうになったのだが、、
以前お忍びで来た領主に渡された、養女になる契約の印に印を付けた事によりマインは貴族になっていた。
その結果、実は領主の一族だった神殿長は公文書偽装で極刑。
マインはローゼマインとなり下町の家族と別れて領主の養女となり空席の神殿長に就任する。
第三部「領主の養女I 領主の養女Ⅱ 領主の養女Ⅲ 領主の養女Ⅳ 領主の養女Ⅴ」
貴族令嬢ローゼマインとなったが、いきなり領主の養女にはなれなかった。
上級貴族のカルステッドの第三夫人(故人)の娘という事にして、神殿で密かに育てられていた事にした。
そんな経歴を携えてローゼマインは領主の養女になった。
でも、貴族の世間は神殿とも下町とも違っており特に貴族のご婦人方と上手くやって行けるかは不安材料だったが、、
神官長フェルディナンドをダシにして、お茶会を開催してフェルディナンドの演奏リサイタルを開催。
さらに、フェルディナンドの肖像画を印刷してパンフレットを作成。
結果、貴族のご婦人方の心をガッチリ掴んで貴族社会で確固たる地盤を得る。
そして、貴族として初めての冬。
冬籠りの部屋で一緒になった子供達にマイン工房作の絵本とカルタを与えて無自覚に勉強をさせる。
それは歳上の学院生達よりも神の名前限定だが詳しくさせた、、
さらに、紙でハリセン製造、水汲みポンプ作成、アンゲリカの説教剣(cvフェルディナンド)を作成して領地への貢献も増大して行く。
そんな中、元領主候補で跡目争いの火種になるとして隣の領地に嫁いでいたゲオルギーネが、政変を利用してのし上がり暗躍し始める。
その一手が領地の発展に寄与してるローゼマイン暗殺。
暗殺は未遂に終わったが、ローゼマインは毒を盛られて、たまたま作っていた治療薬を使って治療したが2年間意識不明となってしまう。
そして目覚めたら、、
学院に行く年齢になっていた!
第四部「貴族院の自称図書委員I 貴族院の自称図書委員Ⅱ 貴族院の自称図書委員Ⅲ貴族院の自称図書委員Ⅳ 貴族院の自称図書委員Ⅴ 貴族院の自称図書委員Ⅵ 貴族院の自称図書委員Ⅶ 貴族院の自称図書委員Ⅷ 貴族院の自称図書委員Ⅸ」
学院への入学式、、
見た目が学院に入る前の子供にしか見えないローゼマインは悪目立ちした。
さらに初日で全試験合格と言う快挙を挙げ、その成果でローゼマインの図書館への情熱が暴走して、ウサギ型魔法具が再起動。
その所有権を巡って第一位の領地と模擬戦で争う事になるが罠に嵌めて撃退・・
さらに次期王位を絡めた恋愛話もあり。
ローゼマインは首を突っ込んで王位継承権問題に巻き込まれるが。。。
本人はホクホク顔w
魔道具問題で争った他領の領主候補のハンネローレを本好き友達とロックオン!
でも、年齢が大きくなった事で、ルッツたち下町の連中とは素の状態で会えなくなってしまった。
それに動揺するローゼマイン、彼女からしたら3年と思ってたのが1年で終わってしまった心境だった。
それはルッツ達も同じだった。。
でも、他の家族との温度差に悩むルッツ。
それに同調したのはギルだった。
貴族院1年生終了。
領主会議で注目が集り順位も13位→10位になる。
これから発展する下町に下水道を整備する大型魔術エントヴィッケルンの発動。
歌って踊って大恋愛をした王子の後釜に学園に入ってきた王子は8歳。
そんな彼に学院を任せないといけないほど、人材不足な王族。
そんな彼はローゼマインをシャルロッテと間違えて無邪気に近付いてしまう。
感想
2学年。
図書委員にヒルデブラント王子を巻き込んだ!
それまで閑職だった図書館に王族の後ろ盾を得たようなもの!
そんな図書館での本好き同士のお茶会で、中央の図書館を覗けるかもと王子の側近から聞かされて喜びすぎて王族と領主候補の目の前で失神。
主催してた貴族令嬢が突然の失神。
それを目の前でやられた王子の衝撃はトラウ級ww
そして目覚めたらケロッとしてるのがローゼマインクオリティー。
そんな大注目な中で、採取場を荒らすマターニスベファレン討伐で判るローゼマインの異常さ。
その時に活躍しなかった水鉄砲だったが、、
他の神具の方が注目されてしまう。
普通の貴族は神具を顕現出来ないのにサラッとやってしまう。。
ローゼマイン安定のやらかし具合ww
エピローグでそれぞれの報告書で報告者の個性的な文書とそれを読む保護者3名が頭を抱えるシーンに爆笑。
その結果、2年連続の緊急強制送還ww
3年生の時も同じなんだろうか?w
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同シリーズ
本好きの下剋上 シリーズ
兵士の娘
神殿の巫女見習い
領主の養女
貴族院の自称図書委
女神の化身
ハンネローレの貴族院五年生
その他フィクション
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