どんな本?
フェルディナンドが旅立ったエーレンフェストの冬は重い。騒乱を好む「混沌の女神」のようなゲオルギーネに関する密告があったことで粛清が早められた。
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身1」
一方、貴族院の三年生になったローゼマインは喪失感を振り払うように、忙しく動き回る。寮内では旧ヴェローニカ派の子供達が連座を回避できるように説得し、院内では領主候補生の講義初日が開始。文官コースの試験に、新しい上級司書との出会い、専門コースの専攻など、一年前とは立場も環境も激変した日々へ突入していく。
次第に「らしさ」を取り戻す中、神々のご加護まで大量に得て、ますますローゼマインの暴走は止まらない!?
「わたしの本好きウィルス、皆に広がれ!」
読んだ本のタイトル
#本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身2」
著者: 香月美夜 氏
イラスト: 椎名優 氏
あらすじ・内容
雪降るアーレンスバッハ城。その執務室で、次期領主の婚約者フェルディナンドはローゼマインの手紙に眉を寄せていた。彼女は王族に呼び出されたばかりか、貴族院の図書館に秘められた地下書庫へ近付こうとしていたのだ。周囲を悩ます「頭の痛い報告書」の数々は貴族院三年生になっても変わらなかった!
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身2」
不思議な現象を起こした上に、学生達の共同研究に王を巻き込む始末。王の御前だろうと取り繕いゼロ、聖女と持ち上げられるお茶会にはイライラ。我が道を全力で突っ走るローゼマインにレスティラウトから驚愕の提案が!
ライデンシャフトの槍を振りかざし、いざディッター勝負、再び開幕!(自身の将来を賭けた嫁取りディッター!?)
前巻からのあらすじ
アーレンスバッハの第一夫人で元エーレンフェストの領主候補だったゲオルギーネの侵略に協力するエーレンフェストの旧ヴェローニカ派の貴族達の粛清が始まった。
それに巻き込まれる貴族院の生徒達。
粛清は秘密にされており親に手紙を送る事も禁止。
それなのに送ろうとする旧ヴェローニカ派の生徒。勉強なんて出来ないと言う生徒もいる。
それでも生徒が連座で処刑されないようにローゼマインは尽力するローゼマインを見ていた側近達はブチギレてしまう。
アーレンスバッハのフェルディナンドの弟子が持って来た課題が深刻な空気を吹き飛ばす。
やっぱり魔王だ、、、
感想
王族を連れての地下図書へ。
シュヴァルツ達の案内で地下の書庫に行ったのだが、、
書庫に入るとシュヴァルツが祈りが足りない、属性が足りないと言って来る。
コレって、王の印。
グリトリスハイト獲得に対するシュヴァルツ達からのアドバイスだったんだな、、
最初は地下図書に入らなかったローゼマインだったが、、
あまりにも文字が旧くて王族達は読めない。
それでローゼマインが図書に入ったのだが、、
結果から言うと彼女は暴走した。
王族に声をかけられても無視。
肩を叩いても反応しない。
おかげで彼女を図書室から出すのに苦労した王族達。
そして、彼女に王族達は1人で絶対に入るなと言うのだった。。
ダンケルフェルガーとの合同研究でリッターを行う前にやる儀式をローゼマインが執り行うと。
メチャクチャ力が上がってしまいエーレンフェストの騎士見習い達は自爆してしまい、ダンケルフェルガーの騎士見習い達からブーイングが起こってしまう始末。
それも真剣に祈りを行えば、さらに力が増すとわかるとダンケルフェルガーは大喜び。
さらに共同研究に力が入る。
そうなってくると他の領地の領主候補達が自分にも参加させろと言って来た。
いつも嫌味を言って来ていた他領の領主候補達にご立腹だったローゼマインは、王族を巻き込んで貴族院の聖杯を満たそうと企画した。
王族の一部が来たら良いなくらいに思ったらツェントが居た。
そして王族が勢揃いして貴族院の聖杯を満たす儀式を行う。
だが、王族を護衛なしで聖杯を満たす儀式をすると知る中央騎士団からケチがついた。
それで、ローゼマインは敵意を持つ者が入れない結界を儀式を行う部屋の入口に作り、参加者の選別を行った。
そしたら、アーレンスバッハと王族から粛清された者が身内にいる領主候補達が弾かれてしまった。
そんな状況下で王族を含めた聖杯を満たす儀式を行ったら、、、
聖杯が満たされた。
そして魔力を絞られて倒れる上級貴族から下の階級の者達。
ホクホクな王族とローゼマイン。
そんな大成功な儀式を行ったエーレンフェストとダンケルフェルガーはお茶会で、口論となり。
ダンケルフェルガーからエーレンフェストに嫁とりリッターでの決闘が行われる事になる。
賞品はローゼマインとハンネローネ。
ダンケルフェルガーが勝ったらローゼマインがダンケルフェルガーの跡取り、レスティラウトの第一夫人として嫁ぎ。エーレンフェストが勝ったらハンネローネがエーレンフェストの跡取りヴィルフリートの第二夫人として嫁ぐ事になる。
本人そっちのけで盛り上がるリッターだが、、
下馬評はダンケルフェルガーの圧倒的有利。
実際にリッターが始まったらダンケルフェルガーの猛攻にエーレンフェストは防戦一方。
ローゼマインの前までレスティラウトが攻め寄せて来て、側仕え達も気絶してしまった。
そんな時、、
中央騎士3人が他領の騎士達を扇動して、リッターに横槍を入れて来てダンケルフェルガーは相手を迎撃。
ハンネローネは1人っきりにされてしまった。
そのスキにエーレンフェストのヴィルフリートが危ないから出ておいでと言って、彼女を誘導してリッターはエーレンフェストの勝利で終わる。
アーレンスバッハのゲオルギーネの影がチラついて来た。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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