小説「異世界薬局 1」すごく優しい話 感想文・ネタバレ

小説「異世界薬局 1」すごく優しい話 感想文・ネタバレ

どんな本?

異世界転生もので、すごく優しい話。

薬学者が異世界の薬師の家系の次男坊に転生。

身分の貴賤に関係なく、誰でも平和的に治療を受けれるようにしたいと行動して行くのが目標の話。

貴族と王族のシガラミ。
貴族、平民の身分の差。
色々な常識が主人公に立ち塞がるが・・・

読んだ本のタイトル

#異世界薬局  1
著者:#高山理図 氏
イラスト:#keepout 氏

あらすじ・内容

過労の末志半ばで命を落とした若き薬学者は、気がつくと宮廷薬師の息子ファルマとして転生していた。あやしげな医療行為やまじないが横行するこの世界の医療を変えるべく、現代薬学とチート能力を武器に立ち上がる。

Amazonより引用

感想

妹を脳腫瘍で亡くし。
この世から自分のような身内を理不尽な病で身内を亡くして悲しい思いをする人を根絶するために様々な薬を開発し、様々な実験をしていた世界的にも新進気鋭の薬学者だった主人公。
でも、あまりにも自身の健康を度外視した実験、論文、講習会などをしていたせいで過労死。
そして次に気が付いたら雷に打たれて、心肺停止になり、腕に薬の神の聖痕が出来、神の力を手にしていた少年。

名門宮廷薬師の名家の次男で見習い薬師・ファルマに転生したことから話は始まる。
最初は記憶の混乱から、周りの人が誰かも判らず。
自身がどんな立場で、どんな事が出来るかも判らなかったファルマ。

それを、ファルマの家庭教師・エレンに相談したら、、、
エレンが凄く怯えてしまいファルマから逃げてしまう。
それでも根気強く、様々な手段でエレンを説得したら。

全く力の制御が出来て無い事が判明して、エレンは放置できないとファルマに協力するも。。
メガネ、鎧を損傷されてしまうw

それでも何とか力の制御が出来て来た時に。
父親のブリュノから女王の診察に付いて来いと言われ王城に赴くと。。。

女王は危篤状態。
ファルマの不思議な力で診断すると「肺結核」だと判明する。
父親のブリュノは女王がこれ以上苦しまないように、麻薬で苦痛を和らげようとしたのをファルマが横から口を出す。

「治療薬があります」と・・・・

それを聞かされた女王は薬を所望して、ファルマは薬を神の力で作成するが、貴族のシガラミに苦しんでいた父親のブリュノがファルマのあまりの行動に激怒。

だが、精霊に子供を取り換えられたと思い「お前はファルマでは無い」と指摘するもファルマは消えず。

目の前で何もない処から治療薬を生成したファルマを見て呆然とそれを見送る。

そして、女王の肺結核を治したファルマはその功績で万人に薬を出せる薬局を創る事を赦され。

そして始めたら、、治療薬は全く売れず。
反対に日焼けのしやすい体質で、鉛入りの白粉で体調を崩した貴族令嬢のために、美肌用品と鉛の入っていない白粉を販売したら白粉がバカ売れして2号店が出来てしまう。

そして女王に献上してないと怒られてしまうのがご愛敬。
女王も嬉々として美肌用品と白粉を使う。

そして、鉛入りの白粉を禁止すると下知を出す。
でも、そのせいで白粉を売っていた店は大慌て。

その救済措置に鉛の入っていない白粉の製法を公開する羽目になるが、ファルマは嬉々としてそれを公開する。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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