小説「魔王軍最強の魔術師は人間だった 1 」セフィーロの副官 感想・ネタバレ

小説「魔王軍最強の魔術師は人間だった 1 」セフィーロの副官 感想・ネタバレ

どんな本?

魔王軍で最強と呼ばれる第七軍団「不死旅団」の団長アイクは、実は前世の記憶を持つ人間である。
彼は圧倒的な魔術で敵をなぎ払うが、その正体を隠し続ける。アイクは魔王軍幹部としての任務を遂行しつつ、自分が人間であることがばれないように戦略を練る。
物語はアイクが自由都市アーセナムを攻略し、その領主を降伏させるところから始まる。
彼は領主との決闘で勝利し、彼の命を救うことで部下たちに優しさを見せる。
その後、アイクは領主の館で出会った人間の少女サティをメイドとして雇い、自分の正体を守るために彼女を手元に置く。

『魔王軍最強の魔術師は人間だった』は、羽田遼亮 氏によって書かれたライトノベルで、KUMA 氏がイラストを担当。
この作品は「小説家になろう」から始まり、大人気な魔界転生ファンタジーとなった。

物語は、魔王軍第七軍団に所属する不死旅団の団長、アイクを中心に展開する。
アイクは「魔王軍の懐刀」と呼ばれるほどの魔術師ですが、彼の正体は人間で、しかも日本人の転生者だった。
彼は大魔術師ロンベルクに気まぐれで拾われ、彼の知識と魔術を受け継。
普段は人間であることがバレないよう、仮面とローブを身につけている。

また、この作品は2024年夏にTVアニメ化される。

読んだ本のタイトル

#魔王軍最強の魔術師は人間だった 1巻
著者:#羽田遼亮 氏
イラスト:#KUMA  氏

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あらすじ・内容

魔王軍最強との呼び声高い、魔王軍第七軍団所属「不死旅団」。その団長を務める者の名をアイクという。絶大な魔術で敵をなぎ払うさまは、まさしく「魔物」。だが、アイクはある重大な秘密を隠していた。それは――「実は俺、人間なんだよね!」。魔王軍幹部として働くことになったアイク。だが、転生者は彼だけではなかった――!! 「小説家になろう」発、大人気魔界転生ファンタジー。

魔王軍最強の魔術師は人間だった 1

第一章 不死旅団長アイク

アイクは前世の記憶を持つ転生者であり、現在は魔王軍の第七軍団「不死旅団」の団長である。彼は約300名の部下を率い、戦況の変化に対応しつつ、部下の管理にも気を配っている。
アイクは部隊に命令を出し、城門の突破を目指しているが、その過程で部下が敵からの攻撃を受けることもある。
彼は部下を「魔王様から預かった大事な兵」と称し、彼らの手当てを優先させるよう指示する。
アイクは作戦を練り直し、城内に潜入することを決意する。
精鋭を選抜し、先陣を切って攻撃を行うが、参謀には危険を冒す行為として警告される。
アイクは魔法を用いてその決意を示し、自由都市アーセナムを攻略中のアイクは、市の広場で待ち構えていた敵兵を殲滅し、その後領主の館に向かう。
領主に降伏、自害、逃亡の三つの選択肢を提示し、彼の行動は魔王軍にとって戦略的な動きであることを示す。

第二章 イヴァリースの領主就任

魔王との謁見を終えたアイクは、イヴァリースの領主に任命される。
イヴァリースは戦乱の最中に位置し、彼の任務は街を守り抜き、税収を二倍にすることである。
アイクは戦略的に計画を立て、24時間体制で城門の修復を進めるため、人足と技術者を集め、輪番制を導入する。
これにより、城門は通常の三倍の速さで修復が可能となる。
アイクは効率的かつ人道的な管理を目指し、工事に必要な人員と資源を適切に配分する。
彼は敵情視察を目的に、サティを伴いイヴァリースの街を出る。市場で物資を購入し、イヴァリースへ戻り戦の準備を進める。

第三章 イヴァリース防衛戦と黒い影

翌日、ローザリアの軍隊が攻めてくる。
アイクは事前に察知し、準備を整えて防衛戦を展開する。
オークの重装歩兵や訓練されたゴブリンの弓兵隊が活躍し、リリス率いる魔法剣士部隊が敵陣を突破する。
この防衛戦は魔王軍の圧倒的な勝利で終わる。
戦後、アイクはセフィーロの呼び出しに応じて彼女の元を訪れる。
セフィーロは、軍団内に内通者がいることを疑い、アイクはその調査を進めることを決意する。

第四章 裏切り者の小鬼討伐

セフィーロは第七軍団の副団長ジェイスが裏切ったことを告げる。
アイクはジェイスの治めるロワーレの街を攻略する計画を立てる。
アイクはサティと共に敵地視察を行い、ローザリアの状況を調査する。
アイクは不死旅団の部隊を率いてジェイスと戦い、策略を駆使して敵を打ち破る。
ジェイスは最終的に裏切りの黒幕が第三軍団軍団長バステオであることを明かし、その後死亡する。

第五章 魔王様の夢

アイクはセフィーロと共に魔王城を訪れ、バステオの裏切りを報告する。
魔王は決闘で決着をつけることを命じ、アイクはセフィーロの代理として戦うことになる。
アイクは火縄銃を使い、バステオとの決闘に挑む。戦いはアイクの勝利で終わり、バステオは敗北を認める。
アイクは魔王の信頼を得て、人間と魔族の共存を目指す道を進むことを決意する。
彼はイヴァリースに戻り、サティと共に新たな生活を始める。

エピローグ

イヴァリースの執務室に戻ったアイクは、サティに紅茶を頼む。
彼は魔王軍での役割を再確認し、サティとの関係を大切にしながら、これからも魔王軍のために尽力することを誓う。
アイクの未来は明るく、新たな挑戦が待ち受けている。

感想

この作品の最大の魅力は、主人公アイクのキャラクター性と彼の周りを取り巻く個性豊かなキャラクターたちだ。
アイクの正体が人間であることがばれないようにしながら、魔王軍での地位を維持し、戦闘や策略を駆使して敵を打ち破る姿は見応えがある。
また、アイクの戦略や戦術が、現代や歴史的な知識を活かしたものであり、その知識がどのように魔界で通用するのかが興味深い。
魔王が織田信長の転生であり、火縄銃などの要素が取り入れられている点も斬新で面白い。
アイクが人間と魔族の共存を目指す姿勢も、物語のテーマとして深い意味を持っていると感じた。

アイクの成長や彼を取り巻くキャラクターたちとの関係性が、今後どのように発展していくのかが楽しみである。
また、彼の正体がばれることで物語がどのように進展するのか、期待が高まる。
全体として、ファンタジーと歴史が融合した魅力的な作品であり、次巻も期待せずにはいられない。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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その他フィクション

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フィクション(novel)あいうえお順

備忘録

第一章  不死旅団長アイク

アイクは前世の記憶を持つ転生者であり、現在は魔王軍の第七軍団、不死旅団の旅団長である。
彼は約300名の部下を率いており、戦況の変化に対応しつつ、部下の管理にも気を配っている。
アイクは自身の部隊に命令を出し、城門の突破を目指しているが、その過程で部下が敵からの攻撃を受ける場面もある。
彼は部下を「魔王様から預かった大事な兵」と称し、彼らの手当てを優先させるよう指示する。

アイクはさらに作戦を練り直し、城内に潜入することを決意する。
彼は部隊の中から精鋭を選抜し、先陣を切って攻撃を行う。
この決断は参謀にとって驚くべきものであり、危険を冒す行為として警告されるが、アイクは自身の力と意志を示すために魔法を用いてその決意を強調する。

自由都市アーセナムを攻略中のアイクは、市の広場で待ち構えていた敵兵を殲滅し、その後で領主の館に向かう。
彼は館の守りを簡単に突破し、領主に直接対面する。領主に対しては、降伏、自害、逃亡の三つの選択肢を提示する。
アイクの行動は魔王軍にとっての戦略的な動きであり、彼は部隊と自らの命令でその影響力を行使している。

アイクは魔王軍の不死旅団長であり、日本人の前世を持つ人間である。
領主との決闘を終えた後、重傷を負った領主に回復魔法をかけ、部下に手当てをさせる。
その後、部屋で一人反省し、前世の記憶と現在の自分を照らし合わせる。
部屋に隠れていた人間の少女が現れ、彼女が見てしまったことを隠させるために、彼女を自身のメイドにすることを決定する。
少女は「サーティーン」と名付けられていたが、彼女の母親は彼女を「サティ」と呼んでいたという。
アイクは彼女を「サティ」と呼ぶことを決め、少女に部屋で待機させる。
アイクはこの新しい配置を部下に説明し、戦の後処理も行う必要があると認識している。

自由都市アーセナムは魔王軍によって陥落し、最小限の犠牲で占領された。
アーセナムの戦死者は三桁程度であり、これは都市の規模から見れば少ない方である。
オークの参謀は敵将の首の数が少ないことに不満を示すが、アイクは今の魔王が結果を重視する方針であることを説明する。
ただし、魔王軍の評価基準は伝統的に敵を多く倒すことにあり、これが依然として強く影響している。

アイクは占領された都市の住民を殺害することは非効率的だと説明し、彼らが生きていることで都市が機能するために必要だと主張する。
商人ギルドの長と教会の教区長との会話では、アイクは現在の税金や信仰に関する扱いが変わらないことを告げるが、魔王軍の法が最優先であることも強調する。

最終的に、アイクは魔王軍の比較的寛大な占領政策を説明し、これがかつての残忍な政策と比べるとまだマシであることを示唆する。
彼は報告のために消え去ることを決め、その場から姿を消す。

アイクは転移魔法により強制的に闘技場へ召喚される。
彼はこれが団長の仕業であると直感する。
団長は現れず、声のみでアイクに話しかけ、彼が闘技場に呼ばれた理由を問う。
アイクは曖昧に返答し、団長もその場で理由をでっちあげる。
彼女はアイクが攻略に時間がかかったと非難するが、アイクはそれが歴史的な快挙であると反論する。
その後、団長はアイクに新しいゴーレムについて話す。
このゴーレムはダマスカス鋼で作られており、驚くべきスピードで動く。
アイクは魔力を集中し、ゴーレムを斬撃で両断する。
勝利後、団長に討伐タイムを尋ねると、前回と同じタイムであったが、団長はお仕置きを免除する。
アイクは団長の指示に従い、上がるように言われた場所へ向かう。

セフィーロがアイクに対して設定した討伐タイムを冗談で言ったものの、アイクがゴーレムを真っ二つにすると、セフィーロは驚愕する。
彼女はアイクの実力を過小評価しており、彼が成長した魔術師としての能力を予想以上に示したことに対し、未来の魔王になり得る可能性さえ感じた。
しかし、彼が人間であるために、その全盛期が限られていることを残念に思う。
アイクとセフィーロは旧知の間柄であり、セフィーロはアイクの幼少期からの成長を見守ってきた。
アイクの転移後、セフィーロは彼のアーセナム占領に関する報告をすでに受けており、彼を魔王城に連れて行くことを告げる。
セフィーロにとって、アイクは単なる部下以上の存在であり、彼の才能と忠誠を高く評価している。

ドボルベルクは大陸の東端に位置する魔王の居城であり、絶壁の上に建てられている。
この居城を制圧するには膨大な兵力と攻城兵器が必要であるが、実際に居城を制圧した例はない。
主人公は、魔王城に入城する際、厳重な警備と魔法によるチェックを受ける。
彼が人間であることが露見しないよう、セフィーロが魔法を使って彼の姿を魔族のものに変える。
魔王城には強力な結界があり、召喚の間からのみ特定の場所への転移が許可されている。
主人公が魔王に会うための手続きを経て、彼の外見と実力が確認された後、魔王軍の幹部によりその能力を高く評価される。
また、彼は自身の祖父がかつて有名な魔術師であったことから、その知り合いと意外な再会を果たす。
セフィーロに促されるままに、主人公は魔王の間へと進む。

魔王城ドボルベルクは広く複雑に設計されているため、その長い廊下を歩くことは一説によればクーデター対策であるとされている。
主人公は、浮遊しながら進む上司のセフィーロを追って謁見の間に向かう。
その途中、セフィーロが話し合いのために先に謁見の間に入り、主人公は外で待つことになる。
魔王軍の懐刀としての知名度は低いが、彼は魔王に会う機会に心を躍らせている。

魔王との対面時、主人公は魔王が見た目に反して、若い少女の姿であることに驚くが、彼女から放たれる強大なオーラに畏怖を覚える。
セフィーロが彼を紹介すると、魔王は彼の謙虚さを評価し、過去に戦略的な成功を収めたことを話す。
主人公は、恐怖政治の非効率性を説き、経済的な生産性を持ち出して説明する。
魔王はこれに理解を示し、彼の考え方や態度を評価する。

この一件で、主人公は魔王から一定の評価と認識を得て、その場を後にする。
彼はこの経験を通じて、見た目に騙されず、本質を見極める重要性を学ぶ。

第二章  イヴァリースの領主就任

魔王との謁見を終えた主人公は、緊張から解放されてほっとした感想を述べる。
その際、上司であるセフィーロは彼が金貨1000枚を褒美として受け取ったこと、そしてそれが都市の領主としての軍資金であることを説明する。
しかし、主人公がアーセナムの領主に任命されると思ったが、実際はそうではなかった。
彼の赴任地はアーセナムの南方にある小さな街、イヴァリースであることが告げられる。

イヴァリースは戦乱の最中に位置し、彼の任務は街を守り抜き、税収を二倍にすることである。
この新しい赴任地での初仕事は、破壊された城門の修復であり、その重要性と緊急性が強調される。
主人公は戦略的に計画を立て、夜間も含む24時間体制で城門の修復を進めるため、人足と技術者を集め、輪番制を導入することを命じる。
これにより、城門は通常の三倍の速さで修復が可能となる。
主人公は、魔王軍の一員として、効率的かつ人道的な管理を目指し、工事に必要な人員と資源を適切に配分する。

ジロンという名のオークが、魔王軍第七軍団の不死旅団で参謀を務めている。
ジロンは他のオークと違い、頭が良く、計算が得意である。
彼は、旅団長であるアイクを尊敬しており、アイクの下での勤務を誇りに思っている。
アイクはこれまで多くの戦功を挙げ、不死旅団の指導者として成功している。
アイクは戦闘のみならず、管理面でも優れており、新しい制度を導入している。
特に輪番制と報奨金制度の導入によって、城門の修復を効率的に進めることができた。
この方法は従来の魔王軍の方法とは異なり、人間に報酬を支払い、労働意欲を高めるというものだった。
この新しい方法により、修復作業は予定よりも早く完成し、ジロンはアイクが将来的に魔王になる可能性があると確信している。
彼はアイクのもとで働くことで、自らの出世が約束されると感じており、アイクの下から離れるつもりはない。

敵情視察を目的に、アイクはサティを伴いイヴァリースの街を出る。
ジロンが彼の目立つ姿に対して懸念を示すが、アイクは街に近づいた際に魔法で変化すると答え、問題ないと判断する。
アイクの実際の目的は、サティを外出させることと、長く身につけていたローブと仮面を外し、気分転換を図ることにあった。
二人は森で魔法を使って大きな穴を掘り、アイクの重要な装備である『不死の王のローブと髑髏の仮面』と『円環蛇の杖』を埋めた。

彼らが向かったのは、魔王軍によって国土の半分が占領されているローザリア王国の首都、リーザスである。
街では様々な国から来た傭兵や騎士が目立ち、彼らは「諸王同盟」という同盟について話す。
サティはその意味を理解できずにいるが、アイクはそれが各国が魔王軍に対抗するために結ばれる同盟であると説明する。

最後にアイクはサティに自分たちの目的は敵情視察であることを思い出させ、市場へと向かう。
彼らは市場で様々な商品を見ながら、ローザリアの最後の反抗作戦についての会話を聞く。
アイクは必要な物資を買い、イヴァリースへ戻ることを決める。
彼は戦の準備を始めるために、最前線となるイヴァリースでの準備を整える。

イヴァリースに戻ったアイクを、参謀のジロンと副官のリリスが出迎える。
リリスはアイクが敵地に赴いたことに怒り、彼が不死旅団の団長であることを理由に危険な行動を問題視する。
リリスはアイクに対して強い感情を抱いており、彼女自身の未来を彼に託しているが、アイクはその事実を軽く受け流す。
彼女がサキュバスであり、通常は雄から精気を吸うが、アイクに惚れているために他の男を拒否し続けている。

アイクはサティと共に敵地視察を行っており、その選択にリリスは更に怒る。
サティは日常生活のスキルでリリスに挑み、二人の間で小競り合いが発生する。
この状況を解決するのは困難であり、ジロンも関与を避ける。
アイクは買い物から戻ってきたことをきっかけに、ローザリアの軍隊が近く攻めてくる可能性を示唆し、二人の争いを収める。
この情報を基に、アイクは不死旅団としての準備を進めることになる。

第三章  イヴァリース防衛戦と黒い影

ローザリアの軍隊、白薔薇騎士団が攻めてきたのは翌日の明け方であった。
俺たちは事前に察知していたため、一級品の武具を後方の都市から送られてきたもので準備を整えた。
かつての魔王軍は補給が整っていなかったが、今は魔王様の占領政策が功を奏し、現地調達せずとも良質の武具が使える状態だ。
ジロンはこの占領政策が今のところ上手くいっていると話すが、俺は内心でそれが将来も続くかどうか疑問に感じていた。
魔族と人間はお互いに偏見を持ち合い、小さな事件が起きれば反乱が起こる可能性があると懸念していた。

戦闘では、オークの重装歩兵を前面に出し、アレクサンダー大王が用いた古代の密集陣形を採用した。
この陣形は味方同士を守り合いながら、士気の低下や逃亡を防ぐ効果がある。
訓練されたゴブリンの弓兵隊も城壁から矢を放ち、白薔薇騎士団に大きな損害を与えた。
最終的には、リリス率いる魔法剣士部隊が投入され、敵陣を突破する。
彼らの攻撃で騎士団は大混乱に陥り、戦意を喪失したために退却を余儀なくされた。
この防衛戦は、魔王軍の圧倒的な勝利で終わった。

白薔薇騎士団の団長アリステアは、イヴァリースの城壁が見事に修復されていることに驚愕した。
城壁は以前訪れたときよりも強固に見え、アリステアは、その修復をどのように達成したのか理解できなかった。
魔王軍がどのようにしてドワーフの職人を雇い、その工事を完成させたのか疑問に思い、非現実的な魔力の介入を疑った。
戦闘では、オークの重装歩兵や組織だった弓兵隊の見事な運用に圧倒され、特にスケルトン兵を活用する戦術には驚いた。
アリステアは敗北の事実をどのように国王に報告するか、自身の職を失う可能性も覚悟しながら、イヴァリースの防衛力に対する認識を新たにした。

サティが主人に問いかけたことから、会話が始まった。
主人は仮面とローブを着用しているため、表情は読み取れないが、サティは最近、主人のちょっとした仕草や動きから考えていることを察するようになったと述べた。
主人は、敵を撃退したとの話を冗談交じりに認め、すべてが前世の知識によるものだと内心で思った。
しかし、城内に敵が侵入したという報告を受け、主人はサティに確認した。
サティは、敵が撃退されたことを報告し、その際、敵が使用した裏道について議論した。
主人は、裏道の存在を認め、敗北を考慮して裏道が作られたことを説明した。
さらに、敵に利用された裏道は自分が新しく作ったものであることを明かし、その使用理由を話した。
会話が進む中で、主人の腕が半透明になり、軍団長からの呼び出しがあったことを悟った。
サティは困惑しながらも、主人に伝言を頼んだが、主人の身体は完全に透明になり、幻想的な光景へと変わっていった。

上司に呼ばれた主人公は、突然の召喚に苦言を呈したが、軍団長が風呂中であることに驚く。
軍団長は、気にせず背中の洗浄を主人公に依頼し、主人公は渋々それに応じる。
その過程で年齢に関する感受性の高さを感じさせる一幕があり、主人公は褒め言葉で軍団長の機嫌を取る。
本題に入り、イヴァリース防衛戦での抜け道を通じた敵の侵入について報告する。
軍団長は内通者の存在について問いただし、主人公は魔力駆動式の探知機が解除されていた事実を根拠に内通者の存在を説明する。
軍団長は内通者が他の軍団のスパイである可能性を示唆するが、主人公は同僚を疑いたくないと苦悩する。
軍団長は他の旅団長による妬みを示唆し、軍団内の団結を教えながらも、問題の深刻さを指摘する。
最終的に軍団長は戦略地図を使って、主人公の占領活動が広範囲に及ぶことを示し、その成功が妬みの原因になっている可能性を強調する。

バレンツェレは魔王軍の支配地域にある第七軍団の根城で、軍団長セフィーロや他の旅団長が滞在する場所である。
主人公は、魔族の上下関係に厳しいため、この城には滞在を避けている。
特に功績は認められるものの、実力は過小評価されており、魔族の中での立場は弱い。
ある日、転移の間へ向かう廊下で、喧嘩っ早い人狼の旅団長ベイオと出会う。
ベイオはわざと肩をぶつけ、言いがかりをつけてくるが、主人公はこれを争いのチャンスと見て反論する。
軍団長からの助言を思い出し、魔族らしく振る舞う決意を固める。

争いは決闘に発展し、ベイオは人狼特有の咆哮で主人公を威嚇するが、主人公は冷静に対処する。
自らの杖に魔力を込めた火球魔法でベイオを攻撃し、一旦は優位に立つ。
しかし、ベイオもまた強力な反撃を見せる。
最終的にはセフィーロが介入し、ベイオを拘束して決闘を止める。
セフィーロは勝者として主人公を宣言し、ベイオに対しても教訓を説く。

セフィーロはこの一件を通じて、ベイオが裏切り者ではないことを確認し、裏切りをそそのかした他の旅団長についての手がかりを得る。
主人公に対しては、さらなる調査を行うよう暗に命じる。
この事件は、魔族社会の厳しい上下関係と、複雑な内部動向を浮き彫りにする。

イヴァリースの街に戻った主人公は、オークの参謀ジロンを呼び、白薔薇騎士団の団長アリステアの現在の状況を調べるよう命じる。
ジロンは、アリステアが王都郊外の牢獄に収監されていることを確認する。
アリステアの収監は敗戦の責任によるものではなく、イヴァリースに全軍を差し向けるよう国王に具申し続けたため、国王の怒りに触れたためであった。
主人公はこの情報を基に、リリスと共にアリステアが幽閉されている場所へ向かう。

門番を気絶させ、塔の内部に侵入した主人公とリリスは、門番を殴り倒して入る。
塔の一階で、緊張感のない衛兵たちが雑談やカードゲームに興じている。
主人公は「深遠なる催眠」という広範囲催眠魔法を使い、衛兵たちを眠らせる。
その後、最上階に向かい、白薔薇騎士団の団長アリステアが幽閉されている部屋へ進む。
アリステアを誤って女中と勘違いし、その後彼女が団長であることを知る。
彼女は抵抗を試みるものの、主人公は力で圧倒し、「読心術」を使い情報を得る。
結局、主人公はアリステアから抜け道に関する重要な情報を引き出し、彼女に最後に励ましの言葉をかけて転移魔法で去る。

イヴァリースに帰った主人公は、入手した書類をセフィーロに送った。
地図の魔力の痕跡から作者を割り出す作業は、狂錬金術師であるセフィーロの分野だ。
その後、メイドのサティに、南方の島国から取り寄せた米を渡す。
この世界では米は珍しい穀物で、現代と異なり、麦と比較して生産性が高いことを説明する。
米の導入により、農作業から解放された農民が他の職業に就くことが期待され、国が豊かになることを示唆する。
最終的に、サティに米の調理を任せる。

サティは、主人公が四輪作農法を用いて食料生産量を増やすことに成功したことを称賛している。
彼女は日々、主人公や他の旅団員に食事を提供しており、その料理が好評であることから満足している。
前の主人では想像できなかった彼女の料理スキルが認められている現状に、彼女は幸せを感じている。
また、主人公が商人たちと公正に取引をしていることで、街の人々は魔王軍をそれほど恐れていない状況が描かれている。
サティは、街の人々との親睦を深めるためにお茶会を開く提案を考えている。

第四章  裏切り者の小鬼討伐

セフィーロの居城バレンツェレは、以前は魔王領の北端に位置し、最前線を担っていたが、現在は人間の国々が支配下にあるため、敵の襲撃はない。
城の警備は形式的なものであり、魔族の間では敵が攻めてくることは考えにくいとされている。
門番である吸血鬼とリザードマンは職務に対する緊張感がなく、日常的な警備に慣れ切っている様子だ。
主人公はこれを見ても特に注意することなく、彼らの横を通り過ぎる。

セフィーロは主人公を探しており、主人公が城に来たことで召喚を回避する形となった。
主人公がセフィーロの執務室を訪れると、セフィーロは真剣な表情で、第七軍団の副団長である片目の小鬼ジェイスが裏切ったことを告げる。
これは主人公にとって予想の範囲内であったが、セフィーロはこれを機にジェイスが治めるロワーレの街を攻略する計画を立て、主人公に主力を任せることにする。
主人公はセフィーロの提案を受け入れ、攻略に必要な道具をセフィーロに依頼する。
セフィーロはこの提案に興奮し、研究に没頭することを決意する。

イヴァリースの館に戻った主人公は、メイドのサティに湯漬けを持ってこさせる。
湯漬けとは、乾燥したご飯にお湯をかけて水分を取り戻す食べ物である。
この食べ物は、一日中同じご飯を使い回す習慣から生まれたものである。
サティは新たにご飯を炊くことを提案するが、主人公は特に気遣いや節約のためではなく、自らの験担ぎのために湯漬けを食べることを選んだ。
彼は戦前の習慣として、湯漬けを食べることを試みる。食事を終えると、「旨かった」と言い残し、館を出た。
外では不死旅団の精鋭たちが整列しており、円環蛇の杖を掲げながら、「いざ、出陣!!」と声を上げ、イヴァリースの街を出た。

第七軍団副団長であるジェイスは、魔王軍の重要な拠点であるロワーレの街を統治している。
ロワーレは堅固な城塞都市で、その支配権を巡り激しい戦闘が行われてきた。
ロワーレを単独で落とすことは不可能であり、その事実を知りながらも、不死旅団の部隊は敗北を覚悟の上で戦いに挑むことになる。
部隊の規模は300名程度であり、ジェイスが率いる敵勢力はそれを上回る数の魔族と魔物を抱えている。
さらに、他の旅団もジェイスに合流しているため、不死旅団の立場はさらに困難である。
彼らはジェイスを舐めているわけではなく、敵は彼らのことを軽視しているのかもしれない。
しかし、不死旅団の名の通り、彼らは戦闘で死ぬことはなく、そのために他の魔族からは馬鹿にされている。

不死旅団と片目の小鬼連合軍の戦いは、敵の戦力が不死旅団の三倍にあたる九〇〇対三〇〇という数で行われた。
不死旅団の旅団長は、自軍の損害を極力抑えつつ戦うために自ら前線に立った。
ジェイスの部隊は強力なゴブリンで構成されており、密集陣形を組んで戦ったが、旅団長は《炎柱》の魔法を使用し、その陣形を打ち破った。
その後、意図的に「魔力が尽きた」と叫び、撤退する演技をし、敵に追撃を促した。
その際、スケルトン兵を戦場に投入し、「負ける」ことを前提に戦いを進めた。
これにより、生命のある部下は可能な限り死なせないという彼の願いが表れている。

ジェイス連合軍は、不死旅団によって中心に配置されたスケルトン兵を一方的に打ち破った。
その様子を見ていたジロンは、ジェイスが不死旅団の作戦に気づかないか心配を表明するが、不死旅団の旅団長は問題ないと断言する。
旅団長はジロンに指示を出し、不死旅団がわざと惨めに退却するよう命じる。
これは、経験豊富な旅団が初めて負けを経験する予行演習として位置づけられている。
退却後、旅団長はセフィーロに頼んだ「巨大な木馬」を確認し、これをジェイスに停戦の証として送る。
ジェイスはその木馬を受け取り、勝利を祝う宴を開いていたが、実は旅団長は木馬の中に潜んでおり、祝宴の最中に攻撃を開始する。
この攻撃は成功し、旅団長はジェイスとの戦闘を終結させることを目指す。

裏切り者であるジェイスは、自分だけが逃げ出すために抜け道を使っていた。
しかし、彼の背中には使い魔が張り付けられており、それにより旅団長はジェイスを追跡していた。
ジェイスは逃げ道で旅団長に追いつかれ、その場で対峙する。
旅団長はジェイスに向けて魔法を使いながら白兵戦の準備もしており、ジェイスの反撃を《防壁》の魔法で完璧に防ぐ。
その後、旅団長はジェイスに対して選択肢を提示し、彼の投降を求める。

ジェイスは投降せず、反撃を試みるが、旅団長はその攻撃を軽々と避け、ジェイスを《束縛》の魔法で拘束する。
その後、ジェイスは突如苦しむようになり、体内に仕込まれた毒が原因であることが判明する。
ジェイスは旅団長に裏切りの背後にいる黒幕の名前を明かすが、その直後に死亡する。
その黒幕は第三軍団軍団長、デュラハンのバステオであった。

第五章  魔王様の夢

第七軍団長セフィーロの居城の執務室での一幕である。
報告を受けたセフィーロは、デュラハンのバステオが裏で糸を引いていたことに意外な様子を見せる。
彼女はさらに、この一件がバステオが魔王を裏切り、新たな魔王になろうとする布石かもしれないと推測する。
魔族は魔王様であるダイロクテンの人望や実力に嫉妬し、権力を狙う生き物であるため、セフィーロはそのような展開もあり得ると考える。

この話題に対して、セフィーロは冗談を交えつつも、自分が魔王を裏切る可能性について言及する。
しかし、これは冗談であり、彼女は研究に没頭することを好む人物であるため、魔王としての責任ある立場を選ぶことはないだろう。
彼女は最終的に、「魔王軍最強の魔術師」としての役割を旅団長として全うすることを示唆し、その道を共に歩むことを旅団長に提案する。

魔王城ドボルベルクでの一幕である。セフィーロと配下のアイクは魔王のもとを訪れ、前回のように転移の間を通り、謁見の間へと向かう。
魔王様の前で正式に挨拶し、事の顛末を報告する。
セフィーロは、第三軍団軍団長バステオが裏切りの首謀者であり、自身が次代の魔王を目指していると指摘する。
魔王は両者から話を聞き、結局は魔族らしく決闘で決着をつけることを命じる。
魔王様の冷静な対応により、その場は一時的に落ち着き、決闘の準備へと移行する。

魔王城ドボルベルクで、ダイロクテン魔王は喧嘩両成敗の原則を考慮し、セフィーロとバステオの双方を処刑するかどうかについて思案する。
バステオの叛意は明らかであり、セフィーロも部下の管理不行き届きが事実である。
しかし、ダイロクテン魔王はセフィーロの配下、アイクに注目し、その魔力と知謀に興味を持つ。
アイクが今後軍団長になる可能性を考慮しつつも、彼の人間らしい甘さが気になる。
ダイロクテン魔王は、自身の理想とする世界を作るためにアイクのような人物が必要だと感じ、彼を試すことを決意する。
そのために、セフィーロとバステオには決闘での勝負を命じ、その方法を伝えることにした。

狂錬金術師として知られるセフィーロは、鉄の筒を使って火薬と弾を発射する銃の制作を依頼されるが、その技術については無知であるため、制作を拒否する。
彼女は自分が神ではなく、万能ではないと述べ、銃という武器を作ることができないと認める。
そのため、アイクはセフィーロの許可を得て、銃を持っている可能性がある人物に会いに行くことに決める。
その人物は戦国時代に銃を活用し、時代を終わらせたとされる。
アイクはイヴァリースで一時立ち寄り、身体を清めてから魔王様の居城、ドボルベルクへと向かう。

サティが極度の緊張で震えながら紅茶を魔王様に出す場面から始まる。
魔王様は甘党であり、砂糖を五杯要求するが、金箔の添加は拒否する。
彼女は紅茶を美味しいと評し、その後アイクに次の決闘で代理を務めることを確認する。

驚くほど情報に通じている魔王様は、アイクに試練として銃(火縄銃)を含む木箱を与える。

アイクが銃を手に取ると、魔王様はアイクの前世の記憶を持っていること、さらに彼が人間であることも把握していることを明かす。
彼女の計画について尋ねると、魔王様は人間と魔族の共存を目指していると答える。
この意外な告白に、アイクは彼女の言葉を信じ、忠誠を誓うことに決める。

火縄銃は西洋で発明された初期の銃であり、日本の戦国時代にポルトガル人からもたらされた。
その単純さから誰でも扱える利点があるが、連射ができず、火薬と弾を毎回込めなければならない。
現在、アイクの手元には十丁の火縄銃があるが、火薬が不足しているため、錬金術を利用して人工的に硝石を生成し、黒色火薬を作製することを考えている。
サティはその手助けを申し出るが、硝石の製造には干し草、古池の水、魚の腐った内臓、動物の死骸が必要であり、さらに人の尿も加える必要がある。
これに木炭と硫黄を加えれば黒色火薬が完成する。
実際に火縄銃を試射したところ、その威力に驚愕する。
これを携えて、アイクはバステオとの決闘のために魔王城ドボルベルクへ向かう。

魔王城ドボルベルクの決闘広間はかつて人間や獣、罪人の魔族を闘わせる場所であったが、現代の魔王様のもとではそのような用途に使われていない。
今回、セフィーロとバステオの決闘が行われる。
アイクはセフィーロの代理として闘うが、彼女は冷静で欠伸をしている。
対するバステオは首のない不死族の魔族で、アイクに敵意を向ける。
バステオとの戦いは、アイクが勝利する見込みであるが、彼は自身の勝利を確信している。バステオの剣技に対し、アイクは魔力を使い、戦いを制する。
決闘後、バステオは魔王様から二つの選択肢を与えられるが、彼はそれを拒否し、直接対決を望む。
アイクの勝利は確実で、彼の未来は明るいが、どちらの道を選ぶかは未だ決まっていない。

エピローグ

イヴァリースの執務室に戻ったアイクは、サティに紅茶を頼む。
イヴァリース産の紅茶が好みである。サティから昇進の祝いを受けるが、アイクはどこでその情報を得たのかと尋ね、ジロンが情報源であることが判明する。
サティは、アイクが軍団長になれなかった理由を尋ねる。アイクは、魔王様が推していたものの、セフィーロが強く反対したためであり、他の軍団長もアイクが若すぎると反対した。
魔王軍内の状況や、自分が軍団長になることでイヴァリースを離れる可能性もあり、サティを近くに置けなくなるかもしれないことなどを考え、アイクは自ら軍団長への昇進を辞退した。
アイクはイヴァリースとサティを愛しており、現在の生活を手放すのは惜しいと感じている。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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