読んだラノベのタイトル
セブンス 10
著者: 三嶋 与夢 氏
イラスト:ともぞ 氏
あらすじ・内容
「何としても惚れさせろ! 」。ご先祖様の指令は「お嬢様を口説き落とせ」…美少女ハーレムここに完成!?
ザイン攻略の鍵であるセルマを手に入れたライエル一行。
(以上、Amazonより引用)
だが、チャンスはあっても戦争をするための兵力が心許ない。
ダンジョンで稼ぎもするが、これからを考えるとどうしても支援者が必要であるという結論に達する。
そこで、ベイムでも指折りの大商人であるトレース家の依頼に目を付ける。
商船の護衛を引き受け、トレース家に近付くライエル。
船長のヴェラはトレース家の長女で、当主のフィデルからも溺愛されていると知る。
歴代当主たちはヴェラの籠絡を指示するが、乗り気になれないライエルは失敗を繰り返してしまう。
結果、そのことがノウェムたちに知られ、問い詰められることになる。
事情を話すと、アリアたちが呆れてしまう中、ミランダは激怒する。
「遊びじゃないんだから本気でやれ」
仲間たちのサポートもあり、困惑しながらもヴェラにアプローチするライエルなのだが——。
感想
この作家さんは予想の斜め上に行くストーリー展開が好きで、「小説家になろう」では以前のペンネーム「わい」の時から読ませて貰っている。
主人公は、育った環境のせいで普段は自信が無くウジウジしてるライエル。
胸に下げてる宝珠の中に居る歴代当主の先祖達からのアドバイスを貰いながら、厳しい世の中を生き残ろうと必死に足掻いてた結果。
冒険者として成功し、歴代当主達の要望で女性達を仲間にし、ハーレムパーティーと周りには言われてしまう。
それを言われてまたウジウジと悩むのがいつもの彼なのだが、、、
その彼が変貌する時がある。
それが、この世界特有の病気。
万人が持つ心の傷(厨二病的な)、成長後のハイテンション。
主人公のこの状態を歴代当主達は「らいえるサン」と呼び、1番痛いセリフを選ぶベストらいえる賞を選考する。
俺的には「分かった。一分だけ時間をやる。だから、この俺に今惚れろ」が1番の爆笑だった。
そんなアホな事を宝珠内でしながらも、外では伝説の魔獣を討伐する熱い戦いが展開しているギャップが凄い。
最後は大円団(大縁談?)で全員生還してパッピーエンドで次の巻へ続く。
続巻は来年のいつかな?
セブンスシリーズ
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