どんな本?
舞台はファンタジーの草原。
戦争で、孤児から救国の英雄に成ったディアス。
それを面白く思わない王族が横槍を入れて。
王から拝領した広大な草原には領民がおらず、住む家も無く、食料すら無い。
領地を与えると言いながらやってる事は流刑にしたような物。
その誰一人いないはずの草原で、ディアスは少女アルナーに出会う。
彼女は額に角がある鬼人だった。
そこから始まる領地発展の物語。
読んだ本のタイトル
#領民0人スタートの辺境領主様 III 家族の絆
著者:風楼 氏
イラスト:キンタ 氏
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あらすじ・内容
草しかなかった領地に“イルク村”を作り
領民らと共に開拓をはじめた領主ディアス。
開墾は思い通りに進まず、王族の逆恨みにより
戦に巻き込まれたりとピンチを迎えるが
領民の皆の力を借りて苦難を乗り越え
少しずつ、でも着実に領地を発展させ
近隣にその名を響かせはじめるのだった!そんな彼らの村にある日訪れたのは
ディアスの『子供』、『婚約者』を名乗る人物たち!
そして妻アルナーが存在をひた隠してきた
彼女の兄も現れて何故かディアスに敵意剥き出し!!
さらには何匹ものドラゴンが村に
向かってきて緊急事態に…!?イルク村に訪れる新たな問題の数々。
Amazonより引用
まだまだ新米の領主様はこの危機を乗り越えられるのか?
前巻からのあらすじ
国の中枢の国王と第一王子には完全に信用されてるディアス。
理不尽に辺境に飛ばされたと思ったら、国境沿いでの防衛を期待されての領地の下賜らしい。
それを妨害してる第二王子と第三姫?
遂には第三姫から侵攻を受けてしまう。
でも関わろうとしない第一王子。。。
そして明かされる第一王子とディアスとの関係。
調子にノってた王子は敵に包囲されて絶体絶命だったのだが、ディアスが助けに入って包囲を突破して王子を救出。
その後に拳骨をされて、一時期ディアスの補佐官をさせられていた。
ちなみにディアス本人は第一王子とは知らなかったらしいww
感想
孤児時代の仲間達とディアスの叔父と数匹のメアー達が登場して、両親がかなり高位の神官だったと判明。
その両親の子供が人殺しで功績を得て領主になった事に腹を立てるのがなかなかに豪快w
説教するためにわざわざディアスの領地に行って拳骨1発で終わらせる。
その後、新旧のメアー達のマウンティングが始まるのだが、、
歌なのが平和的で良い。
孤児時代の仲間は2人は商人で村に足りない物を把握して、それを調達しにあっという間に村から出発したが、、
最後の1人のエリックことエリーがディアスの妻になるアルナーに突っかかるのだが、、
アルナーとは何故か仲良くなって親友となる。
まぁ、彼女は性別の障害だからな、、
ちょっと気の毒になってくる。
あと、ギャグキャラっぽい鬼人アルナーの兄ゾルグも出て来た。
その後でディアスとゾルグとてトンボ型のドラゴンの群を大量に討伐して漢気を上げて、ダメ人間と判断されていたゾルグは族長候補に格上げ。
ディアスも中央で爵位が格上げされてしまう。
そして話が盛り上がりそうだと思ったら今巻は終わる。
まだ、ディアスは爵位が上がったのを知らない。
辺境だから権力を大きくしないとね。。
でも、人間の領民はほとんどいない村サイズだけど貴族では辺境を守る侯爵家か、、
何ともアベコベ感がある。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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