どんな本?
「第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記」は、甘木智彬 氏による小説で、オーバーラップ文庫から出版されており。
原作は、カクヨムにて連載されている。
この小説は、魔王に敗れた勇者が、魔王の息子として生まれ変わり、魔王国を滅ぼすために暗躍する物語。
また、この小説は漫画化もされており、pixivコミックストアにて配信されている。
読んだ本のタイトル
第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記Ⅳ(4)
著者:甘木智彬 氏
イラスト:輝竜司 氏
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あらすじ・内容
禁忌の狭間――ささやかな平穏。
レイジュ族の里で勇者殺しの咎を背負ったジルバギアスは魔王城へと帰還する。
第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記Ⅳ
そんな彼を待ち受けていたのは――【氷獄男裸祭り】だった!? 10年に1度開催されるという冬の奇祭に、魔王城の空気が熱を帯びる! さらには、人化の魔法を使ったレイラが身に着けられるドラゴンの鞍の魔法具製作をドワーフに依頼したところ、完成したのは露出の多い際どい服――いや、もはや革紐で!?
――つかの間の平穏は、雪解けとともに終わりを告げる。ジルバギアスの魔王子としての初陣は、デフテロス王国の王都・エヴァロティ攻略戦。
守るべきものを蹂躙する戦いが始まろうとしていた。
感想
母の実家から帰って来て。
次の戦の準備をする5歳児。
魔族で早熟とはいえ早過ぎないか??
幼馴染のクレアが昔の記憶をしっかり持っており。
人族に復讐する気満々だというのは驚いた。
かなり辛い思いをしてるようだから正気ではいられないと思ってたのに。
知ったらどうなるんだろう?
あと、ペット扱いのリリアナも、自身が犬だと思い込んでおり過去の辛い拷問の数々を思い出さないようにしていながら、本人は結構思考がハッキリしてるのが不思議すぎる。
それでも、竜の背中に乗っての飛行は取り乱して落ちてしまうのは、、
まだまだ傷は深いんだな。
備忘録
ジルバギアスはレイジュ領から骨馬車で魔王城へ戻り、途中でボードゲームを楽しんだ。城に到着した後、夜エルフの居住区を訪れてシダールと情報交換を行い、死霊王エンマと魔王に挨拶した。魔王との会話で、エンマの強さと危険性について話し合い、エンマの研究所を秘密裏に建設する計画を提案し、魔王はこれに賛同した。
ジルバギアスは魔王国立死霊術研究所の非公式所長に就任し、ドワーフの工房でドラゴン用の魔法の鞍を依頼した。工房の職人クセモーヌは、彼の特殊な鞍の注文を受け、完成品はジルバギアスを驚かせるものとなった。
クセモーヌが作った鞍「キズーナ」はレイラによって試着され、二人の心の声を通じたコミュニケーションを可能にする特別な魔法が施されていた。レイラはドラゴンの姿でジルバギアスを乗せて飛び立ち、彼はドラゴンが空を飛ぶ素晴らしさを体験した。
ジルバギアスはアウロラ砦の管理権限を魔王から委任され、リリアナとレイラを連れて砦へ向かった。彼は新たな死霊術の実験にも取り組んだ。一方、魔王城では「氷獄男裸祭り」が開催され、魔王ゴルドギアスや魔王子たちが参加した。ジルバギアスは祭りで魔王に挑戦し、その後訓練に励んだ。
ジルバギアスはデフテロス王国首都エヴァロティを攻める準備が整い、前線へ出発した。彼は魔族戦士団や夜エルフ猟兵と共に戦うことを決意し、魔王軍の一員として参加した。彼は自分の使命と覚悟を新たにし、彼の隣にいるリリアナとレイラもまた、彼の出発に対する不安と心配を抱えていた。
物語はジルバギアスが魔王城での日常を過ごし、リリアナやレイラとの関係を深める一方で、前線での戦いに備えている。彼は魔王軍の一員として参加し、新たな死霊術の実験や魔族の戦士たちとの関係を深めていく。また、魔王城内でのアンデッドや吸血鬼との緊張関係や、アンデッドとしてのクレアとの複雑な関係も描かれている。ジルバギアスは自身の立場と個人的な感情との間で葛藤しつつ、魔族の未来と人類の救済のために戦う覚悟を固めていく。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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