どんな本?
元テレビ局に勤務されてた方の内部から見たテレビ局没落の検証と考察。
腐ったと云うより貧して目の前の金に執着して仕事の本質を忘れてるだけな気がする。
読んだ本のタイトル
#腐ったテレビに誰がした?~「中の人」による検証と考察~
著者:#鎮目博道 氏
あらすじ・内容
YouTubeに押され「テレビは終わった」と言われたりしているが、本当に凋落の一途をたどるのか!?
腐ったテレビに誰がした?
◎ニュース
信頼をなくしたのは「レギュラーコメンテーター」がいるから。
コメンテーターは毎日変えるべき。
◎海外ロケ
「歓迎の踊り」30万円!
海外ロケには「不思議なお約束」が…
「あの探検隊」から現在まで続く「ビックリルール」の数々。
◎スポンサー
「ポルシェ」や「フェラーリ」が事故を起こすとニュースになっても、国産車の名前だと明かされないのはスポンサーへの忖度。
感想
取材しないで他の会社が取材した情報を自社の報道として報じる。フリーランスが集めた報道は端金か無料で毟り。
さらに誰から提供された情報だとすら書かない。
そんな事されたら次にいい情報を掴んでも提供する訳が無い。
そして、予算も無いから無駄走りを厭い、余計に現場に行かないで新鮮な情報を撮り逃す。
まさに負のスパイラルに陥っている。
ドラマも海外で標準としている時間の長さより短く、中華圏だと歴史物だと1話が60分以上で最低でも50話くらい。
長ければ70話くらいまで行く。
韓国でも16話くらいなのが。
日本では1話50分で12話完結。
下手すると10話で終わってしまう。
同じ話しだとしたら海外では2、3話くらい使って濃厚なストーリーにするドラマを日本では1話に圧縮してしまうから余計につまらなくなってしまう。
人気の出るドラマは、大河ドラマや朝の連続ドラマなどを見るに2000時間前後ないと人気が出ないらしい。
それを500時間くらいじゃ、、、
実際日本のドラマって最後に見たのって踊る大捜査線くらいか?そんな体たらくだから制作側もブラック化して、制作部では60年間給与が上がらない。
でも長時間拘束されて寝不足は当たり前。
居眠り運転で事故を起こして1人前だと言われる始末。
そんなブラックな環境で作られたドラマがつまらないという何重苦とかわからないほどの不遇。
そんなだから、若い子が入ってもすぐに辞めてしまい。
ADなどが人手不足になってしまうらしい。
お陰で残っているのは疲れ果てた中年。
昔は良かったと嘆く老人だけとなってしまったらしい。
最後までお読み頂きありがとうございます。
ノンフィクション
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