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『転生したらスライムだった件』第22巻発売記念PVが「渋谷愛ビジョン」にて放映中
陽キャの集まる処まで見に行けねぇ( ^ω^)・・・
どんな本?
『転生したらスライムだった件 22』は、伏瀬氏による異世界転生ファンタジー小説シリーズの第22巻。
主人公リムルがスライムに転生し、仲間たちと共に新たな国を築き上げる物語。
物語の概要
フェルドウェイ率いる天使軍は瓦解したものの、竜種の長女ヴェルザードや暴走するミリム、そして最悪の獣「滅界竜」イヴァラージェなど、新たな脅威が世界を危機に陥れている。
リムルの帰還を信じ、テンペストの仲間たちは各地で奮闘する。
そして、ついに最悪の獣が動き出す――。
主要キャラクター
- リムル・テンペスト:元サラリーマンの三上悟が異世界でスライムに転生した姿。ユニークスキル「大賢者」と「捕食者」を駆使し、仲間と共に魔物の国「テンペスト」を築く。
- ヴェルザード:竜種の長女であり、氷雪の美女。圧倒的な力で戦場を制圧する。
- ミリム・ナーヴァ:竜種の一人であり、リムルの友人。暴走状態に陥り、フェルドウェイに操られる。
- フェルドウェイ:天使軍を率いる存在で、ミリムを操り世界に混乱をもたらす。
- イヴァラージェ:最悪の獣「滅界竜」と称される存在。世界の危機に直結する脅威である。
物語の特徴
本作は、異世界転生というジャンルの中でも、主人公がスライムという一見弱そうな存在から始まり、仲間との協力や独自のスキルを活用して成り上がっていく点が特徴的である。また、多彩なキャラクターや緻密な世界観、予想を超える展開が読者を魅了している。
出版情報
小説のタイトルは「転生したらスライムだった件」だが、略称として「転スラ」と呼ばれることもある。
読んだ本のタイトル
転生したらスライムだった件22
著者:伏瀬 氏
イラスト:みっつばー 氏
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あらすじ・内容
リムル不在のまま戦局は更に混沌さを増していく!待望の最新刊いよいよ登場!!
フェルドウェイ率いる天使軍はもはや瓦解していた。
だが脅威が去ったわけではない。
目的の読めない竜種の長女ヴェルザード、
暴走するミリムとそれを操るフェルドウェイ。
さらには、最悪の獣〝滅界竜〟イヴァラージェの存在。
その全てが世界の危機に直結していた。
予断を許さない状況の中、
リムル帰還を信じて中各地で奮闘するテンペストの面々と協力者たち。
そしてついに最悪の獣が動き出してしまう――。
大人気転生ファンタジー待望の最新刊!!
感想
主な出来事は以下の通り。
序章 純粋な悪意
幻獣族の中から知性と協調性を持つ個体が現れ、蟲魔族へと進化した。
その中で最強の〝滅界竜〟イヴァラージェが誕生し、七色の繭から目覚めた彼女は復讐のために世界を滅ぼす決意を固めた。
三体の従僕に名前を与え、彼らもまた進化を遂げる。
軍勢を率いて基軸世界へ侵攻し、ヴェルダナーヴァの気配を感じ取ると憎悪を募らせる。
彼女の目的は、捨てられた過去を取り戻すこと。邪悪なる意志が、世界を混沌へと導こうとしていた。
第一章 悪徳の王
魔物の国ではテスタロッサが動き、各地の異常を調査する。
旧ユーラザニアの氷結はヴェルザードの影響であり、戦場へ赴いた彼女はギィとヴェルザードの戦闘を目撃する。
ヴェルザードの意図を探る中、彼女の行動が単なる敵意ではないと見抜いた。
白き清浄なる世界の権能を発動する寸前でヴェルグリンドが介入し、状況が変化する。
そこにトワイライト・バレンタインが現れ、新たな戦いが幕を開けた。
第二章 絶望の時
神樹防衛戦が勃発し、ミリムの暴走を止めるべくレオン、エルメシア、シルビアが迎え撃つも圧倒される。
クロエが参戦し、未来視を活かしながら応戦するが、戦況は依然として厳しい。
フェルドウェイとザラリオが対峙し、過去の因縁を断つべく激突。
ヴェルドラも加わり、戦局は混迷を極める。
対イヴァラージェ戦のために英雄たちが結集し、天通閣を巡る決戦の準備が進められる。
ついに滅界竜が姿を現し、人類の存亡をかけた戦いが始まる。
第三章 頂上決戦
各戦線で幻獣族との激戦が繰り広げられ、ルミナスとヒナタが迎撃の指揮を執る。
ジャヒルが介入し、ルミナスとの因縁を晴らすために戦闘を仕掛けるが、そこにカガリとティアが共闘して応戦するも苦戦。
絶体絶命と思ったら、ユウキとラプラスが現れ、ジャヒルは討滅される。
一方、ギィとヴェルザードの戦闘は激化し、カレラの神滅弾がヴェルザードの支配を破壊する。
神樹に決定的な攻撃をしたミリムの攻撃を帰還したリムルが吸収し、暴走するミリムを説得。
フェルドウェイとの決戦が始まり、ディアブロが彼を打ち倒すも、フェルドウェイは異界へと逃亡。
終章 邪神覚醒
イヴァラージェが基軸世界に降臨し、英雄たちの抵抗を嘲笑う。
戦場に混乱が広がる中、彼女は戦いをより楽しむために自らの進化を望む。
その願望は従僕たちにも影響を及ぼし、三体の従僕は新たな形へと変貌を遂げる。
そして、邪神としての完全なる覚醒を果たしたイヴァラージェは、人の姿を持つ新たな存在として地上に降り立つ。世界の終焉を告げるかのような嗤いが響き渡った。
総括
ミリムの暴走とリムルの帰還
ミリムが暴走し、圧倒的な戦闘力で戦場を蹂躙する中、ついにリムルが帰還した。この展開は予想の範囲内であったが、その前にユウキとラプラスが復帰するとは思わなかった。
どこかで再登場するとは思っていたが、このタイミングとは予想外であった。
ユウキは脳内にマリアベルを宿した状態で戻り、ラプラスは妻と娘のエルメシア、シルビアと再会した。後で折檻だろうな( ^ω^)・・・
彼らの復帰は戦局に大きな影響を与え、物語に新たな流れをもたらした。
戦線の復帰と各陣営の活躍
ヴェルザードによって氷漬けにされていた者たちも復活し、戦線に復帰した。
この巻では、ディアブロと勇者クロエ、そして彼女の下僕(指揮下に入った)となったヴェルドラが大活躍した。
特にディアブロは、圧倒的な実力でフェルドウェイを圧倒し、戦況を有利に進めた。
一方で、ベニマルやヒナタたちも奮戦していたが、苦戦する場面が多く、実力差を痛感させられる戦いとなった。
ゼギオンの動向にも注目だったが、今回は目覚めることなく終わったのが残念であった。
ギィもまた、ヴェルザードとの因縁に縛られ、決定的な行動を取ることができなかった。
イヴァラージェの進化と終末の兆し
イヴァラージェは戦場を観察し、戦いを楽しんでいたが、やがて自らの進化を決意した。
彼女は戦える姿を求め、邪神としての完全な覚醒へと進んでいく。
この変化により、戦場はさらに混沌を極め、恐るべき脅威が生まれる兆しを見せた。
彼女の従僕たちもまた進化し、戦力としての脅威を増していった。この展開は、次巻への大きな布石となり、物語もいよいよクライマックスへと向かって行く。
この巻では、戦局が大きく動き、主要キャラクターたちの活躍が際立った。リムルの帰還は物語の転換点となり、戦況を覆す要因となったが、イヴァラージェの進化という新たな脅威が生まれたことで、依然として油断できない状況が続いている。
次巻では、ゼギオンの復活やギィの本格的な戦闘参加、そしてリムルとミリムがどのようにイヴァラージェと対峙するのかが注目される。
戦いの結末がどのように描かれるのか、今後の展開に期待が高まるばかりである。
終わるのかな?
あとがきを読むに少し怪しいなw
続いたら嬉しいから大歓迎だけどね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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同シリーズ
転生したらスライムだった件 シリーズ
小説版























漫画版







その他フィクション

その他コミックス(外伝含む)
『「転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~」(ライドコミックス)』
『転生したらスライムだった件 異聞 ~魔国暮らしのトリニティ~(月刊少年シリウス)』
『転スラ日記 転生したらスライムだった件(月刊少年シリウス)』
『転ちゅら! 転生したらスライムだった件(月刊少年シリウス)』
『転生したらスライムだった件 クレイマンREVENGE(月刊少年シリウス)』
TVアニメ
転生したらスライムだった件 3期(2024年4月から)
劇場版
PV
OP
ED
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