どんな本?
引きこもりの無職だった男は、両親が亡くなった事で兄弟から家を追い出され。
交通事故に遭いそうになった高校生達を助けたら轢かれてしまい死亡し転生した。
今度の生は諦めずに努力して行こう。
前のようにはなりたく無い。
そう思いながら、魔法をロシツキーに習い。
その後、シルフィと仲良くなったがお互いに依存が強いと父パウロが判断して、フィットア領の本家のお嬢様の家庭教師に送られてしまう。
そこでお嬢様のエリスに勉学を教えながら、猫獣人のギレーヌから剣を習う日々を送っていたある日。
時空魔法が暴走してフィットア領の住民がランダム転移されてしまい。
ルーデウスはエリスと共に魔大陸に飛ばされてしまうが、運良くスペルド族のルイジェイドに保護されて魔大陸を脱出。
フィットア領に戻って来たら、、
エリスの祖父の領主は領地を消滅した罪で処刑され。
エリスの父、母は事故で亡くなっていた。
それに落ち込むエリスだったが、彼女にはルーデウスがいた。
そして、エリスはルーデウスと家族となるために身体を重ねたが、、、
彼女は自身が弱く、ルーデウスを護れないと思い剣神の元に旅立ってしまう。
残されたルーデウスは、、、、
読んだ本のタイトル
#無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 7
著者:#理不尽な孫の手 氏
イラスト:#シロタカ 氏
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あらすじ・内容
ウェブでは触れられなかった数年間の物語がここに描かれる!?
エリスがいなくなってから数ヶ月。
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 7
ルーデウスは虚無を感じながらも母であるゼニスを探すため、バシェラント公国、第二都市ローゼンバーグへと辿り着く。
孤独感を胸にソロでAランクの依頼を受けようとしていたルーデウスだが、なし崩し的に『カウンターアロー』というパーティーと共に依頼をこなすことになる……。
「不貞腐れてちゃいけない。やらなきゃいけない事をやるんだ」
やっとのことで踏ん切りをつけたはずのエリスとの別れ。
しかし、それは意外なところでルーデウスを蝕んでいて……!?
アニメ2期はこの巻から
感想
青少年期、中堅冒険者編。
エリスに捨てられたと思い込んでいるルーデウスは、フィアット領時空事故で行方不明になっている母、ゼニスを探すため。
アスラ王国を出て北方大地の入り口と言われているバシェランド公国のローゼンバーグへと赴いた。
広い北方大地で人1人を探し出す事の困難さに絶望するルーデウスだったが、自身が有名になれば相手から接触して来るかもしれないと思い。
デットエンドの時のように周りに自身を売り込んで行こうとしたが、1人でそれをやる事に戸惑ってもいた。
前はエリスとルイジェイドとやっていたのに、今は1人で、、
まだ2人をパーティーを組んでいたと気が付いたルーデウスは、冒険者ギルドでパーティー解散の申請をしてたらボロボロと涙を流す。
それを見た周りの冒険者達は、ルーデウスのパーティーメンバーは彼を残して全滅したと勘違いしていた。
そんなルーデウスがAランクのラスターグリスリーの討伐を請ようとしたが、受付嬢がソロでやろうとしているルーデウスを止めようとしていたら。。
馬車の旅で同乗し。
非常に辛気臭いルーデウスを心配してよく話しかけていた女戦士のスザンヌのパーティー“カウンターアロー”が一緒に請けてやると言って来た。
スザンヌ曰く、今のルーデウスは“死んでも良いや”という顔をしているらしい。
そんな彼を放っておけないとスザンヌはルーデウスと一緒にいてやると言う。
話を聞いてた受付嬢は、それならと手続きを進めてラスターグリスリーの討伐依頼を受ける事となった。
カウンターアローは、
- リーダーで魔術師のティモシー。
- 副リーダーで戦士のスザンヌ。
- 治癒魔法使いのミミル。
- 魔法戦士のパトリス。
- そして、弓使いのサラがメンバーだった。
そこに援護と攻撃魔法が得意なルーデウスが入る。
そして、道中にカウンターアローを見ていたルーデウスは、サラ以外のメンバーはBランクと言っても。
彼等は精一杯背伸びをしてのBランクだった。
ただ、サラは違った。
彼女はまだまだ充分伸び代のあるBランクだった。
でも、彼女は多少天狗になっており。
リーダーのティモシーは挫折した時の彼女を心配していた。
そして、ラスターグリスリーを討伐しようとしたら近隣に大きい群れがいるのに気が付かなかったせいで80匹近いラスターグリスリーに囲まれてしまい絶対絶命の危機。
それでも仲間を見捨てずに踏ん張るカウンターアロー達を見て、ルーデウスは昔よく聞いていたロシキーの話を思い出し、仲間を庇い合うカウンターアローを救うため大魔法でラスターグリスリーの群を壊滅。
大量のラスターグリスリーの毛皮を持って冒険者ギルドに帰還し、大量に稼ぎやがってと嫉妬する地元の冒険者に対して。
カウンタ―アローのリーダーのティモシーは、冒険者達に酒を奢り嫉妬の矛先を鈍らせる事に成功。
それを隣で観ていたルーデウスはティモシーに憧れを持つようになる。
そしてティモシーのように振舞うようになる。
そうして数ヶ月。
ルーデウスはソロだが、他の冒険者パーティーに助っ人をする魔術師となって活躍していた。
そんな彼には「泥沼」という異名が付くようになった。
母を探していると知ってる冒険者は、ルーデウスのために母親の情報を探したり、ルーデウスの事をフレ回ったりしてくれていた。
だが、、
彼の事を嫌う者が現れた。
S級冒険者のゾルダートがルーデウスを嫌っていた。
絶望しているルーデウスの目が気に入らないらしい。
それからさらに月日が過ぎて、冬が深くなったある日。
除雪の依頼を受けた帰りに冒険者ギルドに行ったら。
カウンターアローが依頼に失敗したと知り。
ミミルは死亡、サラは行方不明だとスザンヌとティモシーは言う。
それを聞いた直後に単独でサラを救出、もしくは遺品を見つけるつもりでトリーア森に行って、カウンターアローが失敗した原因のスノウバッファーローの群を”土針鼠”で奇襲して出鼻を挫き、混乱している中に”土槍”で討伐して行く。
そして群れが食べ残した骨の山を探すと、ミミルの頭を発見。
さらにサラが身に付けていた羽の耳飾りを見付ける。
コレでサラの死亡を確認したと思ったルーデウスだったが、、
スノウバッファローの死体を処理してる時に、巨大なアイスフォールトゥレントが現れ。
アイスフォールトゥレントの根本付近にサラがいた。
どうやらアイスフォールトゥレントは、獲物を生きたまま養分にするようでサラが生存している可能性が出て来た。
でも、強大なアイスフォールトゥレントを討伐しないといけない、、
だが攻撃パターンが2つしかない事に気がついたルーデウスは、攻撃範囲の枝だけを切って攻撃を届かなくしてからサラを救出。
彼女の生存を確認して急いでアイスフォールトゥレントから離れてからサラを治療。
その後、2人で街に戻る。
そんな救出劇があってから、以前から柔らかくなっていたサラの態度が更に軟化。
そして、2人で買い物、食事をして多少お酒の勢いも利用して2人はベットインをしたのだが、、、
ルーデウスには違和感があった。
アル部分が、、
ルーデウスJr.が全く反応しなくなっていた、、
全く反応しないルーデウスにショックを受けたサラは悪態を吐いて去って行くのだが、、
ルーデウスもショックを受けており、さらにサラから罵倒された事で酒場でヤケ酒を飲んでいたら。。
そこにゾルダークが現れて、ルーデウスに絡んで来た。
いつもなら営業スマイルでやり過ごすのだが、、
この日のルーデウスは違った。
ゾルダークを殴り倒し、さらに馬乗りになって殴って来た。
あまりに意外な行動で、ビックリしていたゾルダークはルーデウスが号泣している事に気が付き。
ルーデウスから何があったと聞くと、、
エリスの事、サラの事。
そして自身がEDになってた事を告白する。
それを聞いたゾルダークは、ルーデウスに共に娼館に行ってEDを治して貰おうと言って、高級娼館へと赴く。
そして、外見がエリスに似ているエリーゼを相手に選び部屋に入ったら。
エリーゼの妹分が除雪作業の時に、ルーデウスに凍傷を治してもらったと言って来て。
普通の客よりかなり親身になってED治療のために協力してくれたが、、
ルーデウスJr.は全く反応しなかった。
どうやらルーデウスは女性に恐怖を感じているらしく、彼の恐怖を除いてくれる女性が現れない限り治らないのではないかとエリーゼは言う。
その後は、酒場でルーデウスを待っていたゾルダークと一晩中飲み明かし。
娼館から朝帰りした時に、ルーデウスを探して回っていたサラとバッタリ出会い。
サラに反応しなかったルーデウスが、娼館に行ったという、あんまりな状況にキレてルーデウスを殴って”二度と顔を見せるな”と言って去って行ってしまった。
完全にやらかして、最悪なタイミングでバレたルーデウスは自殺をしようとナイフを喉に刺そうしたのをゾルダークが止め。
“俺達は今日、別の街に行くから一緒に来るか?”と言って、ルーデウスは誘いに乗ってネリス公国へと旅立ってしまった。
そして、ルーデウスをブッ飛ばしたサラは、、
後々にルーデウスを探して、色町に行ったらルーデウス側にいたエリーゼを捕まえてルーデウスの事を聞いたら、、
ルーデウスはゾルダークと共に街を出て行ったと聞く。
さらにルーデウスがEDとなってる事を聞いて、娼館に来たのも治療のためだと聞く。
そして最悪のタイミングでサラとバッタリ出会いあんな事になってしまったと知る。
全貌を知って茫然とするサラだったが、ルーデウスはもう別の国へ行ってしまった。
なんとも後味の悪い別れとなってしまった。
いや、ルーデウスの行いは最悪だからな!
最後までお読み頂きありがとうございます。
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