どんな本?
「サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと」は、モニカ・エヴァレットという無詠唱魔術を使える世界唯一の魔術師を主人公にしたファンタジー小説。
彼女は伝説の黒竜を一人で退けた英雄であり、極度の人見知りの天才魔女でもある。
しかし、彼女は無詠唱魔術を練習しているのは、人前で喋らなくて良いようにするためで。
無自覚なまま「七賢人」に選ばれてしまい、第二王子を護衛する極秘任務を同僚の七賢人に押しつけられることになり、気弱で臆病ながらも最強の力を持つ彼女が、王子に迫る悪をこっそり裁く痛快な物語が展開している。
読んだ本のタイトル
サイレント・ウィッチ IV -after-
著者:依空まつり 氏
イラスト:藤実なんな 氏
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あらすじ・内容
学園祭を終えて一段落……かと思いきや、冬休み前の学園には不思議な難事件(?)がいっぱい!
サイレント・ウィッチ IV -after- 沈黙の魔女の事件簿
盗み食いの容疑者としてグレンが捕まったり、学園なのに迷子の少女が見つかったり、正体不明の火の玉が目撃されたり――第二王子が怪しいおまじないに巻き込まれたり。
「多分だけど……止めないと、大変なことになる」
名探偵モニカと探偵小説にハマり中の黒猫が、数々の事件の謎を解き明かす、オール書き下ろしの極秘任務・番外編!
前巻からのあらすじ
学園祭が開催されて沈黙の魔女は実行員として奔走する。
そんな彼女の前に不審者が、、
紫色の髪にピンク色の目。
七賢人の1人の呪術師レイ・オルブライト。
キラキラしている学園の陽の気にシオシオにされて苦しんでいるところにモニカが話しかけて、、
そしたらレイはモニカに呪術具が学園に紛れていると教える。
その呪術具を身に付けていたのが演劇のヒロインだった。
でも、陰キャのモニカにも入るのが難しい。
其処に助けに入るのがノートン家の悪役令嬢!
モニカをイジメるフリをしながらしっかりサポートして呪術具を回収したが。
呪術はヒロインにしっかり残っており主役の代役になったグレンに攻撃魔法をぶち込む。
グレンピンチ!
でも、直撃してもピンピンしてそう。
感想
七賢人のルイス、モニカ、レイが図書館で魔法書の修繕をする話から入るのだが、、
メンバーが悪すぎな気がする。
最後は、ルイスの後々の妻とのデートに間に合わせるため急いで帰ろうと風精霊のリンを呼び出したら、、
「人間には休暇があると学びました故。現在、休暇を実践中です。」と書かれた紙がヒラヒラと落ちて来た。
それでもデートしたいルイスは飛行魔法で待ち合わせに行くが、、
魔力切れでダウンしてしまうww
事件簿:Ⅱ
探偵小説にハマっている黒猫のネロと風精霊のリン。
彼等は探偵ごっこをしていたのだが、、
迷推理が冴え渡る!
モニカが七賢人の1人ルイスを暗殺するために、アッチコッチ動き回っていると推理していたのだが、、
その実態は、ドライフラワーを作ろとしていただけ。
そして、モニカの悪友のフェリックス(第二王子)が、沈黙の魔女の著作を立ち読みするために奮闘する。
いや、モニカが自身の著作がだと言えば良いのに言えないモニカ。
結果は、、
事件Ⅱ
いつもグレンがフリーダム過ぎるw
1番ウケたのが食堂のコックが作った骨つき肉の話。
調理場で調理されていた骨つき肉のグリルをグレンが盗み食いしたという容疑だったが、、
証拠を挙げてみるとネロが食べていた。
それに気が付いてるのはモニカだけ。
で、冤罪だったグレンは自作の燻煙器でハムを作っていたら、リンとは別のウサギの形をした精霊がハムを食べ散らかす。そのウサギの主人はウサギを探していたら迷子になってしまう。
それをモニカとシリル、グレンが見つけるが、、
事情を知らない彼等は大混乱、その後のウサギとの捕物も笑えた。
何故にモニカを襲う!?
魔力的にはモニカが最強?
確かに、、
でも、彼女はザコだぞ?
そんなエピソードがあと2つもある。
話は面白く、ネロ、リン、グレンがフリーダム過ぎるw
最後までお読み頂きありがとうございます。
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