小説「あたしは星間国家の英雄騎士!3 」最新刊 感想・ネタバレ

小説「あたしは星間国家の英雄騎士!3 」最新刊 感想・ネタバレ

読んだ本のタイトル

あたしは星間国家の英雄騎士!3
著者:三嶋与夢 氏
イラスト:高峰ナダレ  氏

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あらすじ・内容

幼い頃に見た領主様に憧れて「正義の騎士」を目指す少女エマ。技術試験艦となった母艦メレアと共に新たな任務に向かう中、彼女は同期のエリート騎士ラッセルの部隊と合流する。ラッセルから厳しい言葉をぶつけられて、騎士としての在り方やメレアの状況に思い悩むエマだったが――
「誰にも譲らないわがままこそが、騎士の本質でしてよ!」
何故か最上位騎士であるマリーに見込まれて、直々に鍛えられることに! そしてマリーの鍛錬を通して、エマは自身の願いや進むべき道を見定めて……!?
落ちこぼれの少女騎士が成り上がる「星間国家」英雄譚、躍進の第3幕!!

あたしは星間国家の英雄騎士!③

感想

将来的にリアムのバンフィールド軍の重鎮になるエマのサクセスストーリー。
子供の頃にリアムの訓練用に使われていた、補助機能を全て切ったシュミレーターで遊んでいたせいで、現在の量産品の機動騎士の操縦に慣れず。

現在は左遷された奴等の吹き溜まりの軽空母の機動騎士隊の小隊長。

ただ特機、アタランテをリアムから贈られた騎士として重鎮達から注目されており、今巻では2000年前の皇帝に石化され見世物にされ。
リアムに解放され忠誠心が天元突破してるマリーが彼女に騎士として、部隊の隊長としての心構えを教える。
エマの小隊の隊員が真面目に訓練してくれず、軽空母の艦長も戦闘から遠ざかろうとしているのを悩むエマを騎士として鍛え、隊長としての姿勢を彼女に見せる。

マリー、カッコイイじゃないか。
本編だとティアと喧嘩して、リアムの不信を買いクラウスに筆頭騎士の地位を取られてる印象なのにw

本巻でも、マリーの派閥がティアの派閥と争ってる雰囲気はあるがハッキリと描いてはいない印象。
まぁ、左遷されてる連中には全く関係ない政治的な動きだもんな、、

そのエマの中隊の部下にされるバンフォールド家のエリートと言われているラッセルがチョット不憫。
彼自身も己を家系的なエリートとは思っていないと言ってるから、いい副隊長になるのだろうか?
もう一つの部隊は誰なんだろうか?
また、その辺りでトラブルが起こるのかな?
次の巻が楽しみで仕方ない。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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その他フィクション

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フィクション(novel)あいうえお順

備忘録

プロローグ

エマはネイアの第七兵器工場での任務に従事しているバンフィールド家の若手騎士である。
彼女は現在、専用機の騎士として活動しており、小隊メンバーと共に次の任務の準備中である。
一方、小隊メンバーであるモリーは露出の多い服装で整備士として働いており、軍人らしい格好をしていない。
ラリーはエマの部下でありながら、エマがプラモデルを買うことを指摘し、自分のゲーム機購入を正当化する。
ダグは大量のお酒を購入し、彼ら全員が購入したものを車に積んでいる。
エマはチームの和を重んじつつ、理想の小隊を実現するために苦労しているが、メンバーとの人間関係には溝が感じられる。
それでも彼女は将来的には通常の小隊になることを希望している。

エマと第三小隊のメンバーが買い物から戻ると、ぎりぎりの時間であった。
無重力状態で商品を運びつつ、ダグはリラックスしており、出発が翌日であることから急ぐ必要はないと主張した。
しかし、エマは時間厳守の重要性を訴えたが、ラリーは他の小隊が遅れていることを羨ましがる。
モリーはエマの努力を評価したが、ラリーはそれを無視し、エマにはまだ不満がある様子であった。

その後、エマは同期であるラッセル・ボナーと再会する。ラッセルは大尉に昇進しており、エマとは異なる道を歩んでいる。
彼はエマに対して嫌悪感を示し、エマは彼がメレアにいる理由を純粋に尋ねたが、ラッセルは任務でメレアに来ていることを告げた。
ダグはその事実をぼんやりと覚えていたが、具体的な情報は持っておらず、ラッセルはエマの資質を疑い、彼女が騎士に相応しくないと断じた。

第一話  新たな依頼

エマたちが買い出しから戻ったのは、予定時間ギリギリだった。
エマは間に合って安堵していたが、急いでいたため汗をかいていた。
ダグは酒を飲みながら遅れても問題ないと述べ、エマはダグたちが時間にルーズだからギリギリだったと指摘した。
ラリーは真面目な隊長のせいで遊ぶ時間が短くなったと不満を述べ、モリーはラリーの態度を酷いと批判した。
一方、リバーは優しい雰囲気を保ちながらシレーナに話しかけ、第七兵器工場襲撃の失敗について言及した。
シレーナは自身の依頼達成を強調し、リバーはその図太さを気に入った様子だったが、シレーナは以前の不機嫌な態度を指摘し違和感を感じた。
リバーは新しい依頼があると告げ、シレーナはバンフィールド家が皇位継承権争いに参加していることを知り、驚いた。
リバーはシレーナに対して評価を示しながらも、バンフィールド家が経済制裁を受けていることを説明した。
シレーナはバンフィールド家が統一政府と取引しようとしていることに疑問を持ち、リバーはその取引に関連する依頼をシレーナに提案した。

長距離ワープゲートを利用し、小惑星ネイアに辿り着いたバンフィールド家の艦隊があった。
この艦隊の旗艦は八百メートルほどの紫色に塗られた宇宙戦艦で、バンフィールド家の家紋が船体に描かれている。
艦隊を率いる司令官は、女性騎士で、その副官である男性騎士も副司令官を兼任している。
副司令官が上官に合流予定の連中の評価を尋ねた際、女性騎士は「使えない連中だわ」と率直に答え、副官はそれに苦笑していた。
このやり取りが、軍隊ではあり得ないほど非公式なものであるにも関わらず、ブリッジクルーは平然としていた。

第二話  腐った連中

エマたち第三小隊の母艦メレアは、バンフィールド家の軽空母に分類される艦で、小惑星ネイアでの補給と整備後、バンフィールド家の他の艦隊と合流していた。
合流した艦隊は寄せ集められたものであり、メレアのブリッジには主要なメンバーが集まっていた。
司令官のティム大佐は、艦隊の戦力不足を自虐的に批判し、エマはその発言に心配していた。その中で、ラッセルが距離を取りながら様子を伺っていた。
副司令官ヘイディからの砕けた挨拶があり、その後、ニューランズ商会の大型輸送艦三隻の護衛任務が発表され、目的地がルストワール統一政府であることが明かされた。
この発表にメレアのクルーは驚きを隠せなかった。

バンフィールド家の軽空母に分類されるメレア艦は、小惑星ネイアで補給と整備を終えた後、他のバンフィールド家の艦隊と合流していた。
艦隊の中では、異なる隊が集められたが、メレアのブリッジには主要なメンバーが集まっていた。
その中には、ラッセルも含まれており、彼は部隊の状態について不満を漏らしていた。
副司令官ヘイディからは、任務が簡単な「お使い」として発表されたが、参加している艦隊の数は六百隻に上り、実際の任務はニューランズ商会の大型輸送艦三隻の護衛であった。
目的地はルストワール統一政府であり、モリーはその規模の大きさに首を傾げるなど、クルーの間で疑問が広がっていた。

第三話  精鋭小隊

エマ率いる第三小隊は、メレア艦の機動騎士運用格納庫で新たに搬入された三機のカスタムタイプネヴァン機動騎士を眺めていた。
これらは通常のネヴァンよりも改良が加えられた特別機で、その高性能にクルーたちは興奮していた。
特にモリーは、これらの機体に触れることに大きな期待を寄せていたが、ラリーはカスタム機が騎士たちにしか配備されないことに不満を持っていた。

エマはラリーに、メレアが技術試験艦であるため、この艦に新型機のテストが配備されるのは自然であると説明していた。
しかし、ラリーは自分たち一般兵の扱いについて怒りを露わにし、それに対してエマが慰めるものの、彼の不満は解消されなかった。

その後、新たに配属されたラッセルとその部下たちが登場し、彼らのエリート的な態度と特別扱いにラリーとダグは更なる不満を抱く。
ラッセルとその部下は、騎士学校での優秀な成績を背景に特別機を与えられており、その事実がメレアのクルーたちの間で緊張を生んでいた。

シャルメル中尉というラッセルの部下がエマの実績を揶揄する場面もあり、エマは自己の立場と実力について悩むこととなる。
しかし、緊急事態が発生し、ラッセルが機動騎士に向かう様子を見て、エマも自身の小隊を率いて迅速に対応する決意を固める。

エマたち第三小隊が出撃準備を始めたとき、ネヴァン・カスタムに乗り込んだラッセルはメレアのクルーたちの非常に遅い反応に苛立ちを露わにしていた。
警報が鳴っているにも関わらず、クルーたちの行動が鈍いため、ラッセルとその部下たちもイライラしていた。
出撃についてクルーたちが非協力的であるため、ラッセルはメレアを「左遷先」と表現し、その低い危機感を非難していた。

一方で、エマが指揮する第三小隊はメレアから出撃し、すでに始まっている戦闘に加わった。
しかし、エマは母艦からの指示が不明確であり、母艦のオペレーターからは状況の混乱が伝えられた。
さらに、ティム大佐からは味方が優勢なら無理をせず、味方を支援するようにという消極的な命令が下された。
これに対し、エマは味方が戦っていることを強調し、積極的な支援を訴えた。

その間に、ラッセルの小隊は敵と激しく交戦しており、特にシャルは自らのスコアを伸ばすことに熱心だった。
シャルは短期間で複数の敵機を撃破し、特別手当の確保を目指していた。
一方で、エマは自分の小隊の不活発な動きに落胆し、ラッセルたちの活躍を見て自らの立場と小隊の状態を反省していた。

エマの小隊は結局、ラッセルの小隊に刺激を受けてやる気を出し、速度を上げて戦場へと急いだが、その中には依然として不満を持つ声もあった。
エマは自分たちの小隊が現状で良いのか、と自問自答する場面で物語は終わる。

第四話  期待の若手

バンフィールド家の艦隊を率いる戦艦において、宇宙海賊による襲撃に対する対応が議論されていた。
応接室では、パトリス・ニューランズとマリー・マリアンが話していた。
パトリスは自身の所有する重要な大型輸送艦三隻の安全をマリーに託すことに不安を抱いており、その懸念を表明していた。
これに対し、マリーは自信を持って輸送船の防衛を約束し、部下たちも新たな戦闘環境に適応していると強調したが、パトリスは統一政府の宙域特有の事情と宇宙海賊たちの異なる性質を理由に、引き続き心配を示していた。

会話が終了後、マリーは副官のヘイディと共に通路を歩きながら、ヘイディにクライアント対応の難しさを語った。
ヘイディはマリーの無礼を許容しつつ、率いる艦隊の質と士気には自信を持っていたが、実戦経験の不足を懸念していた。
特に、マリーが重用した部隊が戦闘で後方に下がっていたことが明らかになり、マリーはこの事実に怒りを露わにした。
ヘイディの報告によれば、期待されていた新型機の活躍もなく、撃墜数はゼロだった。
これに対し、マリーは直接部隊を訓練し直すと決意し、その厳しさを強調しながら部隊の呼び出しを命じた。

エマが宇宙海賊との戦闘後、自室で今後について悩んでいた。
彼女の部屋はプラモデルで溢れており、特にアタランテのモデルが目立っていた。
エマはティム大佐の命令で戦闘に消極的に参加し、その結果、メレアのクルーとラクーンが問題視されることを恐れていた。
状況改善の必要性を感じている中で、突然の出頭命令が届く。
ラッセルたちと共に旗艦に向かったエマは、部隊の解散を心配していた。

旗艦に到着すると、護衛艦隊のトップであるマリー・マリアンが彼らを待っていた。
マリーはエマたちに対し、消極的な戦闘参加を問い詰め、普通の騎士なら拍手を送る活躍も、彼らには足りないと指摘した。
さらに、マリーはエマに直接騎士の本質について問いかけ、エマが「正義の味方」と答えると、マリーはそれを高く評価した。結果、マリーによる特訓が全員に課されることとなった。
このやり取りは、エマと彼女の小隊に対する新たな試練の始まりを告げるものだった。

第五話  ロッドマンには同情するよ

旗艦に呼び出されたエマたちは、騎士専用のトレーニングルームに連れてこられた。
トレーニングルームにはリングがあり、エマたちはマリーと戦わされていた。
ショックソードを持ったエマたち四人が丸腰のマリーと対戦したが、マリーは圧倒的な強さを見せつけていた。
マリーはラッセルをリングの床に叩きつけ、ヨームは既に気絶していた。
シャルが短剣二本を使い、マリーに挑んだが、攻撃は全て避けられた。マリーはシャルを投げ飛ばし、最終的にシャルも気絶した。
最後に残ったエマも、マリーに追い込まれた末に意識を失った。
周囲の騎士たちは、戦いを見守りながら野次を飛ばしていた。

トレーニングルームで倒れ伏すエマたちを見下ろしていたマリーは、ヘイディに指示を出す。
他の三人は手当てを受けて母艦に戻せと言いつつ、エマだけは残すように命じた。
ヘイディはシャルではなく、エマを残すマリーの意向に驚く。
その後、ラッセルたちはメレアに無事帰還したが、エマの姿はなかった。
シャルはマリーに完膚なきまでに叩きのめされたことに憤り、マリーの言葉が正しかったことを認める形となる。
一方、ラッセルはマリーによる訓練に感動しており、さらなる強化を誓う。
メレアの第三小隊はエマが残されたことに対して不満を抱いていたが、ラッセルはエマへの同情を表明しつつ、ラリーたちの態度を批判する。

第六話  スタイル

エマは特殊スーツを着用し、マリーとの過酷なトレーニングを続けていた。
その訓練中、エマは極限まで追い詰められていたが、騎士として成長するための厳しい指導を受けていた。
マリーはエマに、現在の戦闘スタイルを捨て、自身に合ったスタイルを見つけることを勧めた。
トレーニングは厳しいもので、エマは何度も意識を失うほどだったが、結果的にマリーからの認識を得ることに成功した。

その後、エマは騎士用ラウンジで目覚め、周囲の騎士たちとの交流を経験した。
そこで、エマは自分の小隊をどう改善するかについてマリーと話し合い、自身の甘さを認めることになった。
マリーはエマに対して、もっと厳しく部下に接するべきだと助言し、メレアの部隊をどう扱うかを問い詰めた。

エマはマリーの下で厳しいトレーニングを続け、部下に対する接し方についても新たな視点を得た。
そして、自身の立場やメレアの部隊に対する責任を再評価することになった。

第七話  石化と祝福

エマがラウンジで目を覚ましたとき、周囲の騎士たちは酒盛りの疲れで眠っていた。
その中で、カルロと呼ばれる騎士が悪夢にうなされて暴れていた。マリーが介入し、彼を落ち着かせる。
この場面からマリーが部下から厚い信頼を受けていることが明らかになり、エマは自身との違いを感じた。
同時に、エマの周りでヘイディが彼らが過去に呪われたことを語り始める。
これは彼らが長い間苦しんできたことを示しており、マリーがどれほど部下を大切にしているかを強調している。

シレーナがダリアの旗艦に戻ると、ミゲラが部下と話していた。
統一政府と帝国の対立関係の中で、帝国からの予期せぬ支援について不安を抱えていた。
ミゲラは、帝国の第二皇子からの支援が何を意味するのか理解が及ばないことを示していた。
計画により、ミゲラは帝国からの支援で独立成功率が向上したと考えており、戦争が起これば傭兵として活動し、戦力を最大限に利用する意向であった。
また、強化兵士たちは戦場に投入される予定で、生きるために強化兵士になったが、コールドスリープからの目覚めにより再び戦場に送り出される運命にあった。

第八話  わがまま

打撃吸収に特化した特殊スーツを着たエマが、二丁拳銃を用いてマリーとスパーリングを行っていた。
拳銃は電気ショックを与える威力のものである。
しかし、マリーは巧みに避け、エマは次第に追い込まれてしまう。
エネルギーを使い果たし、拳銃が反応しなくなったエマは、短剣型のショックソードに持ち替えるが、それもマリーには通用しなかった。
マリーに褒められつつも、武器の持ち替えタイミングの悪さを指摘される。
エマは自分の戦い方について深く考えさせられる。
マリーになぜ自分を鍛えてくれるのかと問うと、マリーはエマを気に入っているためと答える。
天才ではなく、気に入るかどうかがマリーにとって重要だった。
エマは、自分の理想とする騎士像が実は傲慢であることを自覚し、マリーに認められるよう、その傲慢さを力に変えようと決意する。

エマが旗艦に異動している間、メレアの艦内ではクルーたちがだらしない生活を送っていた。
整備士のモリーだけが、エマの配属された新型機の整備に励んでいた。
一方、他のクルーメンバーはエマの不在を理由に義務を怠っていた。
特にラリーはモリーの説教に辟易しつつも、モリーの責任感に影響されて少しは作業を手伝うことにした。ラッセル小隊では、シャルがトレーニングに励んでいる一方で、ラッセル自身は自分の無力さを嘆いていた。
ラッセルは自分より弱いと考えていたシャルが努力しているのを見て、自身もさらなる努力が必要だと感じている。

第九話  邪魔者

メレアに配属されたエマは、護衛艦隊に加わり、激戦区に送られる。
艦内の酒場では、古株のダグ、ティム大佐、そして眼帯をした女性パイロットのジェシカが会話を交わす。
ティム大佐は帝国軍の士官たちによる再編に不満を述べ、彼らとの関係が緊張していることを示す。
一方、エマは旗艦で厳しいトレーニングを受け、限界に追い込まれながらも強くなることを諦めない。
彼女はパトリス・ニューランズと出会い、パトリスから期待されていることを知る。
ダグはエマがより適切な場所に行けるよう冷たく振る舞うことを決意する。

数日後、リング上でマリーと対峙したエマは息を切らしながら苦しそうにしていた。
マリーは平然としており、エマに傷を付けられたことで獰猛な笑みを浮かべた。
エマは必死にマリーの動きを追い、攻撃を避けようとするが、体が追いつかなかった。
マリーの猛攻に耐え、最終的にはマリーから合格を宣告された。合格後、リング上で倒れたエマをヘイディとカルロが助け起こす。
ヘイディはエマの可能性を認め、仲間からも好意的な視線が向けられた。
ヘイディはエマを休ませることを決め、仲間として認められるようになった。

第十話  反乱軍

独立宣言をした惑星から出発した艦隊は、帝国軍の輸送船団を襲撃する準備をしていた。
この任務には人型機動兵器を操る強化兵士たちも参加している。
彼らの中には過去の記憶を失い、記憶の回復を望みながら戦っている者もいる。
一人の強化兵士、ネイサンは、新型の人型機動兵器「グラディエーター」を調整しながら、同僚と会話を交わす。
彼らは出撃前に記憶について話し合い、戦いが終わった後のことを考えていた。

一方、護衛艦隊の旗艦では、マリーが上機嫌で若手の教育に興味を示していた。
彼女とヘイディの間には信頼関係があり、和やかな雰囲気が流れていた。
しかし、突如、敵艦隊の接近が確認され、マリーは直感で第一種戦闘配置を命じた。エマは疲労が蓄積しているにも関わらず、出撃の命令を受ける。
ヘイディはエマの体調を心配しながらも、マリーの命令を実行することにした。

パトリスが急いでブリッジに駆け込むと、船長から敵が反乱軍であることを告げられる。
反乱軍は統一軍の払い下げの兵器を使用しており、訓練も受けているため、通常の宇宙海賊よりも脅威である。
一部は傭兵団による支援も受けていることが判明し、その動きに船長は懸念を示す。
航路は統一政府が用意したものであり、パトリスは裏切りを疑う。
護衛の成功はバンフィールド家の実力に依存しており、パトリスは一隻も失うわけにはいかないと強調する。

一方、護衛艦隊の旗艦の格納庫では、エマが小型高速艇に乗り込む準備をしている。
ヘイディからマリーのメッセージを受け取り、自らの価値を示すよう言われる。
エマは操縦桿を握り、宇宙へ飛び立つ。
同時に、メレアの格納庫ではラッセルが出撃許可が下りず、激怒する。
整備兵たちは出撃させないティム大佐の意向を尊重している。
その中で、輸送機が到着し、エマからの注文された商品が届けられる。
この慌ただしい状況にダグは驚きを隠せない。

ニューランズの作業者たちが輸送機で去った後、モリーはアタランテに取り付けられた新しい装備、特に独特な二丁の拳銃を確認している。
これらの武器は機動騎士用で、バレルにブレードが取り付けられている。
モリーはこれらの武器に関してエマの選択を独特と評しながらも、その品質の高さに感心する。
一方、メレアの格納庫では、エマが命令を無視して小型高速艇で甲板に着艦し、騒動を引き起こしている。
この行動に周囲からは不満の声が上がる。
エマはその後、格納庫に現れ、ダグとラリーに対して厳しい態度を取る。
彼女はダグの飲酒を咎め、ラリーに対してもトレーニング不足を指摘し、二人を待機させることを命じる。
この厳格な姿勢はエマの変化を象徴しており、周囲のクルーからは冷たい視線を受けることになる。
しかし、エマは自身の立場を強く主張し、ダグには彼らが腐っていると非難する。
この状況に、エマ自身も精神的に苦しんでおり、コックピットで涙を拭う場面がある。
彼女は自分自身に甘さを捨て、クルー全員の生存を最優先に考えるよう自分に言い聞かせている。
これはマリーのもとで学んだ結果であり、エマの成長と変化を示す重要な瞬間である。

第十一話  騎士の特権

エマはアタランテのコックピットに入り、ブリッジに対してメレアを前線に移動させるよう指示を出す。
この行動は、通常の階級では認められないが、バンフィールド家の軍隊では特権が認められており、エマはこの特権を行使する。
彼女は司令部に対して、メレアが戦闘に参加するべきであると強く主張し、指揮権を一時的に自分が預かると宣言する。
司令からは抵抗があるが、ヘイディ准将からの支持を得て、エマはラッセル小隊を指揮下に入れ、一時的に大尉に昇進し、騎士ランクも上がる。
この決断にはリスクが伴うが、エマは責任を持って行動する。司令は彼女の命令を受け入れがたく、不満を露にするが、エマは指示を実行させるために堅持する。
エマの行動は、彼女が部隊の現状を改善しようとする強い意志を示しており、その姿勢は周囲に影響を与える可能性がある。

ニューランズの作業者たちが去った後、モリーは新装備された二丁の拳銃をチェックする。
これらの武器は特異なデザインが特徴で、ブレードが取り付けられている。
エマが着艦に失敗し、ブリッジの命令を無視したため、メレアのクルーは彼女に対して冷たい視線を送る。
エマはその後、自信に満ちた態度でモリーに装備の準備状況を尋ねるが、調整が不完全であるため保証ができないと答える。
ダグがエマに飲酒を指摘され、ラリーがエマに挑むも逆に投げ飛ばされる。
エマはラリーとダグに対して厳しく指摘し、自分の立場を堂々と主張する。
この一連の出来事により、メレアのクルーたちはエマの変化に驚きながらも、彼女が以前と異なる厳しい姿勢を取っていることを認識する。
エマは最終的にコックピットに戻り、自分の行動を反省しながら涙を拭う。
彼女は自身の甘さを捨て、部下を守るために厳しくあるべきだと決意する。

第十二話  強化兵士

エマは指揮権を掌握し、メレアと共に戦闘に参加する。
エマ自身はアタランテに乗り込み、ラッセル小隊と共に高機動型ネヴァンタイプの小隊を率いて、苦戦する味方を助ける。
この活躍により、旗艦のブリッジでマリーが満足し、エマの将来性を高く評価する。
一方、敵側の反乱軍旗艦では、司令官ミゲラが苛立ちながら戦況を叱責する。
ミゲラは戦闘での厳しい状況にもかかわらず、貴重な輸送艦を確保することを最優先とする。

同時に、強化兵士ネイサンが出撃命令を受け、敵軍の機動騎士として戦闘に加わる。
この間、エマとラッセル小隊は連携して反乱軍と戦いながら、窮地に追い込まれる。
最終的にエマはアタランテの機能を活かし、単独で敵機動兵器中隊に立ち向かう決断をする。
ラッセルは当初エマの単独行動に反対するが、最終的には彼女の戦闘を支援することを決意する。
エマの圧倒的な戦闘能力が、味方に新たな希望をもたらす結果となる。

エマは指揮権を掌握し、メレアと共に戦闘に参加する。
エマ自身はアタランテに乗り込み、ラッセル小隊と共に高機動型ネヴァンタイプの小隊を率いて、苦戦する味方を助ける。
この活躍により、旗艦のブリッジでマリーが満足し、エマの将来性を高く評価する。
一方、敵側の反乱軍旗艦では、司令官ミゲラが苛立ちながら戦況を叱責する。
ミゲラは戦闘での厳しい状況にもかかわらず、貴重な輸送艦を確保することを最優先とする。

同時に、強化兵士ネイサンが出撃命令を受け、敵軍の機動騎士として戦闘に加わる。
この間、エマとラッセル小隊は連携して反乱軍と戦いながら、窮地に追い込まれる。
最終的にエマはアタランテの機能を活かし、単独で敵機動兵器中隊に立ち向かう決断をする。
ラッセルは当初エマの単独行動に反対するが、最終的には彼女の戦闘を支援することを決意する。
エマの圧倒的な戦闘能力が、味方に新たな希望をもたらす結果となる。

第十三話  再起

かつてゴールド・ラクーンと呼ばれた機体は、キマイラと名前を変え、特注の長い左腕を備えていた。
その左腕は武器として機能し、ビームキャノンも装備されていた。
シレーナが率いるダリア傭兵団の一員として、敵の視界から消えながら輸送船に接近していた。
この攻撃は、バンフィールド家への意趣返しとして計画されたものだった。
シレーナは敵機を左腕の爪で貫き、隠れながら次々と敵を撃破していった。
彼女は機体の頑丈さを評価していたが、外見は気に入っていなかった。
バンフィールド家に敗れた後も、ダリア傭兵団の名誉を守るために戦い続けていた。

一方、メレアのブリッジでは、輸送艦からの救援要請が無視され、ティム大佐は指揮権を奪われた状態で何も行動を起こせずにいた。
しかし、ダグは出撃を志願し、ティム大佐は最終的にメレアを輸送船の救援に向かわせる決断を下した。
ダグたちは出撃することを決め、ティム大佐は彼らの決意を支持した。

第十四話  キマイラ

パトリスが乗る輸送艦が傭兵団に襲撃される。
この傭兵団はダリア傭兵団として知られ、その中に目立つ金色のラクーン型機動騎士が含まれていた。
パトリスと船長はダリア傭兵団の攻撃が厄介であることを認識していた。
この傭兵団は軍隊と同等の戦力を持つ精強な集団であり、輸送艦の護衛を担当する機動騎士たちは次々に撃破されていた。
輸送艦を救援するため出撃したダグは、パイロットの技量の低下に苦しんでいた。
メレアのパイロットたちは、訓練や調整に手を抜いた結果、機動騎士の操縦に苦労していた。
ダグは自分の不甲斐なさに嘆き、敵パイロットとの交戦中にエマの声を聞く。

エマがメレアの危機を知り、駆け付けた場所でシレーナと再会する。
シレーナはかつてエマに接近し、ジャネット大尉を殺害した経歴があるため、エマは彼女に激怒する。
二人は激しい戦闘を繰り広げ、シレーナがゴールド・ラクーンの強力な左腕でアタランテに攻撃を加えるが、エマはこれを拳銃に取り付けたブレードで受け止める。
シレーナは自身がエマを過小評価していたことに気付き、本気で戦うことを決意する。一方、ラリーとヨームはエマを支援し、戦闘に参加する。
シレーナの部隊は味方の艦艇が破壊される中、シレーナは撤退を考慮するが、その決断が遅れる。
エマは自身が正義の騎士であることを堂々と宣言し、戦闘を継続する決意を固める。

第十五話  マリー・マリアン

テウメッサと呼ばれる機動騎士が登場する。
この機体は第七兵器工場で開発され、マニュアル操作が必要なため操縦難易度が高いが、熟練すれば非常に強力であるとされる。
マリーはこのテウメッサを駆り、敵軍との戦闘で圧倒的な力を見せつける。
一方、シレーナもまたテウメッサを認識しており、自軍が敗北する様子を目の当たりにしている。
戦闘中、エマはシレーナと対峙し、彼女との交戦において一時的に劣勢に立たされるが、テウメッサが現れることで形勢が逆転する。シレーナは最終的に撤退を余儀なくされる。
エマは戦いを通じて成長を見せ、一連の戦闘後には部隊の損害に対する重みを実感し、精神的にも成熟していく。

メレアの格納庫で、モリーがアタランテの補給と整備を行っている。
休憩中のエマは栄養補給を終え、再出撃の準備を進めている。
ラッセル大尉によれば、補給と整備にはまだ時間が必要である。
ダグとラリーが出撃を望むが、エマは彼らの訓練不足を理由に許可しない。
その後、敵艦隊の敗走と追撃不要の通信が入り、戦闘が終わったことが確認される。

一方、シレーナはブリッジで戦況を確認し、ミゲラが敵機に撃破されたことを知る。
部下からは、マリー・マリアンが敵艦を数多く撃破したとの報告がある。
シレーナは次に遭遇したくないと感じつつ、対抗策を考えることにする。

エマは葬儀で戦死したパイロットたちに敬礼し、部隊内の評価に動揺する。
ラッセルからは、エマが優しく立派に戦ったとの言葉を受けるが、エマ自身は犠牲を出したことに納得がいかない。
エマは騎士としての役割に悩みながらも、戦いを続けることを決意する。

エピローグ

統一政府との交渉を終えた護衛艦隊は、本星へ帰還した。
その後、メレアのトレーニングルームでエマは、ラッセル小隊と他の部隊員が増えたトレーニングに参加していることに気づいた。
ラリーとダグも自発的にトレーニングをしており、エマは彼らのトレーニングメニューを手掛けることになった。
トレーニングには整備兵のモリーも参加することになり、ラッセルはこれを歓迎した。
一方、シャルは金銭的報酬を目的にトレーニングに励んでいた。

帰港後、ダグと他のクルーたちは、新たな人生を歩むために軍を離れることを決めた。
マリーはエマの活躍を評価し、昇進と昇格を推薦する。
エマはこの昇進に複雑な心境を抱えながら、将来的に部隊をどのようにまとめるか考えていた。
エマ自身は休暇中、趣味に没頭し、家族や友人との時間を楽しんでいた。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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