どんなラノベ?
普段は出涸らしと呼ばれる、臣下の貴族に馬鹿にされてる皇子。
でもその実態は古代魔術を駆使するSS級冒険者のシルバ。
そんな彼が双子の弟を次期皇帝にしようと暗躍する。
前巻からのあらすじ
200年前にSSランク冒険者エゴール翁が仕損じて長い休眠に入っていた霊亀が、吸血鬼達が起こした魔獣の暴走の余波で目覚めてしまった。
霊亀が暴れるのを防ぐためにミズホ仙国から守りのエキスパートの仙姫が秘密裏に来て結界を張って時間を稼いでいたが、、
本来ならSSランク冒険者のシルバーに依頼を出すのだが、シルバーに功績が集中するのを危惧して冒険者ギルドは複数人のS級冒険者に依頼を出すが、、
一部のS級冒険者が抜け駆けして霊亀を完全に目覚めさせてしまった。
霊亀の暴れる現地に行けるのは瞬間移動の出来るシルバーのみ。
S級冒険者は戦力外のため連れて行けない。
代わりに勇侯のエルナと仙姫のオリヒメを現場に連れて行き。
さらに森を彷徨っていたドワーフ、エゴール翁が合流して霊亀を討伐する。
読んだ本のタイトル
#最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 6 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する
著者:#タンバ 氏
イラスト:#夕薙 氏
あらすじ・内容
フィーネに殺到する若手貴族からの結婚の申し込み。歯止めの利かない状況を打破すべく、皇族の力を存分に使うアルに貴族たちは為す術もなく……。そして、ついに開かれる記念式典の来賓にはレオの初恋の相手が!?
(以上、Amazonより引用)
感想
この巻は大規模な戦闘は無し。
その代わりに青鴎連合の貴族が皇族のアルにフィーネから離れろと鞘当てをしてきた。
双子の弟、帝位を狙っているレオの妻になるなら納得できるが出涸らしと呼ばれているアルの妻になるなら自分が、、と言うことらしい。
本来なら逆らってはいけない皇族を「出涸らし」と馬鹿にして喧嘩を売る愚かさ、、
今迄の愚業は、アルに相手にされず見逃してもらっといてたとは気づかずに、さらに増長してお前の女を寄越せと言う。
普段ならバカがバカを言っているで終わっていたが、、
今回は皇帝の在位25周年の祭典の準備中で、皇族の権威を下げるワケにも行かない。
しかも、首謀者が公爵家を継いだばかりの将来を期待されていたホルツヴァート公爵家のラヴレンツという大物だから質が悪い。
アルは普段絶対にやらない、皇族の権威を盾にしてアルを馬鹿にしている貴族達を不敬罪として誘導して拘束して行く。
それに動揺する青鴎連合の貴族達。
さらにアルはお付き合いで連合に参加した貴族達を切り崩し、本当にアルに不敬を働いている連中の絞込みも裏から行うエゲツなさ。
拘束された貴族達の親が皇帝に泣き付いて、穏便に事を進めようしたのだが、、
首謀者のラヴレンツが皇帝の前でその提案を蹴ってしまった、、
それでも事を荒げたく無いアルが、皇族が出来るギリギリの妥協案を出しやすくしているのに。
頭に血が登っているラヴレンツはアルを見下しているせいで、アルの意図を汲めずに地位を剥奪されて死亡とは後味悪い、、
そのせいで、ラヴレンツの姉である元皇太子の妃と、元皇太子を溺愛していた正妃とも関係が悪化する。
最後の方はレオにも春が来たか?
レオの初恋の相手、隣国の聖女が登場。
聖女と呼ばれてるけど何気に、、
ヤンチャ??ww
最強出涸らし皇子 シリーズ
その他フィクション
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