小説「とんでもスキルで異世界放浪メシ 4巻」感想・ネタバレ

小説「とんでもスキルで異世界放浪メシ 4巻」感想・ネタバレ

どんな本?

高校生の異世界転移に巻き込まれたムコーダは、戦闘面では全くの無能だったので戦争に巻き込まれ無いように別の国へ行く。

その道中に、ムコーダの料理に魅入られた伝説の魔獣フェンリルが仲間に加わり、さらに生まれたばかりのスライムも仲間になる。

アニメ化

読んだ本のタイトル

#とんでもスキルで異世界放浪メシ 4 バーベキュー×神々の祝福
著者:#江口連 氏
イラスト:#雅 氏

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あらすじ・内容

新たな力――テナント(不●家)開店!
従魔たちと共にドランのダンジョンを攻略したムコーダ。ダンジョン攻略によるレベルアップの結果、彼の「ネットスーパー」のテナントが解放されて「不●家」のケーキやアイスを買えるように! すると新たなテナントを開放させようと神様たちが画策し始め……!?

とんでもスキルで異世界放浪メシ 4

前巻からのあらすじ

ピクシードラゴンのドラちゃんを新たな仲間に入れて、さらに戦力が増強されたムコーダ一行。

ドラゴンを解体して貰うためにドランに来たが、、

そこのギルドマスターが残念過ぎた。

無類のドラゴンで、ギルド長の仕事をするよりもドラゴンを優先する残念エルフだった。

ピクシードラゴンのドラちゃんに気持ち悪い視線を飛ばして来るからドラちゃんはドン引き。

それを抑える副ギルド長。

そんなドランのダンジョンにフェルから強制的に挑まされるムコーダ。

嬉々としてダンジョンに突っ込むフェル、スイ、ドラ。

あっという間にダンジョンを攻略して、前の巻ではGランクだったのにAランクになってしまう。

さらにこの頃から売れない在庫が増えてくる。

感想

ドランに行ったムコーダだったが、、

ドランには迷惑なエルフがいた。

ドラゴン大好きなギルドマスターのエルランド。
仕事をほったらかしてドラゴンと聞けば何処にでも行くトンデモなギルドマスター。

ドラゴン好きが昂じたせいで取得した、アースドラゴンを解体するのも彼以外いない。

それでもアースドラゴンを解体したら、予算の都合で全ての品物は買えないと言う。

それを聞いたムコーダは、在庫に残っていたエリクサーの原料と言われているドラゴンの血と肝をスライムのスイに与えて薬草と混ぜて作ってみたら、、

スイ特製エリクサー(劣化版)が生成された。

それを森でオークに襲われていた幼い兄妹の母親にあげたら、、
母親の重病が治った。
その効果はムコーダは知らないw

そして、冒険者ムコーダはA級冒険者となってしまう。

そんなムコーダがダンジョンから持って来たアイテムが冒険者ギルドの予算でも買い取れないものが多数。

それならば宝石類を商人ギルドが買い取ると言う。
ダンジョン産の宝石を大量購入で、商業ギルドマスターと冒険者ギルドの副マスターのウゴールが舌戦を開始する。
貴重なダンジョン産の宝石を決まった予算内で買い取りたい商業ギルドと、紹介した冒険者が買い叩かれたく無い冒険者ギルドの意地の張り合い。

結果、買取金額が少しアップ。

その金で大きくて贅沢なBBQコンロを名工と言われるドワーフに代金+ウィスキー10本で引き受けてもらい。

完成品をお試しで焼いてみたら宴会へと突入してしまうw

コレにてムコーダの料理の幅が拡がる。

そして、次なる街のネイホフへと向かう。
焼き物の街と呼ばれているらしい。

そこで高ランクの塩漬け案件を処理してほしいと冒険者ギルドのマスターから依頼される。

焼き物の街の重要拠点、粘土の採取所に住み着いて人の味を覚えてしまったキュクロープスの討伐。

大量発生したイビルプラントの討伐。

イビルプラントで除草剤を散布してムコーダも討伐に参加するが、、
仲間達には全く歯応えの無い状態。

それで、翌日キュクロープスをアッサリ討伐。

その場で昼飯を食べて、、

ムコーダを巻き込んだ勇者一行は、1人が隷属の腕輪を装着されてから、残りの2人が召喚した王国から逃亡を計る。

そして、隷属の腕輪をされた1人がモンスターに腕を切られ。
隷属が切れた瞬間、隣国へ逃亡を開始する。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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アニメ感想

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その他フィクション

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フィクション(novel)あいうえお順

第一章  「ネットスーパー」のテナントが開放されました

ムコーダと彼の仲間たちは、ドランのダンジョンから地上に戻った後、冒険者ギルドで長い話に付き合わされ、昼食を逃してしまった。腹を空かせたフェルやドラちゃん、スイたちのために、ムコーダは手早く焼き肉丼を作った。まずはブラッディホーンブルの肉で焼き肉丼を作り、その後ワイバーンや地竜の肉を使ったバリエーションも用意した。地竜の焼き肉丼は特に美味で、皆が何度もおかわりを求めるほどだった。

満腹になった後、ムコーダはスイを寝かせ、次に神々への供物の準備に取りかかった。ニンリル、キシャール、アグニ、ルカ、ヘファイストス、ヴァハグンたちの注文をそれぞれ聞き、ネットスーパーで必要なものを購入して供えた。神々はそれぞれの供物を喜び、特に酒を手に入れたヘファイストスとヴァハグンは宴会を開くほどだった。ムコーダはこの一連の作業に疲れを感じ、翌日のダンジョンのドロップ品の仕分けを控えて早めに休むことにした。

ムコーダは朝食後、仲間たちのステータスを確認した。フェル、ドラちゃん、スイのレベルがそれぞれ大幅に上がっていたことに驚き、特にベヒモス討伐の影響が大きいと推測した。自分のステータスも確認し、レベルが上がっていたものの仲間たちほどではなく、戦闘は仲間に任せるべきだと再確認した。

しかし、ムコーダは固有スキル「ネットスーパー」に新たな機能が追加されていることに気づいた。その機能は「テナントの開放」であり、「ワクドナルド」と「不三家」から選べるようになっていた。スイが甘いものが好きであることから、ムコーダは「不三家」を選び、スイへのご褒美にケーキを購入することにした。

その後、ムコーダはスイに頼みたいことがあるとして、一緒に部屋に戻り、ドロップ品の整理を始めた。スイには壊れかけた道具をミスリルで新たに作り直してもらうことを考えていた。

ムコーダはスイにミンサーの修理と改良を依頼した。既に使い古されてガタがきていたミンサーを、スイはミスリルを用いて大きく、そして頑丈に作り直した。出来上がったミンサーは非常に使い勝手が良く、ムコーダはその性能に感動した。スイも褒められたことで喜び、ムコーダはスイに食事の後、良いものをあげると約束した。その後、ムコーダは大量のドロップ品の整理を終え、フェルとドラちゃんの夕飯の準備に取りかかることにした。

ムコーダは、フェル、ドラちゃん、スイのために、オークジェネラルとブラッディホーンブルのひき肉を使ったオムレツと、なすとひき肉のチーズ焼きを作った。彼らはその料理を非常に気に入り、特にスイは甘い物が好きなため、ケーキをご褒美として与えられることに喜んだ。ムコーダはネットスーパーで購入した不三家のケーキやプリンを用意し、フェルはイチゴのショートケーキ、ドラちゃんはプリンに特に満足していた。ムコーダは自身も抹茶ケーキとコーヒーを楽しんだが、後で残念女神がケーキを要求することを心配していた。

第二章  スイ特製エリクサー(劣化版)

ムコーダは朝食後、ドラちゃんとスイが甘いものを欲しがったため、プリンとケーキを与えるが、1日に2個までという制限を設けた。その後、冒険者ギルドに行き、エルランドにダンジョンのドロップ品を売却する話を進めた。リストには多くの素材やアイテムが含まれていたが、エルランドは驚きつつも全てを買い取ることは難しいと述べた。ムコーダは魔剣カラドボルグも提示したが、それは非常に価値が高く、国で保管すべきものであると告げられた。エルランドはムコーダがAランクに昇格したことを伝え、彼が国家レベルの冒険者であることを認識した。最後に、ムコーダはドラゴンを手に入れた際には再び訪れることを約束し、ギルドを後にした。

ムコーダは冒険者ギルドを後にした後、フェルと共に街の外の人気のない場所に行き、フェルの汚れを落とすために洗った。フェルは最初、水で洗うことに消極的だったが、最終的には水で洗われることを了承した。ムコーダたちも風呂に入り、リラックスしていたところ、近くで子供たちの助けを求める声を聞いた。オークに追われていた子供たちをドラちゃんとスイが救出し、ムコーダは子供たちを安心させようとしたが、フェルを見た子供たちはさらに泣き出してしまった。ムコーダはフェルに静かにするよう頼み、子供たちを落ち着かせるために優しく慰めた。

ムコーダは泣き止んだ子供たち、ダリルとイーリスから話を聞いた。彼らは母親が重病で困っており、薬草採取のために遠くの森に来ていたが、オークに襲われていた。ムコーダは彼らに食事を提供し、従魔たちを紹介して安心させた。ダリルはオークを売ってお金を稼ごうとしたが、それでは母親の治療に必要な資金を得るのは難しいと分かった。ムコーダは従魔たちに子供たちの世話を任せ、スイと共に次の行動を考えることにした。

ムコーダはスイの能力を使って地竜の血と肝を材料にし、万病に効く「スイ特製エリクサー(劣化版)」を作成した。彼はそのエリクサーをダリルとイーリスに渡し、病気の母親を治すために使うよう指示した。ダリルは、オーク一体との交換条件を受け入れ、母親を救えることに感激した。二人の子供たちは母親を大切に思い、ダリルは将来、商人になり家族を幸せにすることを誓った。ムコーダはその決意に心を打たれ、涙をこらえながら彼らを見送った。

閑話  ダリルとイーリス、その後

ムコーダからもらった薬でダリルとイーリスの母親の病気は回復した。母親が目覚め、久しぶりに食事を取れるまでに回復したことに、ダリルは心から安堵した。彼はムコーダがくれた薬が非常に価値のあるものであり、そのことを他人に知られないよう決意した。ダリルは、自分が商人になり、いつかムコーダへの恩返しを果たすことを誓った。彼の決意は強く、母親と妹を幸せにするために努力する覚悟を固めていた。

第三章  最強の副ギルドマスター

ムコーダたちは翌日、冒険者ギルドを訪れ、オーク5体やフェルが捕獲した魔物の解体を依頼した。ギルドマスターのエルランドは特別に案内をし、ジャイアントタレポなど珍しい魔物の解体に興味を示していた。解体が進む中、副ギルドマスターのウゴールが登場し、エルランドに厳しく仕事を促した。結果、ムコーダは買取代金として金貨85枚を受け取り、宿に戻り夕飯の準備に取り掛かることにした。

ムコーダはジャイアントタレポの肉を使って料理を準備した。まずはたたきを作り、その後、ミラノ風カツレツを作成。料理の過程で、フェルの氷魔法を使って肉を冷やし、ポン酢で味付けしたたたきを皆で楽しんだ。続いて作ったカツレツも好評で、ムコーダはビールを飲みながら食事を楽しんだ。その後、余った肉を味噌漬けにし、翌日の味噌焼き丼を楽しみにした。次の日、彼らは冒険者ギルドに向かい、ダンジョン産の品々の買取についてエルランドとウゴールと話し合う準備を整えた。

ムコーダは冒険者ギルドでダンジョンから得た素材の買取についてウゴール副ギルドマスターと話し合った。ウゴールは、皮や魔石などの買取を提案し、エルランドギルドマスターも加わったが、彼は自身の趣味に基づいた提案をしてウゴールに叱責された。最終的に、ムコーダはウゴールの提案を受け入れ、商人ギルドでも宝石類を売ることを承諾した。その後、ムコーダは王への贈り物として解毒のネックレスをエルランドに託し、ウゴールの案内で商人ギルドに向かった。

ムコーダは、ドランの街の商人ギルドで宝石類の買取を交渉し、大幅な金額で売却に成功した。ウゴール副ギルドマスターの助言により、当初の提案額を引き上げさせたことで、最終的に金貨9,480枚を受け取った。その後、アドリアーノ商人ギルドマスターから新しい料理の提案を求められ、ムコーダはフライドポテトの作り方を紹介した。商人ギルドはこの新しい料理を高く評価し、ムコーダに次回の年会費と税金を免除する特典を提供した。

ムコーダは、オークとブラッディホーンブルのひき肉を使い、ミートローフを作った。ミートローフはフェル、スイ、ドラちゃんに好評で、デザートもそれぞれ楽しんだ。食事の後、ムコーダは肉そぼろを作り置きし、ウゴール副ギルドマスターへの感謝のため、パウンドケーキを作成した。ケーキは魔力をわずかに向上させる効果があり、ウゴールとエルランドのために翌日渡す予定であった。

ムコーダは、冒険者ギルドへ向かう途中でフェルとドラちゃんが肉の焼ける匂いに引かれて屋台に立ち寄った。屋台でホーンラビットの串焼きを購入し、フェルたちと共に食べた。串焼きは炭火焼きで香ばしく、美味しかった。ムコーダはバーベキューをしたいと思い立つが、大きなバーベキューコンロを手に入れるのは難しいと判断し、諦めることにした。その後、雑貨屋でバスケットを購入し、冒険者ギルドへと向かった。

閑話   3人の勇者 ~王国からの逃走 ①~

櫂斗は、最近の莉緒の様子が以前と違い、レナードの言うことに盲目的に従う姿に違和感を抱いていた。花音も最初は恋のせいだと考えていたが、莉緒が花音を突然口汚く非難したことで、彼女の異変を認識した。櫂斗は、偶然レナードたちの会話を聞き、莉緒が「隷属の腕輪」を嵌められていることを知り、この国が彼らを奴隷として扱おうとしていることに気付いた。櫂斗と花音は、逃げる方法を模索し、隣国マルベール王国への脱出を計画したが、隷属の腕輪を嵌められた莉緒をどうするかについては結論が出なかった。最終的に、櫂斗は自分と花音だけでも逃げることを決意したが、莉緒を残していくことに心を痛めていた。

第四章   B B Qコンロが欲しい!

ムコーダは、冒険者ギルドにて、ダンジョン産の品々の買取代金を受け取った。ウゴールとエルランドに感謝の印としてパウンドケーキを贈り、二人ともそれを喜んで受け取った。その後、ムコーダはバーベキューコンロを作るために鍛冶工房を訪れたが、どの工房も武器専門であり、依頼を断られ続けた。しかし、ドワーフの親方にウィスキーを提供することで、ついに依頼を受けてもらうことに成功した。ウィスキーが親方に気に入られ、コンロの製作が決まった。ムコーダは、3日後にコンロを受け取る約束をし、冒険者ギルドを後にして宿に戻ることにした。

ムコーダは夕食にピラフ入りのローストチキンを作り、コカトリスを使って豪華な一品を仕上げた。フェルたちも大満足で、ローストチキンは全て食べ尽くされた。食後にスイにミスリル製のフライパンを作ってもらったが、ミスリルは熱を通さないため、フライパンとしては使えなかった。そこで、保冷効果を生かしてコップと皿に作り替えた。その後、神々への貢物として不三家のケーキや酒を用意し、神々からの要望に応えたが、皆の要求が増え、ムコーダは疲れ果てた。

ムコーダは、バーベキューコンロを鍛冶工房で注文し、出来上がりを受け取りに訪れた。工房のドワーフ親父アレシュは、この街で五本の指に入る鍛冶師であり、ムコーダの注文通りにコンロを完成させた。アレシュは作成したバーベキューコンロを試してもらうために、自らも自家製のソーセージを用意し、一緒にバーベキューを楽しむことにした。ムコーダは、アレシュに焼き肉のタレやビールを提供し、共に肉とソーセージを堪能した。このバーベキューは、フェルやドラちゃん、スイも満足するほどの成功を収め、彼らは黙々と食事を楽しんでいた。

ムコーダたちは、翌日ドランの街を離れてネイホフの街へ向かう予定を冒険者ギルドに報告した。フェルやドラちゃん、スイはもう一度ダンジョンに行きたがったが、ムコーダはそれを断り、他のダンジョンに行く機会があればと説得した。ギルドマスターのエルランドはドラゴンの解体を希望していたが、ムコーダはそれを約束しつつ、リヴァイアサンを見つけたら捕獲するというフェルの提案にも応じた。その後、ムコーダたちは狩りをし、フェルとドラちゃんがディムグレイライノやサーベルタイガーなどを狩ってきた。ムコーダはその肉を利用してソーセージを作り、みんなでバーベキューを楽しんだ。最後に、ムコーダたちは次の目的地であるネイホフの街へ向けて出発する準備を整えた。

閑話   3人の勇者 ~王国からの逃走 ②~

ムコーダと花音は隷属の腕輪を回避しようとしたが、次の機会は避けられないと感じ、逃げ出す機会を待っていた。オーガ討伐の帰り道、突然現れたグレートウルフが襲い掛かり、戦闘が始まった。その混乱の中、ムコーダたちは莉緒の怪我を手当てしつつ、逃走を開始した。森の中を進むうちに、ムコーダは莉緒を背負いながら西へと逃げ、隣国マルベール王国を目指した。夜には大きな木のうろで休息を取り、ムコーダは二人を守ることを誓った。翌朝、目を覚ました莉緒は隷属の腕輪による影響を語り、ムコーダと花音は共にマルベール王国に逃げ延びることを誓い合った。

第五章  ネイホフの街到着

ムコーダはフェルたちと共にドランの街を出発し、次の目的地であるネイホフの街へ向かった。道中、フェルたちと一緒に昼食を取り、順調に旅を進めた。ネイホフの街に到着すると、冒険者ギルドでギルドマスターのヨーランから高ランクの依頼を受けた。それは、粘土採掘場に現れたキュクロープスの討伐と、西の森で大量発生したイビルプラントの討伐であった。ムコーダはフェルたちと相談し、まずはイビルプラントの討伐を翌日に行うことを決定した。また、フェルたちと共に泊まれる一軒家を借りたいという希望を伝え、ヨーランから商人ギルドの紹介状を受け取った。

ムコーダはネイホフの商人ギルドを訪れ、従魔と共に宿泊可能な一軒家を探すため、副ギルドマスターのドメニコに案内された。3つの物件が提案され、その中で街の中心部に近く、7LDKの邸宅が最適と判断し、契約を結んだ。その後、ムコーダは新居でカレーとドライキーマカレーを調理し、フェルたちと共に食事を楽しんだ。カレーは初めてだったが、フェルたちも気に入り、すべて食べきってしまった。

ムコーダは夕飯の後、フェルと一緒に広い風呂に入ることにした。フェルをカレーの匂いが染み付いたとして洗い、スイがシャワーで体を濡らして、ムコーダがシャンプーで丁寧に洗った。その後、ドラちゃんとスイも一緒に風呂に入り、みんなで入浴を楽しんだ。ムコーダは、この豪邸に滞在している間、毎日風呂に入り、さまざまな入浴剤でリラックスすることを決意した。

第六章  ネイホフのギルドマスターからの依頼

ムコーダは風呂から上がった後、フェルを探しに行き、主寝室で寝ているフェルを見つけた。フェルはベッドではなく、自分の布団で寝ることを希望したため、ムコーダはフェル専用の布団を敷いてやった。スイとドラちゃんはキングサイズのベッドで寝ることを選び、ムコーダも一緒に寝ることにした。その後、ムコーダは神々へのお供えを行い、各神様のリクエストに応じた品を準備して祭壇に捧げた。お供えを終えた後、ヘファイストス様とヴァハグン様から戦闘訓練についての助言を受けたが、ムコーダはレベル上げの期待に対してやや困惑していた。翌日のイビルプラント討伐を控え、ムコーダは休むことにした。

ムコーダたちはイビルプラント討伐を終え、作り置きの料理で食事を楽しんだ。その後、ムコーダはみんなへのご褒美として、それぞれにデザートを用意した。フェルにはイチゴショートのホールケーキ、ドラちゃんにはプリンの詰め合わせ、スイにはチョコレートケーキが振る舞われ、皆が喜んで食べた。その後、ネイホフの街に戻り、冒険者ギルドで討伐の報酬と魔石の買取金を受け取った。合計で金貨686枚を手にしたが、フェルたちが翌日にキュクロープス討伐に行くと言い出したため、ムコーダもそれに同行することとなった。皆が元気でやる気に満ちていたため、ムコーダは明日も討伐に出発することを決めた。

ムコーダたちは夕飯に手軽に作れる焼き肉丼を楽しんだ。地竜の肉を使い、皆が喜んで食べた。その後、ムコーダ、ドラちゃん、スイは温泉の入浴剤を使った風呂でリラックスした。風呂上がりには、ドラちゃんの提案でフェルとスイにもプリンが振る舞われ、皆が和やかにデザートを楽しんだ。

翌日、キュクロープス討伐のために採掘場へ向かい、ムコーダの従魔たちはキュクロープスを効率的に倒し、無傷で素材を手に入れた。討伐後、彼らは食事として肉巻きおにぎりを堪能し、さらにデザートを楽しんだ。フェルたちの提案でデザートは3個まで許され、皆が大満足した。最後に、彼らは討伐を終えて街へと帰還した。

ムコーダとその仲間たちは風呂から上がり、寝室でくつろいでいた。そこで、フェルがスイが進化したことに気づき、スイが「ヒュージスライム」に進化したことが判明した。スイは新しいスキル「超巨大化」を得ており、ムコーダは後日そのスキルを試すことを決めた。

フェルはスライムの最終進化形が「エンペラースライム」であり、非常に強力な存在であると語った。スイがこの進化形に近づいていることに驚きつつも、強くなることを喜んだ。

さらに、フェルもレベルが上がっており、他の仲間たちの成長も確認された。ムコーダ自身もレベルが上がり、新たなスキル「獲得経験値倍化」を得ていることに気づいた。彼はこのスキルが神々によって付けられたことを推測し、その意図に少し不満を感じつつも、スキル自体が有益であることを認めた。

番外編  ムコーダさんの村おこし

ムコーダはメレラ村を訪れ、村長から特産品であるハチミツの活用方法について助けを求められた。村は他地域のハチミツに押されて売上が低迷し、危機に瀕していた。ムコーダは村長の依頼を受け、ハチミツの新しい使い方を考案し、村人たちに提案した。特にハチミツを使った飲み物や鶏ハムが好評で、村人たちはこれを商人たちにアピールする決意を固めた。その後、ムコーダが去った後も、メレラ村のハチミツは評価を得て、無事に販路が拡大したことが確認された。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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