小説「聖者無双 9巻」空中都市へ留学感想・ネタバレ - こもの読書感想（旧柏バカ一代）

Contents

どんな本？
読んだ本のタイトル
あらすじ・内容
前巻からのあらすじ
感想
- 6種の精霊の加護
アニメ
同シリーズ
その他フィクション

どんな本？

小説家になろう出身の新文芸。
小説家になろうでは15章405話で完結済み。

治療魔法が使えなくなったルシエルは、魔法を取り戻すため空中都市へと竜と精霊の巫女をお供にして向かう。

そして、色々な資料を読み試行錯誤するが全く効果がない。

そんなルシエルに風の精霊の導きで真っ白いリンゴを食べたら賢者になれると知るが、、

そのリンゴは猛毒でもある。

でも物体xを常飲していたルシエルには毒は効かないという事でリンゴを食べてしまった。

そして、ルシエルは賢者へとなる。

空中都市に住まう竜達に会いに行き、色々な魔法を習うがルシエルの頭が硬いと竜達に嘆かれる。それでも努力して飛行魔法を獲得する。

マイクロマガジン社MICRO MAGAZINE, INC.

読んだ本のタイトル

#聖者無双～サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道～9
著者:#ブロッコリーライオン　氏
イラスト:#sime　氏

9784867161623_1_3 小説「聖者無双 9巻」空中都市へ留学　感想・ネタバレ

聖者無双　〜サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道〜　9

posted with ヨメレバ

ブロッコリーライオン/sime マイクロマガジン社 2021年07月30日頃

あらすじ・内容

「……普通に物体Ｘを飲んだ……？」
禁呪を使用した影響で治癒の能力を失ったルシエルは、
一縷の望みを託し魔法研究の最高峰である空中都市国家ネルダールへと向かう。
そこで出会った魔術士ギルドの長であるオルフォードの不可思議な言動に戸惑いつつも
魔法研究の日々を送るルシエルは、ついに解決の糸口が『賢者』にあると確信する。
文献によれば物体Ｘを開発した変人が賢者に至ったというが――。
聖者無双～サラリーマン、
異世界で生き残るために歩む道～ 9

前巻からのあらすじ

ブロドとライオネルが全力で戦うためにお互い最高の状態に持って行こうと謀略の迷宮へ修行する事となる。
それに巻き込まれるルシエル、、
そうして目隠ししながら蟻の巣に放り込まれたり、追加に耳栓されてモンスターハウスに放り込まれたり、、
かなり過酷な修行をして最後の仕上げに謀略の迷宮へ行くと、ボスに邪神が降臨してしまう。
邪神は遊び感覚でルシエル達と戦い、帰って行ったが、、
ブロドとライオネルがアンデットになりかけていた。
それを禁呪を使い彼等を助けた結果。
ルシエルは治療魔法を失ってしまった。

感想

治療魔法が使えなくなったルシエル

魔法を取り戻すため、空中国家都市ネルダールへと竜の巫女のナディアと精霊王の巫女リディアをお供にして向かう。

魔術士ギルドの長、オルフォード。

受付嬢に化けて現れる

迎えに来たオルフォードはルシエルを試すために変装して現れる。

オルフォードの執務室に案内され、教皇からの手紙を渡す

ルシエルの状況を説明し、オルフォードに図書館や訓練所などを案内してもらう。

資料を読み試行錯誤して初日を終える

オルフォードの立ち会いの元で、色々な資料を読み試行錯誤して初日を終える。

ブランジュ公国の伯爵令嬢エリナス

帰り道で、ナディアとリディアの祖国であるブランジュ公国の伯爵令嬢エリナスに出会う。

エリナスの研究費

エリナスは研究費に困窮しており、ルシエルから融資を受けて実験を成功させ、政略結婚のコマにならなくてよくなった。

部屋に戻る

部屋に戻ったルシエルは荷解きを終えて休む。翌日、オルフォードが尋ねてきて、ルシエルの現状についての考察をレポートしてくれる。

ルシエルの信頼

ルシエルはオルフォードを警戒していたが、教皇がルシエルの状況を赤裸々に書いて協力を求めた人物だったことを思い出し、彼を信頼して相談する。

希少な獲物と世界樹の実

朝食後、部屋の食糧庫には希少な獲物が入っていた。ナディアとリディアが希少種のビックポークを見つけて喜ぶ。また、ルシエルは真っ白いリンゴである世界樹の実を見つける。

賢者への道

オルフォードの資料によると、ルシエルが目指している賢者になるには、光、闇、火、水、土風の加護を受ける必要があり、さらに「博愛の実」と呼ばれる白いリンゴを食べることで賢者になれるが、そのリンゴは猛毒でもある。

剣の修行と幸運の掴み方

自衛手段としての剣の修行を始め、幸運をつかむために努力をする。そして、3ヶ月後、オルフォードから呼び出しを受けてハチミツ酒を所望され、風の精霊の加護を得る。

6種の精霊の加護

ルシエルは6種の精霊の加護を得て、水龍と風龍に会う。しかし、ルシエルは白いリンゴの実を食べる決心をし、ナディアとリディアの前で食べて気絶し、聖龍と再会する。その後、炎龍、土龍、雷龍とも会話し、ルシエルは賢者になった。
そして、学園都市に住まう水龍、風龍達に会いに行き、飛行等の色々な魔法を習うがルシエルの頭が硬いと竜達に嘆かれる。

それでも努力して飛行魔法に習熟してある程度飛べるようになると水龍、風龍は自身を浄化して転生させてくれと言う。

どうやら正気を保っていると思われた双龍も邪神に身を侵されていたらしい。

そうして、水と風の双龍を浄化した後に、融資していたエリナスから、ルシエルが神罰を受けて治癒魔法が使えなくなっていると世界中に噂が流れていると聞く。

そして、聖シュシュールへと帰還しようとしていたらイニエスで奴隷になっていた貴族青年が現れ。
彼はルーブルク王国の新男爵となっており名前をマキシムと名乗った。
彼はイルマシア帝国で人体実験されたせいで魔族化しており、ルシエルに治してもらえるかもしれないとネルダールへと訪ねて来たが、ルシエルが天罰で治癒魔法が使えなくなったと勘違いしてルシエルを襲って来たが、、

ルシエルは治癒魔法を使い、彼の魔族化を浄化してしまう。
そうしてマキシムは魔族化を解かれる。
さらに、昔受けた怪我も治ってしまう。

そうして大人しくなったマキシムから事情を聞いてから、聖シュシュールへと戻る。

最後までお読み頂きありがとうございます。