どんな本?
戦国小町苦労譚は、夾竹桃氏によるライトノベル。
農業高校で学ぶ歴史好きな女子高生が戦国の時代へとタイムスリップし、織田信長の元で仕えるという展開が特徴。
元々は「小説家になろう」での連載がスタートし、後にアース・スターノベルから書籍としても登場。
その上、コミックアース・スターでも漫画の連載されている。
このシリーズは発行部数が200万部を突破している。
この作品は、主人公の静子が現代の知識や技術を用いて戦国時代の農業や内政を改革し、信長の天下統一を助けるという物語。
静子は信長の相談役として様々な問題に対処し、信長の家臣や他のタイムスリップ者と共に信長の無茶ブリに応える。
この物語には、歴史の事実や知識が散りばめられており、読者は戦国の時代の世界観を楽しむことができる。
2016年に小説家になろうで、パクリ騒動があったらしいが、、、
利用規約違反、引用の問題だったらしい。
前巻からのあらすじ
信長は静子を数年連続して凶作の村の村長に任命して再建せよと命じる。
初年、静子はサツマイモ、カボチャ、スイートコーン、トマトを収穫。
翌年は命じられた8倍の米。
さらに戦略物資の大豆、シイタケ、砂糖、ハチミツを生産して織田家に大貢献する。
読んだ本のタイトル
戦国小町苦労譚 2 天下布武
著者:#夾竹桃 氏
イラスト:#平沢下戸 氏
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あらすじ・内容
現代よりちょっと先の未来に暮らす、平凡な女子高生静子の特技は農作業。畑からの帰り道に突然タイムスリップしてから約2年−−
相変わらず農業に明け暮れる彼女だったが、信長から「弓勝負」を持ちかけられたのをきっかけに、クロスボウを増産したり、村の拡大を機に戸籍まで作成することに。
そして例のアレの生成に成功し、軍事的支援も!?
そんな中、信長はついに稲葉山城を攻め落とす。
なぜか迷い込んできた本多忠勝や、同じくなぜか面倒を見ることになった前田慶次、濃姫まで絡んできて、より一層歴史の渦に巻き込まれていく静子の運命に刮目あれ!
戦国小町苦労譚 二、天下布武
感想
農業は軌道に乗り、戦略物資の生産も出来て来たが・・・
隣村の飢餓を間伐や井戸掘り等をして救った静子。
彼女の知識の源泉は黒歴史ノート?それによって土壌改良、暗渠、草刈機、塩、レンガ、コンクリート、木酢液等を開発し。
三河の綿も入手。
ついでに本多正勝と共同開発を行う事にもなる。
風邪を拗らせて咳が止まらず熱が下がらない信長の嫡子、奇妙丸を保健体育の教科書を参考にして治療。
それだけ功績を積んだ静子は美濃平定の宴に呼ばれるが、、
余興で信長と静子のクロスボーを披露させられる。
静子はクロスボーを使用して、織田信長の和弓との対決で互角で終わる。
。
非力な女性である静子が狙い撃っても高確率な命中精度の高さに諸将は驚くのだが。
矢が特殊なのと、クロスボーの精密な作りには戦場には向かないと結論が出る。
でも、信長は構造を簡略化して試しに少量のクロスボーを作るようになり。
斉藤家との戦闘で有効だと認められるが、鉄砲ほどではなかった。
そして、一仕事が終わった静子は、後々に信長から酒を飲まされたらポロポロと優良な情報を吐きまくる。
年末の宴では信長と口論して、静子が反論するとは思わず驚いた信長が座卓を蹴り飛ばす事件が起こり。
だが、信長が怒る事もしっかり反論する静子に諸将は戦慄。
それ以来、諸将は静子を女性だからと見下す事が少なくなった。
そんな有能な彼女を信長は別の時代の人間だと看破して保護する事を決める。
その一手に彼女直属の馬廻衆を入れた。
前田慶次、可児才蔵。
そしてオマケに元服前の森長可。
そんな彼等が家に住み身辺を護る。
だが、森長可は女の言う事を聞く事に難色を示し反発していたのを静子との勝負で勝ったら、言う事を聞くと約束。
勝負の内容を静子に選ばせたら、英語の和訳勝負を挑まれて敗退。
剣、弓、馬などで勝負すると思い込んでいた森長可がより反発するが、父親の森可成が激怒して森長可は静子の言う事を聞かされる。
その後も実力行使をしようとしたら、ビットマンファミリーの警邏網に引っかかって分からせられ。
それでも諦めずに静子の寝込みを襲ったら、
静子の姉直伝のサブミッションを喰らって森長可は大人しく静子の言う事を聞くようになった。
そうして、森長可は静子という名コーチの下屈強な身体を手に入れて、
10歳児としてはかなり屈強な身体を手に入れた。
同じ事をして、さらに良い食事をしていた前田慶次、可児歳三も屈強な身体を手に入れる。
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