どんな本？
「小説家になろう」で連載されていたのは知っていたが、あえてwebは読まずに本が出るのを楽しにしながら読んでいる。
今年の7月にアニメ放映されるらしい。
あと一歩で世界一のパティシエになれると思ってたのに、大会中の不慮の事故で亡くなってしまった主人公のペイストリーくん。
そんな彼が生まれ変わった先は、、
農作物がほとんど育たない、乾燥した不毛な大地の領主の跡取りだった。
明日食べる食糧にすら事欠く不毛な大地。
そんな大地を魔法を駆使して山を１つ移動させて、温暖湿潤な大地に変貌させてしまった。
普通にオッサンがやってたら、ただエグいだけだが。
見た目が可愛らしい子供がやるから面白い。
小説 PV
読んだ本のタイトル
おかしな転生XXI スイーツと冷たい関係
著者：#古流望 氏
イラスト：#珠梨やすゆき 氏
あらすじ・内容
おかしな転生21 スイーツと冷たい関係「皆を驚かせよ」「喜んで拝命いたします」
神王国に凱旋したモルテールン領主代行・ペイスは、国王カリソンの命に秒も待たずに即答した。課せられたのは、晩餐会で要人らにお披露目する“新作お菓子”の考案。
国家予算で好きなだけ趣味に没頭できる！ と満面の笑みの少年は、前代未聞のスイーツ「アイスクリーム」を作り出そうと、ある材料を求めて標高四千メートル越えの高山を目指すことに。だがその森で、動物の不審死が相次いで発見された。肉食獣による被害か、外部の勢力の浸透か──。
「何だろうと、お菓子作りの邪魔は許しません！」 お供は、頭にくっついて離れない愛龍・ピー助！ 領軍を率い、いざ頂上へ！
王道スイーツファンタジー第21巻！
前巻からのあらすじ
ヴォルトゥザラ王国に遠征中の領主代行・ペイスは、帰国を目前に新たな指令を受ける。それは、滞在を引き延ばし、将来有望な新興国ソラミと有益な関係を結べ、というものだった。「技術交流」を大義名分に期間の延長に成功するも、現れた相手の使節団隊長は女好きの男前。彼とのドラゴン素材を巡る交渉は、やがて何故か”求婚”騒動へと発展していき……！？ 幼馴染のルミとマルクまでをも巻き込んだ、二国の未来を巡る駆け引きが始まる！ 「愛を賭けて、闘いましょう！」 甘いクリームで春を呼べ！ 王道スイーツファンタジー第20巻！
おかしな転生20 スイーツは春を告げる
感想
神王国の王子のヴォルトゥザラ王国訪問が無事に終わり。
国王から”外国の大使たちを唸らせる菓子”を作れと命じられたペイスくん。
国で1番偉い人からお菓子を研究して良いと言われ、国費でお菓子を作って良いとも言われる。
ただ期限はひと月も満たない期間で作れと言われていたが、、
こんな好条件を出された菓子狂いは暴走した。
普通ならレシピを捻り出す事に苦労するのにペイスくんは複数のレシピを既に思い付いていた。
そうしてちょっと山の頂上に行くと言って出掛けて行ったら、、
不審な死に方をした鹿を発見。
領内に不明の生物が侵入したとわかった、お菓子作りを邪魔する奴は討伐すると言って、、
1500名の兵士を招集して不審な死に方をしていた鹿を発見した場所に赴き、偵察隊を派遣すると、、
軽乗用車くらい大きい蜂の群が狼の群を食い荒らしていた。。
その蜂は近づいた兵士達を次なる獲物としてロックオンして襲い掛かってきた。
その兵士達を瞬間移動の魔法を使って迅速に撤退して、どう蜂を討伐したものかと議論していたら、、
ドラゴンのピー助が蜂の巣に突貫してしまい、慌てて後を追いかけたら、、
ピー助は蜂を相手に無双していた。
ピー助的には、蜂は美味しいらしくご機嫌に襲い掛かって行った。
どうやら、ドラゴンにとって大型の蜂はご馳走だったらしい。
そして、アレほど脅威だと思っていた蜂がペットのオヤツになると知り。
領地への脅威が去ったので当初の目的。
国王から命じられたお菓子を作るため。
万年雪採取のために、行軍訓練を兼ねて1500人の兵士を連れて標高4000m級の山に登る。
その後、万雪を回収してアイスクリームを作成し、各国の大使を招いての晩餐会でアイスクリームを披露して大使達を唸らせる。
このアイスクリームに味をしめたペイスは、さらなる研究を進めて31種類作ろうとしていたらしいが日数が足りないと言って断念。
その後に、蜂退治で大活躍したピー助が苦しんでいると知らされて色々と治療を試していたら脱皮。
教会が権威としていた聖銀の素。
ドラゴンの鱗が何回も手に入ると判明する。
外交的には王命でアイスクリームを作成して各国の大使を唸らせ。
ドラゴンの鱗が定期的に手に入ると実証。
こんな大手柄に何か報わないといけないと国王は、ペイスくんに黄金双龍勲章を与え、王女の後見人にさせて男爵に叙すと言う。
お菓子が作れてホクホクだったペイスくん。
国王の裏の意図も気が付いて、丁重にお断りしてしまう。
それを無礼だと言う公爵を宥めながら国王は一考してペイスくんに”龍の守り人”という称号を贈られる。
コレに群がる貴族達を半ば無視してペイスくんは姉のジョゼと彼女の夫のウランタと食事会をしていたら、、
ウランタから聖銀の輸出経路をボンビーノ家にも噛ませろと言う。
レーティシュ家とだけ結んでいたが、ボンビーノ家にも噛ませた方が良いとウランタから提案される。
レーティシュ女伯爵とは何回も鍔迫り合いをしたペイスくんはウランタの提案に賛同。
そうやってお互いの家の懸案を終わらせた後に、ジョゼの懐妊を知らされて21巻は終わる。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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