どんな本?
天寿を全うした男が、前世の記憶を持って転生。
産まれた家は没落を辛うじて免れた陰陽師の家だった。
タイトルにあるように、赤ん坊の頃から陰陽師になるために、霊力を上げるために土地特有の不思議生物に身体に侵入させたり。
父親から陰陽師の修行をつけてもらったりと。
将来、日本でも有数の陰陽師になるために修行する。
読んだ本のタイトル
現代陰陽師は転生リードで無双する 参
著者:爪隠し 氏
イラスト:成瀬ちさと 氏
あらすじ・内容
順調な小学校生活&はじめての難関・武家合宿編!
陰陽術に夢中になっているうちに、6歳に成長した峡部聖。前世では楽しめなかった学校生活、今度こそ適度に活躍して楽しみたい! 身体強化をつかって運動系で初めての賞賛を受け、クラスの中心人物として存在感を獲得し、順風満帆な学生生活がスタートする。そして迎えた夏休み。武家の名門、御剣家の強化合宿へ参加することに。大人や先輩にまじっての特訓で新たに“内気”という技を学びはじめるが……“内気”を使えないどころか感じとることもできない!? 最強の武士、御剣家前当主に注目されながら、武士の卵と過ごす夏が幕を開ける!
現代陰陽師は転生リードで無双する 参
感想
表紙は小学生の聖と中学生の御剣縁侍。
この2人が御剣家のエースになる日は来るのだろうか?
何か御隠居が出しゃばりそうw
小学生になった聖。
3巻でもう小学生。
早いのか遅いのか、、
夏休みに父親の働いてる所。
前衛となり、後衛の陰陽師を護る武士の御剣家の訓練合宿で夏休みの大半を過ごす。
その中で御剣家の次期当主の縁侍(14歳)達と共に毎日訓練をする。
いつもだと数日で消える体験的に参加する子供だと思っていた縁侍だったが、6歳の聖は飄々と訓練に付いて来た。
周りの子供達は、聖が後々にも御剣家にいる子だと思うくらい身内扱いするほど馴染んでいたが、、
聖には前衛の武士として必須の内気經の才能はが、、
この人生初めての挫折じゃないか?
でも、妖魔が現れたら聖は立派に戦った。
共に戦い負傷した縁侍は、初めての実戦の負傷で普段と同じ行動が出来ず。
夏休み中では惰性的に訓練をしていたが、この戦いの後では訓練に身が入るようになった。
そんな御剣家の御隠居から聖は、武士としての才能は無いと言われながらも、陰陽師としては歴代稀に見る天才だと言われ。
(本人には絶対に言わないw)
今後、彼を中心に世の中が回ると言う。
備忘録
転生してから、主人公は明るくなり、未来への希望を抱き、陰陽師になる目標を見つけた。
小学校の入学式では、成長していくことへの喜びと、時間が経つ速さへの驚きを感じた。
学校生活では、学力や運動能力で注目を集め、運動会では徒競走で圧勝し、リレーでチームを勝利へ導いた。
これらの経験を通じて、前世で感じた運動の苦手意識を克服し、新たな自分を発見していった。
夏休みを迎えた小学一年生の主人公は、家族との日常と御剣家からの特別な招待を受けて訓練見学へ行った。
日常生活の中での家族愛や、食事のシーンでの親子のコミュニケーションが描かれている。
また、御剣家の訓練参加への準備として、体力と精神的な強さを試す山道の走行が描かれており、主人公の成長と自立への過程が描かれている。
御剣家に到着すると、先代当主による暖かい歓迎があり、主人公の夏休みの新たな挑戦が始まった。
主人公が御剣家での一日を過ごす物語である。
朝から始まる厳しい訓練、昼食、そして昼休憩という流れが描かれている。
御剣家は、物理的な訓練と霊的な訓練を組み合わせた特殊な訓練を行っており、主人公はその一部を体験した。
朝のセッションでは、結界を使った実践的な訓練を観察し、参加し、その後は御剣家の伝統と日常を垣間見ることができた。
また、御剣家の人々との交流を通じて、家族のような温かい雰囲気を感じ取ることができた。
昼食後は、全員で昼寝をし、午後の訓練に備える様子が描かれていた。
主人公が御剣家での訓練に参加し、さまざまな体験をする一日が描かれている。
昼間は模擬戦闘に見学し、鬼との戦いや陰陽師たちの技術を目の当たりにした。
その後、夕方からは御剣家の日常生活に参加し、夕食を共にした。御剣家の当主とも挨拶を交わし、家族や従業員たちとの交流を深めた。
夜は白石さんの部屋でゲームを楽しみ、勾玉についての謎を少し探ったが、最終的にはその謎は解けなかった。
また、親父の仕事についての話や御剣家の歴史、任務の内容についても少し触れられていた。
主人公が御剣家で内気訓練に参加する一日が描かれている。
主人公は勾玉の謎を引き続き抱えたまま、親父と共に御剣家の道場へ行き、様々な訓練に挑戦した。
ランニング、瞑想、岩跳びなど多岐にわたる訓練を通じて、内気を感じ取ることに挑んだが、成功することはなかった。
御剣からは、陰陽師である主人公が内気を扱う才能に乏しいことが示唆された。
しかし、一日の最後に御剣様の意外な訓練方法から、主人公にとって新たな可能性が見え始めた。
夕食後、主人公は御剣家の子供たちと親交を深め、彼らの日常と訓練について学んだ。
主人公が御剣家で過ごす日々の中で、内気訓練と日常生活の様子が描かれている。
主人公は滞在7日目に大人たちの食卓に加わり、霊獣品評会や霊獣に関する話題で大人たちとの交流を深めた。
特に、主人公が持つ卵の成長と模様の変化に関心が集まり、霊獣マニアの陰陽師たちとの会話が展開された。
その後、訓練メニューの変更に伴い、主人公は武士の訓練に参加することになったが、御剣様からは才能の無さを指摘された。
しかし、身体強化の技術により、他の子供たちと同等以上に訓練についていけることが描かれていた。
また、主人公は自身の家族との電話を通じて、夏休みを内気の訓練に専念する決意を固めた。
そして、ゲーム大会で子供たちとの絆を深め、夏の思い出を作ることに成功した。
主人公が御剣家での日々を過ごす中で、緊急出動の警報が鳴り、周囲の大人たちが真剣な表情に変わる場面から始まった。
主人公は子供たちと共に母屋に留まるよう指示されたが、心配の念に駆られた。
夜、主人公は眠れずに星空を眺めたり、縁侍君と会話を交わすなど、不安と戦いながらも御剣家の人々との絆を深めていった。
続いて、訓練合宿が始まり、子供たちはテント設営、火起こし、カレー作り、花火など、夏の楽しい活動に興じた。
しかし、合宿の最後に肝試しをすることになり、それまでの和やかな雰囲気から一転、緊張感が漂った。
肝試し中に実際に妖怪が現れ、主人公のスマホには再び警報が鳴った。
御剣家に滞在していた主人公(峡部聖)は、その家族や関係者との絆を深め、御剣家の武士や陰陽師としての訓練や試練を経験する物語である。
聖は御剣家の人々と共に妖怪と戦い、その過程で自身の未知の力を見せつけることになった。
物語は聖が御剣家での最終日を迎え、家族や友人たちとのお別れのシーン、そして御剣家の現当主や先代当主との重要な会話が描かれて終了した。
主人公が夏休みを終えて家族との日常に戻る様子が描かれている。
主人公は御剣家での滞在を経て、妖怪との戦いや陰陽師としての訓練を経験し、成長した。
帰宅後、家族との再会や夏休みの残りを楽しむために海に出かけるエピソードが描かれている。
海では、クラゲの毒に対する実験や家族との楽しい思い出作りが行われた。
また、源家のお茶会での会話から、他の陰陽師や御剣家との関係、内気の訓練についての話題が展開された。
物語の終盤では、主人公が夏休みの経験を振り返り、得たものと失ったチャンスを考えるシーンで締めくくられた。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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