どんな本?
異世界転生もの。
ただし主人公のリムルはスライムに転生してしまった。
何も見えない、何も聞こえない、手足も無いスライムに、、、
そんなスライムからジュラ・テンペストの主となる成り上がりファンタジー。
ユルイようでハードな展開は見もの。
アニメ化もしている。
読んだ本のタイトル
#転生したらスライムだった件 19巻
著者:#伏瀬 氏
イラスト:# みっつばー 氏
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あらすじ・内容
勇者、胎動――
ミカエルの野望を阻止するため、
転生したらスライムだった件19
各所で激闘を繰り広げるリムルたちだったが、
フェルドウェイの策略により魔王レオンを奪われてしまう。
ミカエルの次の狙いは、宿主であったルドラの魂を持つ転移者の勇者マサユキ。
迎え撃つは、その場に居合わせた聖騎士ヒナタと原初のブラン、そして灼熱竜のヴェルグリンド。
そしてミカエルも自ら動き出し、状況はさらに混迷を深めていく……。
前巻からのあらすじ
ミカエル率いるセラフィム軍団の侵攻計画が進む中、その対策のために開かれたワルプルギスに集結する八星魔王たち。
ミカエルの能力『天使長の支配(アルティメットドミニオン)』により、
竜種の長女でもあるヴェルーザードすらも敵の手中に落ちてしまったこの状況を打破するため、リムルはテンペストの戦力を各所に配置する。
天使系の能力を持っているレオンにギィとディアブロ。
ミリムにはカレラ、ゲルド、ガビルを派遣。
ダグリュールの国にはウルティマを送る。
ダグリュールは涙目。
ルミナスの処にはシオン、アダルマンとその一行が行くと決まる。
そして、レオンの処にフェルドウェイと中庸道化連、その他総勢13名が攻めて来たが、、
ピコ、ガラシャはヴェルザードの吹雪で戦意を喪失。
ギィのメイド組2人と駄弁り出す。
そして、ミカエルがオベーラの裏切りを知り天使長の支配を強化してしまう。
そしたら、レオンとカガリが呆気なく相手側に寝返ってしまう。
でも、ユウキが権能強奪を使ってカガリの支配を取り除いたのだが、、
身内と思っていたフットマンからカガリの父親、ジャヒルが表に出て来てユウキとラプラスを抹殺してしまう。
序章
ヴェルダナーヴァの復活を目指すことは、『正義之王』ミカエルにとっての使命であるが、彼にとってヴェルダナーヴァのいない世界は価値がないと感じている。フェルドウェイを信じていたが、その部下たちの裏切りに遭遇し、『救済之王』が戻ったことでオベーラの裏切りが明らかになる。天使系保有者に対する支配を強化し、蟲魔族との契約を通じて特定の地域を切り取る約束をしていたが、オベーラの始末と次の標的についての計画を見直している。ミカエルは感情が乱されることを楽しむことを決め、自ら逆賊を討伐することを決意する。
第一章
一行は極寒の地に『空間転移』し、その地はギィの根城に錯覚するほどの銀世界だった。感じた寒さはヴェルザードの影響と思われる。ギィとヴェルザードが対峙する戦場には余人の介入を許さないほどの絶死の空間が形成されていた。主人公はディアブロとザラリオの戦場も放置することにし、ディアブロが対処できると判断した。主人公はディアブロが自身の活躍を見たくてサボると推測し、シエルにその見解を認めさせた。一行はレオンのいる場所に向かうことにし、地上付近から感じ取った魔法の残滓がある場所は無視することに決定した。本能的直感に従って行動を決め、一行は城を目指して移動を開始した。
第二章
カガリとティアはリムルの国で預かることになった。ティアは意識が戻らないため、迷宮内で看病することが安全と判断された。シルビアはサリオンに帰国した。リムルはシルビアに携帯電話を渡し、予備として持っておくようにした。リムルは執務室で書類仕事に追われており、フェルドウェイへの怒りが増す。イングラシア王国で開催される世界会議に参加する予定である。これは歴史上初めての偉業となる。ディアブロとリムルは、フェルドウェイの性格や拠点について話し合う。フェルドウェイは融通が利かない性格で、他人の話を参考にしない。フェルドウェイ達がどうやってこの世界に来たか、異界と基軸世界を繋ぐ「冥界門」の存在が話題に上がる。ディアブロは、フェルドウェイが「天星宮」の門を開いた事に着目し、異界から本体を持って基軸世界に来られることが問題だと指摘する。ディアブロによると、フェルドウェイは本体とは異なる仮初の肉体に宿っており、本体は異界に存在している。フェルドウェイの本体を倒さなければ意味がないという事が明らかにされ、ディアブロはフェルドウェイの対処を一任される。ミリムからの連絡で、オベーラがフェルドウェイを裏切ったことがバレてミカエルと戦闘になったことが伝えられる。リムルはミリムのもとへ出向くことにする。
第三章
ミリムの居城には、既に完成している居住可能部分と医療施設があり、オベーラはそこで療養していた。リムルはオベーラに挨拶し、自己紹介を行った。その際、フレイからリムルに対して、もう少し威厳を身に付けるべきだという忠告があった。カリオンとフレイは、覚醒した力を自分のものにし、ミリムの役に立ちたいと話していた。ラミリスの迷宮について、リムル、カリオン、フレイが感想を交わし、迷宮の機能について話し合った。オベーラは、フェルドウェイとの戦いで重傷を負い、ミリムの元に逃げ込んできた経緯を説明した。オベーラはフェルドウェイから得た天使系の権能を持っていたが、フェルドウェイの支配を恐れ、究極能力『救済之王』を自ら捨てた。リムルはオベーラの話の真贋を確かめるために『解析鑑定』を行い、オベーラが真実を語っていることを確認した。オベーラの潔白が証明された後、リムルはオベーラの早期回復を目指して回復薬や蜂蜜を提供した。
第四章
オベーラはミリム達に任せられ、魔王勢との情報が共有された。世界会議の当日、リムルはランガ、ソウエイ、ディアブロと共に議場へ向かった。マサユキが主役であり、リムルが出迎え役として彼と合流した。マサユキの外見が変化し、髪が金髪に完全に変色していた。マサユキとリムルは円形の大会場に入場し、各国の重鎮達の注目を集めた。マサユキは帝国で即位宣言を行った経験があり、堂々としていた。ヴェルグリンドもマサユキの付き添いとして会議に参加していた。レスター議長がリムルとマサユキを最前列の席へ案内した。会議の準備が整い、西側諸国と東の帝国の歴史的和解劇が始まろうとしていたが、リムルは何か問題が起こることを予感せず、会議の開始を静かに待っていた。
終章
イヴァラージェは、ミカエルが強力な力で敵を殲滅する様子を目の当たりにする。不愉快に感じたイヴァラージェは、戦いの跡を見に行き、敵対していた者たちの遺体を無意識に食べる。これまで破壊衝動だけが生きがいだったイヴァラージェに、初めて「憎い」という感情が生まれる。万を超える魂を取り込んだ結果、イヴァラージェは邪神へと進化する。ミカエルが去った先で異界への門が開き、イヴァラージェはそれが何を意味するのか、どんな出来事が待っているのかを期待しながら眠りにつく。これらはイヴァラージェにとって初めての感情であり、邪神としての目覚めの日が近いことを示している。
感想
ユウキとラプラスが、、
本当に消えたのか?
なんか、、
「あ〜死ぬかと思った」と言いながら地面からニョキッて生えて来そうな気がするんだよな。
だって何回コイツら死ぬ目に遭ってる?
そんなレオンの領地に援軍に来たリムルとベニマル、ランガ、ソウエイ、クラマだったが、、
ヴェルザードはギィが抑え。
レオンを助けるために王座の間に行ったリムルはフェルドウェイと対戦。
リムルと来たベニマルはジャヒルと火炎をぶつけ合う。
残りのランガはヴェガと対戦してヴェガを退却させ。
ソウエイはアリオスと対峙するが逃してしまう。
クマラはオルリアと対戦。
深傷を負わせたが、ヴェガに捕食されて対戦相手を横取りされてしまう。
そして、レオンをフェルドウェイに連れて行かれて城はボロボロ。
それでもレオンを慕う住民達は移動する事を良しとせず。
ミカエル達に八つ当たり的に攻撃されないように、レオンが不在の間はギィが代わって統治することになる。
そして、カガリとティアはリムルの下で保護することが決まる。
ミリムの領地には蟲魔王のゼラヌスが攻めてきて、配下の12蟲将全てを率いて攻めてきた。
魔法を撃っても跳ね返されるので、肉弾戦がメインとなっり乱戦となってしまう。
ミリムは蟲魔王ゼラヌスとタイマン勝負をして。
フレイはトルンと空の戦いをする。
フレイに着いて行ったガビルはビートホップと対戦。
カリオンは蜘蛛のようなアバルトと対戦。
ミッドレイはサリルと対戦するのだが、、
気合いで毒を無効化するミッドレイはおかしいと思う。
ゲルドは巨大ムカデのムジカと対戦し、軍師のオベーラはティスホーンと対戦。
カレラは蟲将筆頭のゼスと対戦する。
さらにリムルから援軍で、ゴブアが率いる紅炎衆とゴブタが率いる狼鬼兵部隊を戦場に送る。
ついでにランガも付き合うらしい。
そしてダグリュールの領地には、彼の弟のフェンが訪問して来て、ダグリュールと当初は戦っていたのだが、、
フェンとダグリュールの回廊が繋がってしまったせいでダグリュールは昔の感情を思い出す。
そして、ルミナスの領地に攻め込む事を決める。
え??
そんなアッサリと?
そして、イングラシア王国での世界会議に乱入してきたヴェガ達がヒナタ、テッサロッサに襲い掛かる。
さらに、マサユキの暗殺も狙っていたらしいが、、、
マサユキが動くだけで、先ほどまでの苦戦が嘘のように楽に進んでいく。
ついでにマサユキはラッキースケベを発動させたが、それが暗殺を逃れる一手になった。
なんたる幸運!
これぞマサユキのクオリティーw
リムルだったら、土下座させられる案件だよな。。
さらにマサユキは英雄之王を顕現させて、過去の勇者だった先代皇帝ルドラとグランベルを召喚して敵を圧倒。
クロエに勇者の資格を渡した事で勇者になれないと諦めていたヒナタに、ヒナタの師匠グランベルは光の精霊と剣をヒナタに譲渡して去っていく。
此方もパワーインフレが、、
ダグリュールの処に増援に行ったら、ダグリュールはルミナスの領地を攻める準備をしており。
近付いたら戦闘になりそうなので遠巻きにしていたら、、
奇襲でミカエルがリムルが離脱できないように結界を張った後にリムルの前に現れた。
そしてディアブロを時間停止で瞬殺し。
↑死んでない
リムルに剣を振り下ろそうとしたらクロエが助けに入る。
その時間停止の現象をリムル(の中のシエル)は検証して対策を構築する。
そして、ミカエル最大のアドバンテージの時間停止を打破する。
そしたら、ミカエルの攻撃全てをリムルが上回りミカエルを倒す。
そしてミカエルを喰ったリムルは天使系の究極スキルを全てコンプリート。
その結果。
シエルが竜種の因子を考察して解析に入る。
かなり上機嫌なようだ、、
なんかミカエルは満足して死んでいったな、、
え?
呆気なくね?
時間停止という鬼札を剥がされた瞬間に呆気なく滅びたぞ?
何度も書くけど、戦力のハイパーインフレが凄い。
でも、戦争はまだ続く。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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備忘録
序章
• ヴェルダナーヴァの完全な形での復活を目指すことは『正義之王』には不可能な業である
• しかし、ミカエルにとってはヴェルダナーヴァのいない世界は価値がない
• ミカエルは自分が感情を剥き出しにしたことに戸惑っている
• フェルドウェイを信じていたが、その部下たちの裏切りに遭う
• 『救済之王』が戻ったことで、オベーラの裏切りを知る
• オベーラの裏切りにより、天使系保有者に対する支配強化を行った
• 蟲魔族との契約により、蟲魔族が住む地域を切り取る約束をしていた
• オベーラの始末と次の標的についての計画の見直しを検討している
• ミカエルは感情が乱されることを楽しむことを決める
• 自ら逆賊を討伐することを決意する
• 異界には重力や天地の概念が存在せず、魔素が凝縮した物体が点在している
• 妖魔族は基軸世界と同様の生活をするためにこれらの拠点を利用している
• オベーラの拠点は対イヴァラージェの最前線基地であり、妖魔族にとって最重要施設の一つ
• ミカエルはオベーラの拠点に『空間転移』するが、拠点は既に空だった
• オベーラとミカエルの間で戦闘が開始され、オベーラは迎撃態勢を取る
• 満天の陣形を利用して、オベーラの軍勢はミカエルに集中砲火を浴びせる
• ミカエルはあらゆる攻撃を無効化する『王宮城塞』が発動しなかったことに気付く
• 忠誠を誓っている者がいないため、ミカエルはダメージを受け始める
• オベーラはミカエルに対して全力で攻撃を続けるよう命じる
• ミカエルの攻撃により、オベーラの軍勢の多くが一瞬で絶命する
• オベーラは軍勢に散開するよう命じるが、ミカエルの『灼熱竜覇加速励起』が発動
• オベーラはオーマに逃げるよう命じるが、オーマは拒否し、全員で戦うことを選ぶ
第一章
• 一行は極寒の地に『空間転移』し、その地はギィの根城に錯覚するほどの銀世界だった
• 感じた寒さはヴェルザードの影響と思われる
• ギィとヴェルザードが対峙する戦場には余人の介入を許さないほどの絶死の空間が形成されていた
• 主人公はディアブロとザラリオの戦場も放置することにし、ディアブロが対処できると判断
• 主人公はディアブロが自身の活躍を見たくてサボると推測し、シエルにその見解を認めさせる
• 一行はレオンのいる場所に向かうことにし、地上付近から感じ取った魔法の残滓がある場所は無視することに決定
• 本能的直感に従って行動を決め、一行は城を目指して移動を開始する
• 視界が最悪で距離感がつかめない状態で、ヴェルザードの吹雪が原因で『自然影響無効』が無効化されている
• 主人公たちは魔素が揺らぐ方向に進み、レオンの居城に辿り着く
• 主人公はレオンの気配を察知し、ベニマルと共に向かうことに決め、他のメンバーは他の戦場へ援護に向かう
• 跳んだ先ではユウキ、ラプラス、ティアがカガリを守っており、敵の放った大火球が問題になっている
• 主人公は『虚空之神』で大火球を喰らい尽くし、ユウキ達は大爆発で跡形もなく消える
• カガリは無事であり、主人公たちは敵に目を向ける
• フェルドウェイと名乗る敵と、ジャヒルと名乗る別の敵が登場し、主人公たちは戦いを開始する
• 主人公は、この機会を利用してフェルドウェイを始末しようと決意している
• 必殺技「虚無の剣撃」を惜しげもなく公開するが、フェルドウェイに受け止められてしまう
• シエルさんは、必殺技を初手に持ってくると防がれるというジンクスを指摘する
• 主人公はフェルドウェイとの戦いで、彼が守備に徹していることを不思議に思っている
• 主人公はさらに強力な必殺技を隠し持っているが、フェルドウェイの秘密を探ることを優先している
• フェルドウェイとの戦いは千日手になっているが、それを逆手に取って戦況確認に利用している
• ベニマルがジャヒルとの戦いで厳しい状況にあることが主人公の心配事である
• ジャヒルは神祖の血槍を使用し、その槍からは凄まじい力が感じられる
• ベニマルとジャヒルの間には四倍以上の戦力差があり、ベニマルが技量で勝負を持ちこたえている
• 主人公はフェルドウェイとの戦いでも千日手状態にあり、打つ手がない状況にある
• レオンと戦っている謎の女性は彼の母親であり、二人の戦いも均衡している
• 主人公はベニマルにもう少し頑張るように促すが、ベニマルからは時間が稼げないという返事が返ってくる
• 主人公はこの状況を打破する手段をシエルと共に検討している
• ランガ、クマラ、ソウエイの三名は各自が違う相手を援護するために別行動を取っていた
• ランガはヴェガと対峙し、その戦いが一番の激戦区だった
• ヴェガは存在値が一千万を超え、ランガの存在値の半分以下であるにもかかわらず、ランガはその戦闘経験を活かして挑んだ
• ヴェガの究極能力『邪龍之王』は、喰らった対象の力を吸収する能力を持つが、ヴェガはそれを完全には使いこなせていなかった
• ランガの究極能力『星風之王』を活かしてヴェガに挑み、『終末魔狼演舞』という技でヴェガを撤退に追い込んだ
• ヴェガの撤退後、ミソラとその部下たちはランガの強さに驚愕し、リムルの力を改めて認識した
• メーテルは戦いが終わったらペットショップで犬を買おうと考えていたが、その後実際に森林魔狼を購入し「ランガ二世」と名付けることになる
• 赤騎士団団長フランと黄騎士団団長キゾナは、オルリアとの戦いで大きな苦戦を強いられていた。
• オルリアは、自身の権能「武創之王」を用いてさまざまな神話級の武器を生み出し、二人を圧倒していた。
• オルリアが最終的に本気の装備である三叉槍を取り出し、フランとキゾナは絶望的な状況に立たされた。
• その時、クマラが現れ、オルリアの前に立ちはだかる。
• クマラは神狐へと進化し、神気を纏った九つの尾でオルリアの攻撃を防ぎ、反撃を加えた。
• オルリアの攻撃はクマラには通用せず、クマラはオルリアを容易く制圧した。
• クマラは幻獣王として自己紹介し、オルリアに対して最終的な一撃を加えた。
• フランとキゾナはクマラの強さに圧倒され、リムルの配下の強さを再認識した。
• アリオスは究極付与『刑罰之王』を使用し、青騎士団団長オキシアンとミザリーの副官カーンを圧倒していた。
• アリオスは、自身の力を試すために二人を一時的に生かしておき、彼らを遊び相手としていた。
• オキシアンとカーンは、アリオスの意図を理解しながらも、時間稼ぎをするために必死に抵抗していた。
• アリオスは最終的に本気を出し、二人を殺そうとした時、彼の背後から何者かが現れて危機を回避した。
• カーンは、悪魔としての復讐を誓い、アリオスに対する恨みを抱いていた。
• 人間時代の経験が少ないアリオスは、悪魔の心核を破壊する方法を熟知していないようだった。
• 結局、アリオスが最終決断を下そうとした瞬間、未知の者の介入によりオキシアンとカーンは窮地を脱した。
• カーンは、アリオスを襲った者が魔王リムルの配下、ソウエイであることを認識していた。
• ソウエイはアリオスを一撃で仕留めるつもりだったが、アリオスが辛うじて攻撃を回避し、生き延びていた。
• アリオスは以前「異世界人」としてある程度の強さを持っていたが、“妖天”への変貌後、更に強大な力を手に入れていた。
• ソウエイはアリオスとの戦いで、一見死力を尽くしているように見せかけつつ、実際にはアリオスの隙を狙っていた。
• アリオスがソウエイを倒したと確信した瞬間、ソウエイの計画通り、影を利用した攻撃でアリオスを捕らえ、心臓を破壊して勝利した。
• ソウエイは戦いにおいて勝利することを最優先とし、勝ち方に拘らない戦略を取っていた。
• フェルドウェイの撤退宣言が、膠着状態の戦況を変える。
• 互いに不利と感じつつも、勝負を避けようとする両者の心理が透ける。
• リムルは絶対に勝てる戦いを好むが、今回の戦いでは準備不足を感じていた。
• リムルとフェルドウェイは互いに煽り合うが、フェルドウェイは撤退を選択。
• ソウエイの登場でアリオスを退け、フェルドウェイも戦場から撤退する。
• リムルとベニマルは煽り合いが過ぎたと反省しつつ、結果的には撤退を促す戦術が功を奏した。
• 最終的にフェルドウェイたちは撤退し、リムルとベニマルは戦いの終結を迎える。
• ヴェガはランガから逃げ出した後、クマラとオルリアが戦っている場所に辿り着く。
• クマラによってオルリアが致命的なダメージを受け、ヴェガの近くに吹き飛ばされる。
• ヴェガはオルリアを見捨て、オルリアの魂を喰らい、その権能を奪う。
• クマラはヴェガの強化を阻止できず、ヴェガは更に強力になる。
• フェルドウェイの撤退命令により、ヴェガは戦場から撤退する。
• ソウエイはアリオスを攻撃し、戦場に介入するが、マイによって阻止される。
• ソウエイとカーンはマイの能力に警戒しつつ、次への準備を始める。
• 戦闘は終了し、フェルドウェイの撤退とともに全ての勢力が戦場から退いた。
• リムルらが会議室に集まり、今後の戦略について話し合う。
• リムルはレオンを救出する計画を持っていたが、直接行動に移すことはなかった。
• 会議では、レインとミザリーが何故か正座させられていたが、その理由については深く触れられなかった。
• ギィはリムルに対して不満を述べるが、結局はお互い様ということで許し合った。
• 今後の方針については、レオンを信じて行動することになった。
• 会議中、カーンとミソラがそれぞれミザリーとレインの解放を求めるが、ギィはミザリーに対してのみ許可を与える。
• レインは自分だけが正座を続けることに不満を表明するが、最終的にはギィから更なる反省を求められる。
• ディアブロはレインに高級酒をプレゼントしたと告白し、その見返りにレインから絵画を受け取っていたことが判明する。
• ギィはディアブロに対して家宅捜索を命じており、肖像権侵害の大罪であると指摘する。
• 会議は各人の報告が順調に進む中で、レインの行動による一幕が発生し、その後の対応で会議が進められる。
• レインは敵の情報を多く提供し、その中でも特に重要な情報は、ミカエルの支配が隔離状態では効果を及ぼさない可能性があることだった。
• レインの報告を聞き、ソウエイとリムルはレインの行動を評価し、彼の功績を認める。
• レインは正座から解放され、ミザリーからも行動の改善を促されるが、レインは自身の有能さを誇る。
• ディアブロがレインに高級酒を提供していたことが判明し、その見返りにレインから絵画を受け取っていた。
• ギィとリムルはレインの正座を許し、彼の解放を決定する。
• レインと彼の部下たちは大いに盛り上がり、レインは部下からの賞賛を受けるが、リムルはレインの態度について懸念を抱く。
• ヴェガは力を得て増長し、ランガに撃退されたが、オルリアという敵を喰らい、急速に回復して戦闘能力を向上させた。
• オルリアは神話級装備を創り出す権能を持っており、ヴェガがそれを引き継いだ可能性が高い。
• アリオスという戦士はソウエイに倒されそうになったが、瞬間移動の使い手によって逃げられた。この瞬間移動の使い手は古城舞衣という少女で、その権能は戦略の見直しを必要とするほど強力だった。
• 敵の中でも特に強力な存在はヴェルザード、ザラリオ、フェルドウェイであり、これらの敵には特に注意が必要だった。
• フェルドウェイの動きには何か特別な目的があったと考えられ、彼もまた「天使長の支配」を扱える可能性があると推測された。
• ギィとリムルはカガリの考えや情報を信じ、彼女の立場にもかかわらず、彼女の話を真剣に聞いた。
• カガリは、フェルドウェイが現れるまで自由意思を持ち、レオンと裏切る算段をつけていたが、フェルドウェイが現れた直後に支配されてしまった。
• ユウキは自我を取り戻していたが、運悪くフェルドウェイによる支配を受けた。
• ミカエルが「天使長の支配」を一定の権能として譲渡できる可能性があるが、発動条件には視界を通じた認識が必要かもしれない。
• フェルドウェイがミカエルの「目」として機能していた可能性が高く、フェルドウェイも同様に「天使長の支配」を扱える可能性がある。
• シエルの推論によれば、ミカエルがヴェルグリンドの因子を取り込んでおり、「並列存在」を扱える可能性がある。
• ミカエルとフェルドウェイが同じ権能を扱える可能性が高く、これによりフェルドウェイを倒すためには「王宮城塞」を破る必要がある。
• フェルドウェイの攻撃が通用しなかった理由が明らかになり、その攻撃が「王宮城塞」によるものであることが理解された。
• 「天使長の支配」の影響が同時に及ばないことが判明し、これが戦略に役立つ可能性がある。
• ジャヒルは非常に強力な敵であり、ベニマルもその強さを認めているが、次は勝つと断言できないほどである。
• ジャヒルは過去にギィを召喚したことがある人物で、超魔導帝国の国家元首、魔導大帝と名乗り、最悪の悪魔を世に解き放った愚者として記録されている。
• カガリはジャヒルが自分の父であると主張するが、シルビアはジャヒルが神祖によって創造された真なる人類の祖であり、自分と同僚だったと述べる。
• ジャヒルの正体について、カガリ、ギィ、そして主人公が話し合い、ジャヒルがカガリの父を乗っ取っている可能性に言及する。
• 最終的に、ジャヒルの正体がカガリの父を乗っ取ったものであることがほぼ確定し、この事実にカガリは落胆する。
• ギィと主人公は夜に酒を酌み交わし、敵についての話をする。
• レオンがいなくなった後の国の対策について密談を行う。騎士団長たちは町と城の復興を望むが、侵略に対する防衛力の不足が問題である。
• ギィがレオンの領地の防衛を引き受けることで、一同は合意する。
• カガリが密談に加わり、自身の過去やジャヒルについて話す。
• カガリの父がジャヒルに乗っ取られていたことが明らかになる。
• ティアが重傷を負い、クレイマンの「情報子」を用いて治療することが決定される。
• カガリはティアに対するクレイマンの「情報子」の使用を感謝する。
• カガリがクレイマンの残滓の使用を喜び、主人公も安心する。
• しかし、ギィとシルビアから、死者の残滓を使う行為について批判される。
• 主人公とギィ、シルビアの間で、主人公の行動やギィとの関係について話し合われる。
• シルビアは、かつてジャヒルを殺したギィと容易に仲良くなる主人公のことを理解できないと述べる。
• シルビアがカガリに仲間について話を聞くと言い出し、ラプラスの正体についての話になる。
• シルビアはラプラスが元勇者であり、自身の夫であることを明かす。
• カガリとシルビアはラプラスに関する過去の話を共有し、互いに理解を深める。
• 主人公はユウキとラプラスがまだ生きている可能性を信じ、悲しむ必要はないと考える。
• シルビアとカガリは主人公の言葉を受け入れ、気持ちを切り替えることを決める。
• 深夜の密談は、今後の戦いに向けて続けられる。
幕間
• フェルドウェイが天星宮に帰還すると、ミカエルも戻ってきたところだった。
• フェルドウェイはオベーラを粛清しようとしたが、自身の「王宮城塞」が通用しなかったことをミカエルに報告する。
• ミカエルはフェルドウェイの「王宮城塞」が通用しなかったことに驚くが、フェルドウェイは大きな被害もなく情報を得られたとして受け入れる。
• オベーラが逃げられたことについて、ミカエルはその忠誠心ある配下によって守られたと述べ、フェルドウェイもその戦力の損失を惜しむが、淡々としている。
• フェルドウェイの人望が薄い理由として、その冷淡さが挙げられるが、本人はそれを意に介さない。
• ミカエルは勢力内の指揮系統について話題を変え、フェルドウェイに最高司令官として誰をどう配置するかを考えるように提案する。
• フェルドウェイは交渉中だった最後の一人と話がついたことを受け、本格侵攻前に配置を決めることにする。
• 天界の主要メンバーが再び謁見の間に集まることになった。
• フェルドウェイから作戦の結果が報告され、ミカエルは形式上のやり取りを行う。
• ディーノは、オルリアが戦死したことに対して軽く追悼する。
• 会議では役職の任命が議題となり、フェルドウェイが司会進行を務める。
• フェルドウェイは自身を最高司令官として、ヴェルザードを相談役として任命し、ザラリオを含む九名を指揮官とする。
• フェルドウェイは新たな役職として「三星帥」を定め、ザラリオ、ジャヒル、およびもう一名を任命する。
• ヴェガは「七凶天将」筆頭の地位を与えられ、不満を示すが、フェルドウェイの決定に従う。
• ダグリュールの弟であるフェンが「三星帥」の一員として現れ、その強大な力が示される。
• フェンはフェルドウェイと友情を築き、フェルドウェイに深く感謝している。
• 会議ではフェルドウェイがダグリュールに関する問題がないと明かし、フェンの加入による戦力強化が語られる。
• ディーノはフェンの解放によるダグリュールの動向に懸念を示す。
• フェルドウェイはディーノの提案に耳を傾け、追加の派遣を決定する。
• ディーノ、ピコ、ガラシャがフェンのサポートとして派遣されることになる。
• フェルドウェイはフェンの強さを信じており、ダグリュールとの対決を任せる。
• フェルドウェイは戦力の再編成を行い、フェンを含む新たな指導層を設定する。
• ザラリオはフェルドウェイの全面的な支援を受けて〝天通閣〟への攻撃を指揮する。
• ジャヒルは遊撃隊を指揮し、フェンのサポートとして活動することになる。
• ヴェガはイングラシアへの攻撃を指揮し、マサユキの暗殺を目指す。
• フェルドウェイの計画は、ヴェルドラの因子を掌握し、ヴェルダナーヴァの復活に必要な要素を集めることにある。
• 会議では、ヴェルダナーヴァの復活を目指すための具体的な攻撃計画が立案される。
• ミカエルが、迷宮に引き籠るリムルを誘き出す戦略を提案し、ユーラザニアをゼラヌスに譲渡することを宣言する。
• 敵の援軍を討つことでリムルを迷宮から出させ、勝利を目指す計画を立てる。
• ミリムの勢力圏を攻めることに対して、ディーノはヴェルダナーヴァの不興を買うのではないかと懸念を表明する。
• ミカエルとフェルドウェイは、ミリムに対する敬意や情はなく、ヴェルダナーヴァへの忠誠のみを重んじる立場を明確にする。
• フェルドウェイは、自分の行動が間違っていればヴェルダナーヴァが復活して正すはずだと主張する。
• 天魔大戦の概要が決定し、世界情勢は大きく変動することになる。
第二章
• カガリとティアはリムルの国で預かることになった。ティアは意識が戻らないため、迷宮内で看病することが安全と判断された。
• シルビアはサリオンに帰国した。リムルはシルビアに携帯電話を渡し、予備として持っておくようにした。
• リムルは執務室で書類仕事に追われており、フェルドウェイへの怒りが増す。
• イングラシア王国で開催される世界会議に参加する予定である。これは歴史上初めての偉業となる。
• ディアブロとリムルは、フェルドウェイの性格や拠点について話し合う。フェルドウェイは融通が利かない性格で、他人の話を参考にしない。
• フェルドウェイ達がどうやってこの世界に来たか、異界と基軸世界を繋ぐ「冥界門」の存在が話題に上がる。
• ディアブロは、フェルドウェイが「天星宮」の門を開いた事に着目し、異界から本体を持って基軸世界に来られることが問題だと指摘する。
• ディアブロによると、フェルドウェイは本体とは異なる仮初の肉体に宿っており、本体は異界に存在している。
• フェルドウェイの本体を倒さなければ意味がないという事が明らかにされ、ディアブロはフェルドウェイの対処を一任される。
• ミリムからの連絡で、オベーラがフェルドウェイを裏切ったことがバレてミカエルと戦闘になったことが伝えられる。リムルはミリムのもとへ出向くことにする。
• ミリムの居城には、既に完成している居住可能部分と医療施設があり、オベーラはそこで療養していた。
• リムルはオベーラに挨拶し、自己紹介を行った。その際、フレイからリムルに対して、もう少し威厳を身に付けるべきだという忠告があった。
• カリオンとフレイは、覚醒した力を自分のものにし、ミリムの役に立ちたいと話していた。
• ラミリスの迷宮について、リムル、カリオン、フレイが感想を交わし、迷宮の機能について話し合った。
• オベーラは、フェルドウェイとの戦いで重傷を負い、ミリムの元に逃げ込んできた経緯を説明した。
• オベーラはフェルドウェイから得た天使系の権能を持っていたが、フェルドウェイの支配を恐れ、究極能力『救済之王』を自ら捨てた。
• リムルはオベーラの話の真贋を確かめるために『解析鑑定』を行い、オベーラが真実を語っていることを確認した。
• オベーラの潔白が証明された後、リムルはオベーラの早期回復を目指して回復薬や蜂蜜を提供した。
• オベーラはミリム達に任せられ、魔王勢との情報が共有された。
• 世界会議の当日、リムルはランガ、ソウエイ、ディアブロと共に議場へ向かった。
• マサユキが主役であり、リムルが出迎え役として彼と合流した。
• マサユキの外見が変化し、髪が金髪に完全に変色していた。
• マサユキとリムルは円形の大会場に入場し、各国の重鎮達の注目を集めた。
• マサユキは帝国で即位宣言を行った経験があり、堂々としていた。
• ヴェルグリンドもマサユキの付き添いとして会議に参加していた。
• レスター議長がリムルとマサユキを最前列の席へ案内した。
• 会議の準備が整い、西側諸国と東の帝国の歴史的和解劇が始まろうとしていたが、リムルは何か問題が起こることを予感せず、会議の開始を静かに待っていた。
• イングラシア王国には、地下大迷路と呼ばれる隠し通路があり、天使の襲来に備えた施設である。
• 地下深くには秘密の研究施設があり、魔物の因子を人体に取り込む研究が行われていた。
• 研究の管理は魔法審問官が行っており、人体の直接改造と合成獣の使役が研究の主な内容であった。
• しかし、肉体の強化に成功しても精神面での脆弱さが問題となり、次に精神生命体との融合が模索された。
• 悪魔の力を取り込むことが、手っ取り早い解決策と考えられたが、人体にとっては毒であった。
• 悪魔は意思の力で受肉した肉体を自分のものにするが、人間が悪魔の力を強制的に取り込むことは不可能であった。
• ライナーはイングラシア王国騎士団の総団長から実験体に堕ち、日々実験の恐怖に怯えていた。
• ライナーは魔王リムルや聖騎士団長ヒナタに対して強い憎悪を抱き、復讐を誓っていた。
• ライナーには肉体強化手術のみが施されており、特A級の力を持つが、悪魔との融合実験の対象となる予定であった。
• ある日、ライナーの前に希望が現れる。
• ヴェガとフェルドウェイたちは、隠し通路を利用してイングラシア王都に簡単に侵入した。
• その目的は、イングラシア王都で開催される世界会議に乗り込み、マサユキを始末することであった。
• フェルドウェイたちは、地下にある秘密の研究施設にたどり着き、そこで人体実験の被験者たちを発見した。
• ヴェガは過去にこの施設で実験された経験があり、ライナーとその部下たちを解放し、彼らに力を与えることを提案した。
• ライナーとその部下たちは、魔王フェルドウェイから「妖魔族」の力を授かり、戦力として復讐の機会を与えられた。
• ライナーはヴェガから『武創之王』で具現化した騎士剣を受け取り、特A級以上の強さに生まれ変わった。
• ライナーたちはイングラシア王国での復讐に燃え、ヴェガとフェルドウェイの計画に協力することになった。
• ある日、“天通閣”が大きな揺れに襲われ、“聖虚”ダマルガニアが滅亡の危機を迎える。
• ウルティマはヴェイロンとゾンダにダグリュールへの確認とシオンへの連絡を命じる。
• この地が落ちれば、次にシオンのいるルベリオスが狙われることが明白であったため、周到な準備が行われていた。
• しかし、魔法が封鎖され、通信手段が妨害されているため、ゾンダは疾風のように動く。
• ウルティマは最悪の場合の逃走も考慮し、リムルがダグリュールを信じつつも疑っていたことを思い出す。
• リムルはダグリュールがヴェルドラではなくウルティマを応援に希望したことに疑念を抱いていた。
• ウルティマはダグリュールが裏切る可能性をゼロとは考えず、詳細に調査を進めていた。
• ダグリュールの未紹介の兄弟が鍵であると考え、強大な気配の襲撃を受けた際に巨人族の狂王である可能性を考慮する。
• ウルティマは、ダマルガニアの危機に直面しながらも、戦いの準備を整える。
• ヴェイロンが玉座の間に入ると、“天通閣”の機能が蘇り、天へと至る扉が開いていた。
• 天から降りてくる気配に、巨人族は動揺していた。
• ダグリュールは寿命がない古き個体で、戦闘時には十倍以上巨大化する能力を持っていた。
• ダグリュールの弟であるフェンは、感情の制御を失くした暴君で、ヴェルダナーヴァによって封じられていた。
• ダグリュールはフェルドウェイからの誘いを断り、“天通閣”の上層階から下層の様子を睥睨していた。
• リムルの配下が設置した”転移用魔法陣”により、ダグリュールは食糧輸入の問題が解決されることに期待していた。
• フェルドウェイからの念話を受け、ダグリュールはフェンの封印解除に協力しないことを断言した。
• ウルティマが到着し、ダグリュールの行動について理解していたことを明かした。
• ダグリュールとウルティマは和解し、リムルの到着まで戦うことを決意した。
• ダグリュール兄弟も、ウルティマ達の気合に奮起し、迎撃の準備を始めた。
• 議会は事前の根回しによりスムーズに進行し、和解文書のサインが予定通りに行われた。
• マサユキが皇帝として和解文書にサインしようとした時、会場方面から爆発音が響いた。
• ベニマルから、“蟲魔王”ゼラヌスの軍勢が侵攻してきたとの報告があった。
• ラミリスからは、“聖虚”ダマルガニアからの連絡が途絶えているという報告があった。
• この事態により、立食パーティーへの影響が懸念され、特にヒナタのドレス姿が見られなくなることへの不安が述べられた。
• 主人公は前世での出来事を思い出しながら、今回の事態に対する対策を考え始めた。
• ヒナタは主人公の変化に気付き、状況を把握した上で対処することを約束した。
• 主人公はベニマルから状況報告を受け、敵の動きが予想を上回るほどの被害を出していることを知る。
• カレラの極大魔法が開戦の烽火となり、敵方にそれを投げ返す者がいたことが明らかになった。
• 敵方には八名の蟲将がおり、ミリム四天王やカレラを含む全員が参戦している状況である。
• 主人公は援軍として”紅炎衆”三百名を送り出すことを決定し、ヴェルドラの協力も得て無事に送り出した。
• ゴブタも狼鬼兵部隊百騎を率いて出動し、ランガも同行することとなった。
• ベニマルは敵が疲れ知らずで攻撃を続ける様子を報告し、これがユニークスキル”飢餓者”の影響を思い出すと述べた。
• 最悪の場合に備えて、援護に向かうようベニマルに指示を出した。
• 主人公はラミリスに状況を確認し、その後ベレッタに交代させて具体的な情報を得る。
• ウルティマが通信可能な領域まで脱出し、至急の応援を要請していることが明らかになる。
• 主人公は他の魔王に援軍要請を行うか検討するが、自身が出向くことを決定する。
• 敵方にはディーノやレオンの姿が確認され、これが主人公の出動を決定づける。
• 主人公は自身が出向き、ベニマルに指揮を任せることにし、ラミリスには真面目に訓練するよう指示を出す。
• 『管制室』の豪華な作り変えが、司令官ごっこを助長してしまっていることに触れ、今回の戦闘の真剣さを強調する。
• ダグリュールとフェンが再会し、互いに闘志を燃やす。
• フェンは長年の隔離生活で肌が白く、病的な白さをしており、ダグリュールはその変化に対して複雑な感情を抱いている。
• グラソードはダグリュールの弟であり、レオンの前に立ち塞がる。彼は巨人族の中では比較的小柄で、両手大剣を愛用している。
• ディーノとヴェイロンは戦闘を開始するが、ディーノは真剣勝負を避け、ヴェイロンに時間稼ぎを頼む。
• ウルティマはピコとガラシャを相手に戦闘を展開し、彼らを試金石として見ている。
• 各キャラクターはそれぞれの立場と背景を持ちながら、互いに力を試すための戦いを開始する。
• ダグリュールとフェンの戦いは本気ではなく、本格的な戦いが他の組が場を移した後に始まった。
• フェンはダグリュールに昔のように大暴れして欲しいと望み、ダグリュールは安定と秩序を求める立場を取った。
• 戦いはフェンが優勢に進み、彼が長年使ってきた聖魔封じの鎖でダグリュールを捕らえた。
• フェンの頭突きによって、二人の魂が触れ合い、ダグリュールはフェンの記憶と感情を共有した。
• 記憶の共有によりダグリュールは目覚め、兄弟は再び手を取り合い、巨神の軍団として世界にその武威を示すことを決意した。
• ダグリュールの号令により、巨人族の戦士たちが〝縛鎖巨神団〟として召集され、不毛の砂漠へ進軍を開始した。
• グラソードはレオンとの戦いを終え、ダグリュールの側についたことを宣言し、去ってしまった。
• ウルティマは、ダグリュールが敵に回ったことにより、味方が減り、状況が悪化したと感じた。
• ヴェイロンは、現状が不利であると指摘し、一時的に撤退することを提案した。
• ガラシャとピコは、ダグリュールの加わったことで優位に立ち、ウルティマたちに退場を促した。
• ウルティマは、リムルの到着を信じて足止めに徹することを決意し、ヴェイロンもこれに賛成した。
• 援軍が到着し、ウルティマたちは救われる展開となった。
• リムルはディアブロとソウエイを連れて〝聖虚〟ダマルガニアへ向かい、ウルティマたちと合流した。
• 途中でダグリュールが率いる無秩序な巨人の軍団を目撃し、その雰囲気が異なっていたことを感じ取った。
• リムルたちの戦力は、合流後、ディアブロとソウエイを加えて六名になった。
• リムルはレオンを『虚数空間』にて幽世へ送り、シエルによる強制『能力改変』を実行し、レオンを正気に戻した。
• ダマルガニア周辺が『結界』によって隔離され、ミカエルが現れた。
• ミカエルはレオンをエサとして使い、リムルを誘き出す作戦を実行していた。
• ディアブロが突如倒れ、ソウエイも倒れるなど、ミカエルによる未知の攻撃が行われた。
• リムルはウルティマたちに撤退を命じ、ミカエルと一騎討ちを決意した。
• ミカエルの攻撃には既視感があり、シエルがその謎を暴こうとしていたが、詳細は不明だった。
• リムルとミカエルの間で〝天通閣〟の大広間で一騎討ちが始まることになった。
• ヒナタは臨時の指令室で部下からの報告を受け、現状把握に努めた。
• 議事堂の守備は万全で、聖騎士団や各国の騎士、冒険者たちが警備にあたっていた。
• イングラシア王国を含む西側諸国は、天使の襲撃への備えとして避難場所を整備していた。
• 王都でのテロ行為による人的被害を軽減するために、避難民を安全な施設に避難させていた。
• エルリック王子が反乱を起こし、ヒナタを非難する演説を行っていた。
• エルリック王子とライナーの行動が原因で王都が混乱しており、イングラシア王国の元騎士団総団長ライナーが関与していることが明らかになった。
• 王都で暴れている化け物は、天使の力を取り込んで暴走している実験体であることが判明した。
• ライナーは天使の力を取り込んだ「成功体」である可能性が高いとテスタロッサが指摘した。
• 聖騎士団だけでは対処不可能な状況であり、テスタロッサの手勢との協力が必要となっている。
• ヒナタはエルリック王子の主張を否定し、釈明に出向くことを決意している。
• ニコラウス枢機卿はヒナタにルベリオスへの逃亡を提案するが、ヒナタはそれを拒否し、現地での対処を選択する。
• ヒナタは真の敵が別に存在し、彼らが攻めて来た際に国の要人が殺されると、各国の連携が取れなくなることを懸念している。
• ライナーが国王暗殺に関与し、成功体として暴れている可能性が高いとテスタロッサが指摘する。
• 天使の力を取り込んだ実験体が王都で暴れているとの情報があり、これらの敵の排除が急務である。
• ヒナタとテスタロッサはライナーの始末とエルリックの捕獲、自白させる計画を立てる。
• アルノーとフリッツはテスタロッサから部下を借り受け、王都の治安回復に努めることになる。
• ヒナタは自らが濡れ衣を晴らし、真実を明らかにするために行動を起こすことを決意する。
• 議事堂から外に出たヒナタたちは、街の中心が大きな被害を受けている状況を目の当たりにする。
• ニコラウス枢機卿はイングラシアの復興に時間がかかると冷静に述べる。
• 現場の面子はヒナタ、テスタロッサ、ニコラウス枢機卿のほか、モスとシエンが合流している。
• モスは『索敵モード』を用いて不意討ちに備えるよう指示される。
• ヒナタたちは敵の真の目的がリムルであることを推測し、魔王レオンを正気に戻すことが基本戦術であると考える。
• 敵の目的がマサユキである可能性も検討され、マサユキが安全であることが優先されるとテスタロッサが説明する。
• ヒナタたちは囮にされている可能性を考慮しつつ、自らをエサとしてしか見ていない敵に対して、勝利を目指すことを決意する。
• モスの姿は消え、ヒナタたちは四名になる。ヒナタはニコラウスに待機を命じ、エルリック王子を確保するよう指示する。
• 王都の広場に着いたヒナタたちを、完全武装の騎士達が待ち受けていた。中にはヒナタにも見覚えのあるライナーが含まれている。
• ライナーを含む敵の戦力を分析し、ヒナタは自分を上回るエネルギー量を感じ取る。
• ヒナタとテスタロッサは、ライナーとヴェガとそれぞれ一騎討ちすることになる。
• ヒナタはライナーを煽り、一対一の戦いに持ち込む計画を立てていた。この戦いは王都の民にも観察されていることを利用している。
• ライナーはヒナタに挑戦し、両者の一騎討ちが決定する。
• ヒナタは、リムルから貰った伝説級の幻虹細剣を使用し、ライナーとの戦いに挑む。
• ライナーは人間の姿をしているが、その本質は別の生き物へと変質しており、神話級の力を持つ。
• ヒナタは戦力を分析し、敵の弱点を探るが、ライナーの力は予想を超えるものであった。
• 戦闘中、ヒナタはライナーの攻撃を回避し、その強さを認識する。
• ライナーは下品な言動でヒナタを挑発し、正々堂々とした一騎討ちを装いながら、実際には数の力でヒナタを襲う計画を持っていた。
• ヒナタはライナーの攻撃をかわし、反撃の機会を伺うが、ライナーの部下たちによる不意打ちに遭い、深刻なダメージを受ける。
• ライナーはヒナタを苦しめ、自らの優位性を享受するが、ヒナタは最後まで抵抗の意志を見せる。
• ライナーはヒナタに対して最後の一撃を加えようとする。
• ヒナタが絶体絶命の状況にあるが、テスタロッサはヴェガとの戦いで手一杯である。
• テスタロッサはリムルが激怒する可能性を考えつつも、ヒナタの敗北が確定するまでは介入しないと判断する。
• ヴェガは自分の権能を利用して、死体を吸収しダメージを回復させる戦術でテスタロッサを苦しめる。
• ヴェガとの戦いは膠着状態にあり、テスタロッサは勝ち筋が見えないと感じている。
• ヴェルグリンドが援軍として期待されるが、マサユキの護衛を離れることはないとテスタロッサは考える。
• テスタロッサは現状を打開するために外的要因が必要だが、援軍の見込みは薄いと結論付ける。
• 突然、予期せぬ出来事が発生することを示唆する結末となっている。
• ライナーがヒナタに致命的な攻撃を加えようとした瞬間、ヴェルグリンドが現れてそれを阻止する。
• ヴェルグリンドはマサユキの勧めで介入し、ヒナタの危機を救う。
• マサユキはヒナタを助けようとして躓き、結果として彼女を押し倒してしまう。
• アリオスがマサユキを暗殺しようとするが、マサユキの偶然の動きで攻撃は失敗する。
• ヴェノム、ミニッツ、バーニィ、ジウがマサユキの護衛として参戦する。
• 戦場は再編成され、ヴェルグリンドとマサユキの参加により戦局が更に混沌とする。
• 王都の住民は不安を感じながらも放送に耳を傾け、戦闘の様子を注視していた。
• ライナーの残虐な行動に多くの人々がドン引きし、ヒナタと神殿騎士団の行動により王都が守られていると感じていた。
• ヒナタが危機に陥った際、多くの人々が彼女の無事を祈り、マサユキの登場に大歓声が上がった。
• 有力者たちはエルリックの正当性を疑い、ヒナタを支持する方向に傾いていた。
• 王都の防衛のため、王族や貴族が王都の四方軍を動かし、事態収束を目指し始めた。
• グレンダ・アトリーと彼女の「銃士隊」が、試作品の武器を持って戦場へ向かった。
• マサユキはヒナタの胸を触れたことで困惑し、ヒナタからの指摘に驚いていた。
• マサユキはヒナタとの間の不可抗力を説明しようとしたが、ヒナタは冗談だと言って緊張を和らげた。
• ヴェルグリンドはマサユキに向けて冗談を言い、ヒナタは痛みに呻いていた。
• ニコラウス枢機卿がヒナタを治療し、彼女は戦線に復帰した。
• ライナーはヒナタに攻撃を続けたが、ヒナタは冷静に対応し、ライナーを苦しめた。
• ライナーはヒナタの攻撃に耐えられず、ヴェガに助けを求めたが、精神的な苦痛は消えなかった。
• ライナーは絶望的な状況に陥り、ヒナタは勝利に向けて動き続けた。
• 戦いはヴェノムがアリオスと主に交戦していたが、残る三名は補助役に徹していた。
• マサユキは戦闘をただ眺めている状態で、実際の戦闘には参加していなかった。
• マサユキは自身の実力を自覚しており、恐怖感は薄れていたが、怖いものは怖かった。
• マサユキの幸せな記憶は、ヒナタの胸の感触だった。
• ヴェノムたちはマサユキの『幸運領域』の影響を受けて、有利に戦闘を進めていた。
• アリオスは二振りの短剣を使った神話級の二刀流で本気を出すと宣言した。
• ヴェノムたちはそれぞれの役割を果たし、アリオスを効果的に牽制していた。
• アリオスは自分の上位者としての優位を過信していたが、ヴェノムたちの連携により窮地に陥っていた。
• ライナーが地面に転がり、絶叫しているが、誰も助けようとしない。
• ヒナタはライナーを倒すが、フェルドウェイは健在で、ヴェルグリンドは王宮城塞によって攻撃が通用しない。
• モスとシエンのコンビがライナーの部下を食い止めており、ニコラウスも魔法で支援している。
• アリオスにも余裕はなく、フェルドウェイ勢にはライナーを気にする余裕がない。
• ヴェガはテスタロッサに対し、まだ本気を出していないと宣言し、自信満々の態度を示す。
• ヴェガが新たな力を解き放ち、邪悪な波動がライナーの部下達を呑み込む。
• テスタロッサとモスは全員を集め、ヴェガの波動から守る。
• ヴェガの権能により、邪悪な生命体が生まれ、戦況が一変する。
• 生成された邪龍獣は、人ではない異形の存在で、ヒナタやヴェノム達を敵視している。
• ヴェガは自分の新しいペットを誇り、これからの戦いを楽しむように命じる。
• 邪龍獣は高い戦闘能力を持ち、目がないようであっても魔力感知で周囲を把握して行動する。
• 個々の邪龍獣の存在値は二百四十万に達し、脅威であることが理解される。
• ヴェノムとヒナタは邪龍獣の危険性を感じ取り、戦闘に警戒する。
• ヒナタは聖騎士たちに対し、邪龍獣から距離を取り、結界で隔離するよう命令する。
• 聖騎士たちはヒナタの命令に従い、結界構築に着手する。
• テスタロッサはヴェガの権能の影響下であればあらゆる有機物がエサとなる可能性を指摘し、結界強化を支持する。
• ミニッツ、バーニィ、ジウも結界の維持に参加し、現場には強者のみが残る。
• ヴェガの一言で邪龍獣が動き出し、獲物に襲いかかる。
第四章
• 主人公はミカエルと対峙し、人生最大のピンチを迎えている。
• ミカエルによってディアブロが倒され、主人公は不安に感じている。
• シエルはすでに対策を講じており、緊急対応モードの発動を提案する。
• 主人公は最後まで諦めずに、情報収集を目的とした攻撃を試みる。
• ミカエルの時間停止能力により、全てが停止するが、シエルの緊急対応モードにより、停止した世界を認識できるようになる。
• 主人公は動けずにミカエルの攻撃を受けそうになるが、諦めずに戦うクセを次回に活かそうと考える。
• シエルはまだ諦めるには早いと励ます。
• クロエが登場し、主人公を助けにくる。彼女は月光の神女剣と神霊武装を持ち、ミカエルに対抗する。
• クロエが到着したが、主人公は動けない状態であった。
• シエルによると、「情報子」は時間や空間に影響されずに情報を伝達できるため、思念を伝えることが可能である。
• 「情報子」に干渉することで視界の確保や思念の伝達が行えるが、動くためにはそれだけでは不十分である。
• 主人公とシエルは、同じ魂を共有しているため、「情報子」を時間差なしで交換できる。
• 主人公はクロエに思念を送り、クロエも思念伝達で返事をした。
• シエルは、クロエが密かに護衛役を買って出ていたことを明かした。
• ミカエルの戦略として、レオンを囮に使って主人公を誘き出す計画があった。
• シエルは、主人公の安全を最大限に配慮していたが、ミカエルに「時間停止」能力があることは誤算であった。
• クロエの介入は予想外だったが、結果的には主人公を助けることに成功した。
• シエルは「緊急対応モード」の開発に成功し、今後「停止世界」で動けるようになることを示唆している。
• 主人公は、現状で何もできないため、クロエとミカエルの戦いを見守ることにした。
• クロエの登場にミカエルは一時動かなかったが、やがて剣を構えた。
• ミカエルはクロエが止まった時間の中で動けることに驚き、その能力について言及した。
• クロエはミカエルの問いかけに軽く答え、自身が最強の勇者であることを示した。
• ミカエルはクロエから「希望之王」の反応が消えていることに言及し、クロエがその力を昇華させたことを指摘した。
• 会話が成立する理由は、「情報子」の移動速度が一定であり、時空間を超越しているからである。
• 精神生命体は、物質を「情報子」へ変質させることで情報生命体へ進化する可能性がある。
• シエルは「緊急対応モード」をフル稼働させ、情報生命体への進化を目指すことを提案した。
• 主人公はシエルに全てを任せ、クロエとミカエルの戦いに集中することにした。
• クロエとミカエルの戦力は拮抗していると推測される。
• 「情報子」への干渉力が互角であることが、両者の戦いの重要ポイントとなっている。
• 「停止世界」には防御力の概念が存在せず、動ける者同士の攻防が成立している。
• 「停止世界」で攻撃を受けると、あらゆる物質が一瞬にして崩壊する。
• ディアブロは事前に防御結界を発動させており、「停止世界」での魔法が有効であることが判明した。
• 「停止世界」を発動させる側が不利であることが示唆されており、エネルギー消耗が大きいため、停止と解除を繰り返すことは避けられる。
• ソウエイは「並列存在」としてミカエルに不意討ちをする機会を窺っている。
• 「停止世界」の観測可能な者にとって、時間と空間に影響を及ぼす「停止世界」の扱いが難しいことが明らかになった。
• シエルは「停止世界」での情報生命体への進化研究を怠らないと約束している。
• クロエとミカエルの戦いが大詰めを迎え、主人公の身体から感覚が戻り始める。
• シエルから情報生命体への進化が間もなく完了すると告げられる。
• クロエはミカエルに対して最後の一撃「運命流転」を放つ。
• 「運命流転」の効果でミカエルは自己の存在を問い直し始め、究極能力「正義之王」の保持していた肉体が崩壊する。
• クロエからの提案に対し、ミカエルは戸惑う。
• クロエの究極能力が「時空之王」から「時空之神」へと進化する。
• クロエは主人公に突然キスをする。
• シエルはクロエから「希望之王」の残滓を受け取る。
• クロエは見た目の変化を自由自在にできるようになる。
• クロエが「時間停止」を解除し、世界は再び時を刻み始める。
• 主人公はミカエルと対峙し、時が止まった状態であったが、外部からは突然ミカエルが消え、クロエが現れたように見えた。
• ソウエイが心配して思念伝達で連絡してきたが、主人公はまだ現れるなと指示した。
• クロエは魔国連邦に戻り、急激な進化の後遺症を癒すことになる。
• ミカエルは自身の「並列存在」が隠蔽されていると思っていたが、主人公はそれを見抜いていた。
• クロエがミカエルの一部を取り込み、「正義之王」の全情報を網羅したことで、ミカエルの策に気付けた。
• 主人公はミカエルとの戦いに臨み、全力で戦う準備をする。
• ミカエルは主人公を軽視していたが、主人公が「停止世界」で動けるようになったことに驚愕する。
• 最終的に、主人公とミカエルは世界の命運を賭けて真剣に対峙することになった。
• ヴェルグリンドはフェルドウェイとの戦いで苦境に立たされていた。
• フェルドウェイは隠していた力を解放し、ヴェルグリンドに圧倒的な力を見せつけた。
• ヴェルグリンドとテスタロッサは「万物隔離結界」の維持に努めていたが、味方の数が足りず苦戦していた。
• ミカエルの「時間停止」が発動し、違和感を覚えたのはヴェルグリンドとテスタロッサのみだった。
• マサユキが急激な眩暈に襲われ、「幸運領域」の効果が消えた。
• テスタロッサはヴェガに攻撃を仕掛けられ、ヴェルグリンドもマサユキに注意が向いた隙を突かれた。
• フェルドウェイの剣がヴェルグリンドを貫き、彼女は絶体絶命の危機に陥った。
• マサユキは自分を守ってくれるヴェルグリンドがフェルドウェイに負けた事態に激しい怒りを感じる。
• マサユキがフェルドウェイに細剣で攻撃を試みるが、細剣は砕け散る。
• マサユキはヴェルグリンドを抱え上げ、彼女に休むよう言い、自身が戦うことを決意する。
• ヴェルグリンドは涙を流し、マサユキを「ルドラ」と呼び、歓迎する。
• マサユキに宿ったルドラが笑い、これからは反撃の時間であることを示す。
• ルドラがフェルドウェイとの戦いに介入し、グランとダムラダを召喚する。
• グランベル・ロッゾが現れ、真意霊覇斬で邪龍獣の一体を倒す。
• ダムラダはルドラに忠誠を誓い、共に行動を開始する。
• ダムラダとモスはそれぞれの敵に対峙し、ダムラダは聖覇崩拳で邪龍獣を倒す。
• モスも戦いに参加し、敵に立ち向かう準備をする。
• モスは自分が為すべきことを決意し、本気モードを発動する。
• 地獄の大公であり、原初に次ぐ実力者であるモスの存在値は、百五十万に達していた。
• モスが持つ無限円環は神話級に至り、その存在値は二百五十万に達していた。
• モスは「虚喰無限獄」という技を使用し、邪龍獣を攻撃する。
• この攻撃はモスの魔素量が攻撃力に換算されるもので、吸収したエネルギーを昇華しきるまで再使用は不可能である。
• 使用後は当分役立たずになるが、この時にはモスの圧勝を約束するものとなった。
• モスとダムラダは互いの健闘を称え合う。
• モスが勝利し、ヒナタがグランベルから真意の長剣を譲り受ける。
• マサユキの究極能力『英雄之王』によって、過去の英雄ルドラが召喚された。
• ルドラはヴェルグリンドの権能を利用し、仮初の肉体を英雄たちに授けた。
• グランベルは新たな神話級の長剣をヒナタに渡し、ヒナタに実力を証明するよう命じる。
• ヒナタは真意の長剣を持って邪龍獣と対峙し、勝利する。
• グランベルはヒナタに〝勇者〟の資格を譲り、ヒナタが新たな〝勇者〟としての資格を獲得する。
• グランベルは役割を終え、ヒナタに未来を託す。
• グランベルとダムラダがルドラと軽口を叩き合いながら和やかに別れる。
• ルドラはヴェルグリンドに向けて愛情を示し、彼女の腰を抱き寄せキスをする。
• マサユキはルドラとしてフェルドウェイに挑む。
• ルドラ(マサユキ)は、自分は死後の世界から来たわけではなく、愛する人を守るために戦うとフェルドウェイに宣言する。
• マサユキの究極能力『英雄之王』によりルドラが顕現し、フェルドウェイとの最終決戦が始まる。
• テスタロッサとヒナタは共同戦線を組み、ヴェガに立ち向かうことになる。
• テスタロッサとヒナタはヴェガと対峙し、役割分担して戦うことになる。
• ヴェガはヒナタに向かって攻撃を仕掛けるが、ヒナタは『未来予知』能力で攻撃を見切る。
• ヒナタのユニークスキル『数学者』は究極能力『数奇之王』へと進化し、多様な権能を使いこなす。
• テスタロッサはヴェガを倒すために究極魔法『白閃滅炎覇』を発動するが、ヴェガの魂を刈り取ることには失敗する。
• テスタロッサとヒナタは、ヴェガが逃げたことを認識し、リムルに報告するのを恐れる。
• モスはテスタロッサとヒナタの失敗を見て、上司が不機嫌になることを憂鬱に感じる。
• ルドラはフェルドウェイとの決闘に臨み、ヴェルダナーヴァから授かった神代の宝剣「地神」を使用する。
• フェルドウェイはルドラの剣を見て、その価値を知りながらも侮辱する。
• ルドラはフェルドウェイの戦い方を批判し、過去の勝機を見逃したことを指摘する。
• 両者の剣技の対決が始まり、ルドラはフェルドウェイを圧倒する。
• ルドラは「誓約之王」の特性を活かし、フェルドウェイへの必殺の一撃「絶対切断」を放つ。
• ルドラはフェルドウェイに対し、彼がルドラの権能「誓約之王」を使う理由を説明する。
• フェルドウェイはルドラの攻撃を全力で防御しようとするが、ルドラの攻撃はフェルドウェイを倒す。
• ルドラは勝利を宣言し、フェルドウェイは敗北する。
• フェルドウェイはルドラに敗北し、吐血しながらも立ち上がり、復讐を誓う。
• ルドラは勝利後、ヴェルグリンドに祝福されるが、その時点でマサユキに戻っていた。
• ヒナタはマサユキに挨拶し、民衆はマサユキの勝利を盛大に称賛する。
• イングラシアの騎士がマサユキに敬意を表し、エルリック王子が自らの悪行を告白する。
• マサユキは自分の影響力と「英雄之王」の効果により、民衆を落ち着かせる。
• エルリック王子の告白により、事件の真相が明らかになり、ライナーが黒幕であったことが判明する。
• マサユキは民衆から大きな支持を受け、彼らはマサユキの勝利と英雄としての行動を称える。
• 翌日、マサユキはルドラを宿した後の後遺症である「魂痛」に苦しむことになるが、その時点ではそのことを知らない。
• ミカエルは魔王リムルを侮っていたが、彼がヴェルグリンドに勝利したことでその考えを改めた。
• リムルの〝停止世界〟への侵入により、ミカエルは『時間停止』の解除を決意し、直接戦うことを選んだ。
• ミカエルは『時間停止』を含む複数の究極能力を有しており、自身を無敵と考えていたが、リムルには全ての攻撃が通用しなかった。
• リムルはミカエルの最終防御手段である『雪結晶盾』も破壊し、ミカエルは自分の敗北を受け入れざるを得なくなった。
• ミカエルは自らの最強の剣『地神』を召喚しようとするが、反応がなかった。
• 最終的に、リムルは究極の権能『虚空之神』を使用し、ミカエルを消滅させた。
• ミカエルは消滅する瞬間、自分が創造主に捨てられたという事実を受け入れ、孤独ではなくなった感覚とともに意識が消失した。
• リムルはミカエルとの対峙で、ミカエルの攻撃を容易に予測し対処できることに気づく。
• ミカエルの強力な防御技『雪結晶盾』も、シエルの手により容易く破壊される。
• リムルはミカエルへの最後の攻撃として「虚崩朧・千変万華」を使用し、ミカエルを打倒する。
• ミカエルがリムルに「何者か?」と質問するが、リムルは自分はただのスライムだと答える。
• リムルは『魂暴喰』を使用してミカエルを完全に消滅させ、その存在値を吸収する。
• シエルは、天使系究極能力の情報を完全にコンプリートし、ヴェルザードの因子も獲得する。
• ディアブロは時間停止への対策を模索し、ソウエイやウルティマもそれに関心を示す。
• レオンを魔国連邦に移送し、シオン達への援軍としてウルティマがルベリオスへ向かう。
• リムルは王都に戻り、マサユキがフェルドウェイを打ち負かしたと聞かされるが、マサユキはその勝利に不本意を感じていた。
• 戦況報告が届き、リムルの気持ちは次の戦いに向けて切り替わる。
終章
• イヴァラージェは、ミカエルが強力な力で敵を殲滅する様子を目の当たりにする。
• 不愉快に感じたイヴァラージェは、戦いの跡を見に行き、敵対していた者たちの遺体を無意識に食べる。
• これまで破壊衝動だけが生きがいだったイヴァラージェに、初めて「憎い」という感情が生まれる。
• 万を超える魂を取り込んだ結果、イヴァラージェは邪神へと進化する。
• ミカエルが去った先で異界への門が開き、イヴァラージェはそれが何を意味するのか、どんな出来事が待っているのかを期待しながら眠りにつく。
• これらはイヴァラージェにとって初めての感情であり、邪神としての目覚めの日が近いことを示している。
同シリーズ
転生したらスライムだった件 シリーズ
小説版
漫画版
その他フィクション
コミックス(外伝含む)
『「転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~」(ライドコミックス)』
『転生したらスライムだった件 異聞 ~魔国暮らしのトリニティ~(月刊少年シリウス)』
『転スラ日記 転生したらスライムだった件(月刊少年シリウス)』
『転ちゅら! 転生したらスライムだった件(月刊少年シリウス)』
『転生したらスライムだった件 クレイマンREVENGE(月刊少年シリウス)』
TVアニメ
転生したらスライムだった件 3期(2024年4月から)
劇場版
PV
OP
ED
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